Category: DELKUI High School (page 1 of 3)

銚子の良い部分と悪い部分【鈴木彩加】

銚子商工信用組合 総務人事部長
濱野恭一

市立銚子高校
鈴木彩加

私は銚子商工信用組合の濱野さんに「リーダーシップ」をテーマにお話を伺いました。
このイベントに参加する前は、自分がリーダーシップを持って出来る事は何だろうと考えても、うまくいかないことが多いので何も思い浮かびませんでした。しかし、リーダーシップについて濱野さんにお伺いすると、「知識と文化的な視野を持って論理的に他の人に説明することが大切だ」と回答いただきました。今、銚子に通う高校生に頑張ってもらいたい事はあるのかについても、「銚子には高校に通う3年間しか関わらない人も多いと思いますが、ここで思い出を作る、大切な仲間と時間を過ごすということをしてもらいたい。その輪が広がればもっと銚子は良くなっていく。」とおっしゃられていました。

知識と文化的な視野を持つという視点で見ると、私は今の銚子において一番見直すべき部分は、「もっと知ってもらう」ことだと思います。例えば観光の面で銚子市や銚子電鉄が作成している観光マップをインターネットでたくさんの情報を吸収する私たちが知らない場合、もう少し上の親世代であれば、知らない人はもっと増えるのではないかということです。これが知識につながります。知ってもらう、知識にしてもらうためにはどうすればいいのか、自分たちに出来ることを考え実際にやってみる事は自分にも絶対に出来るはずだと思います。有効な手段として、インスタグラムやフェイスブックの使用は、県外の人達にも銚子市を知ってもらう、とても良い手段だと思いました。他県の人たちに知ってもらう事で、より遠くの人達への宣伝効果も期待されます。こうやって、知識を得た人が考えを膨らませていくことで文化的な視野を得られます。

財政の面でも、銚子市のトップの方々が考えた銚子市財政緊急対策を知らない人が銚子市市民にも多いことも見直すべき点です。もう少し知ってもらうべきだと思います。それを今からでも知った人たちこそ、今まで以上に意欲を出して取り組めば「市だけのがんばり」ではなく、「市民みんなのがんばり」になり、私達のようにイベントに参加した高校生のがんばりだけでは補えない部分も補えて、人柄の良さも町の活気も溢れる素晴らしい場所になると思います。

そして、これは若者の「銚子離れ」にも関わってくると思います。市全体が頑張れば地域を元気にするとともに、まちが凄く元気になり若者が都市の方へ進学をしても、また戻ってきたいと思ってくれるはずです。自分自身も今日インタビューをして、あまりにも知識がなさすぎるなと感じました。濱野さんもおっしゃられていましたが、この輪を広げてもっと銚子をよくしていくのも一人一人の意識で大きく変わることです。また、銚子が良くなることも悪くなることもたくさんの知識を持って、文化的な広い視野で想像すればより現実味が湧いてきて、よりいろんなことに視野を広げていろんな考えを持って取り組めると思います。

今回のイベントで私は、リーダーシップについて文化的な視野と知識を持って論理的に話すなど、新しい視点を学べて、銚子の危機により目を向けられるようになってとても良い経験になりました。私自身でも、もっと銚子について考え、どんどんイベントに参加すること、よりみんなにそれが広まるように全体をよく見つめ、銚子を良い方向に変えられるように成長したいです。

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銚子について私が思ったこと【根本到弥】

銚子商工信用組合 総務人事部長
濱野恭一

県立匝瑳高校
根本到弥

私は「リーダーシップ」について、銚子商工信用組合総務人事部長の濱野恭一さんからお話を伺いました。
濱野さんの人柄は明るく、優しい印象でした。そして、昭和57年4月に銚子商工信用組合に入組し、店長や部長を何度も経験してきているため、非常にリーダー性のある方でした。
私は将来目指す進路が保育士であり、子どもをまとめるためにリーダー性が必要であるので、特に濱野さんの意見や考え方を見習おうという気持ちで会話を始めました。

まず、私は「リーダー性を身につけるためにはどうすれば良いのか」という質問をしました。すると、濱野さんは、「今の時代に合った方法で、周りが納得できるように論理的な説明をすることが良い」というように答えてくれました。このことについて、私はその通りであると考えます。一昔前までは、リーダーである人間が暴力を振るったり、言葉の暴力を行ったりすることで従ってきた人々もいるかとは思います。しかし、現代ではそういったことは許されず、そのようなリーダーに従っていこうと思う人は少ないのではないかと考えます。また、子どもの場合に置き換えて考えてみると、例えば、子どもが何かしてはいけない事をしてしまったときに、その子どもを指導する立場の先生が暴力を振るって問題解決を図ろうとします。そうすると、その子どもは一度痛いことをされる恐怖心を味わうことにより、一時的にしてはいけない事を止めるかもしれません。しかし、ただ痛かっただけで、自分の何がいけなかったのか原因が分からないため、また同じことを繰り返してしまうかもしれません。そうなると、問題の根本的な解決に繋がらないのではないかと、濱野さんのお話を聞きながら考えていました。

私は、若者が銚子を離れていくことについて、深刻な問題であると考えています。実際、私自身も来年から銚子を離れる若者の一人ではありますが、なぜ若者が銚子を離れたまま戻ってこなくなってしまうのか、濱野さんに聞いてみました。私は、銚子から若者が離れて戻ってこないことについて、給与が大きな原因を占めているのではないかと考えていました。それは、東京都内と銚子市では、保育士の給与が大幅に異なり、サービスの面を考えても東京の方が好条件だからです。この私の考えについて、濱野さんは、「その考えも一理あるけれど、今の若者たちは銚子に対して深い思い入れの気持ちが欠けてしまっているため、銚子に戻ってこないのではないか」というお話をされました。私自身、そのような発想には至らなかったため、濱野さんと話すことで、ふと気付かされるものがありました。銚子より東京の方が働きやすい条件が揃っていたとしても、銚子に深い思い入れがある人はいつか必ず銚子に戻ってくると思います。もし、銚子に生まれたにも関わらず銚子に深い思い入れを持たない若者がいたとすれば、その若者たちが深い思い入れを持つような取り組みを銚子市がやっていくことが良いのではないかと考えるようになりました。
また、銚子と言えば観光スポットがたくさんあり、観光客もたくさん来る場所であると思いますが、観光客に対しての自分の態度を反省しなければならないと濱野さんのお話を聞いて感じました。銚子電鉄には目を輝かせて電車に乗っている観光客がたくさんいますが、その観光客に対して、自分から話しかけていくことも銚子を活性化するためには必要なことではないかと思います。

正直これから先、銚子の人口はますます減って、財政の状況も悪くなることも考えられるとは思います。それでも私の地元は銚子であり、私は銚子が好きなので、大学生活の中で自分たち若者一人一人がどのように銚子に貢献していくのかを具体的に考えた上で行動していきたいです。
また、東京の方が働く上で好都合であるものの今回のDELKUI High Schoolに参加して改めて銚子について色々考えたことにより、銚子の魅力に気付くことができたので銚子に就職することも考えるようになりました。

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“リーダーシップ”大切な事とは?【田中渚】

銚子信用金庫 理事長
松岡明夫

県立銚子高校
田中渚

私は金融機関である銚子信用金庫の松岡理事長にお話しを伺った。まず、銚子信用金庫とはどのようなところであるか伺うと、「普通の銀行とは違い、株式ではなく会員制度を取っている。また、出資していただく人に格差はなく、お互いに助け合うという「相互扶助の精神」を源流に持つ金融機関である」とおっしゃっていた。加えて、「地域を活気づける活動に取り組んでいる」ともおっしゃっていた。私は、銚子にはなくてはならない金融機関であると再確認でき、銚子をもっともっと活気づけて欲しいと思った。

本題であるリーダーシップということに対しては、「リーダーは方向性を定め、それに向かって経営理念に基づいて、仕事をする」ということをお聞きし、とても大変な仕事かつ、リーダーという立場で社員をまとめていくことは、すごいことであると思った。また、松岡理事長は、「難しい課題を一つにまとめ、良い方向へ向かわせ、会社の皆で目指すところを決める。ばらばらであればまとまらない」ともおっしゃっていた。確かにうまく組織を保っている人は、皆で同じところを目指していると感じた。

松岡理事長は、「仕事には面白がれるかどうかという要素も大事だと思っている。どんなことでもやることは大切だが、目指すところがはっきりしたら、効率の良い動きをすることが大切である」とおっしゃっていた。そのような即決力もリーダーの資質の一つなのだと思った。また、リーダー=力がある、と私は勘違いしていたが、松岡理事長は「自分に力があると思って行動してはいけない」とおっしゃっていた。良い組織のためには、そのような考えを兼ね備えながら行動する必要があるのだと、私は学んだ。

よい仕事関係をずっと保つ秘訣をお聞きすると、「色々な人から知恵を借りながら仕事をし、男女の差別なく仕事を割り振り、仲間と良い関係を保つこと」とおっしゃっていて、それが仕事にも繋がるのだと私は強く思った。また、リーダー、責任のある仕事についてはどのようなことが大切かお聞きすると、「基本は皆の知恵を集めている。頭の良い、悪いの問題ではなく、ハングリー精神を持ち、いつでも皆の意見を聞くこと」とおっしゃっていた。私はいくらリーダーだからといって、有頂天になってはいけないのだと痛感をした。最後にキャパオーバーになってしまったらどうしますかとお聞きすると、「物事を整理し、スケジュールを立てて、いつ何をやるか決める」とおっしゃった。確かにそのように『整理』をしっかりすれば、物事がばらばらにならず、まとまることができると思った。また、それは仕事のことだけでなく、勉強や学校生活、自分の行動についても同じことが言えると思い、これからの生活においても大切にしたい。

リーダーは、自分の仕事を果たすだけではなく、周りの意見を聞き、進めていくことが大切であるということ、助け合いがどれほど大切であるかということ、目指すことを一点に定めることが大事であるということが、今回の話から分かった。私は、まとめることが苦手で、上に立っても皆をまとめることができなかったことがあったので、今回のお話を参考にして、次に重要な役を任せられたときには優れたリーダーシップを発揮したい。

私がもしリーダーになったら、松岡理事長のように、指導力を持ち、皆と相談しながら、権力という概念に縛られず、良い関係を保ちながら信頼できる仲間を持っていきたいと思った。私は銚子をもっと盛り上げるために、銚子信用金庫のような地域活動に加え、さらに他の地域や国に『銚子』を発信していき、全国に銚子の良いところが伝わっていくといいなと思った。

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「リーダーシップ」がとれる人になるには【大網愛未】

銚子信用金庫 理事長
松岡明夫

市立銚子高校
大網愛未

私は銚子信用金庫理事長松岡明夫さんにお話をお伺いました。私は最初信用金庫と銀行は何が違うのだろうと思っていました。お話を伺うと、信用金庫は株式会社ではないため株式に左右されないそうです。

しかし、銚子信金は地域と運命共同体のため、地域が衰退してしまうと銚子信金もだめになってしまうため地域と協力し活性化させることが大切だとおっしゃっていました。だから松岡さんは、今回の銚子円卓会議に参加し、銚子を活性化させるイベントに積極的に参加しているんだとおっしゃっていました。松岡さんは理事長という役職についており、理事長とは経営の意思決定や方向性を示し全体を動かしていく重要な役職です。職員約460人を仕切る大変さや責任を取らなければいけないことも多く、リーダーシップがとれる人でないと絶対に務まらないと思います。松岡さんは経営の方向性を決める時経営理念を象徴する「ウレシイしんきん」という言葉を基に、お客さん、職員、地域がうれしいと思えるように多くの人から知恵を借り決めるそうです。
そんな松岡さんも、最初大きな役職に就いたときは「やだな。」と思ったそうです。しかし、やらなくてはならない。職員、お客さん、地域を守りたい、自分がやっていくしかないと思ったそうです。私は、その責任感のある気持ちこそリーダーシップだと思いました。もちろん責任感のない人についていきたい人はいないと思います。だからこそ、松岡さんのこの思いが伝わり、職員の方も、松岡さんにならついてゆけるという気持ちになるんだなと思います。

松岡さんにリーダーシップがとれる人になるにはどうしたらよいですかと伺うと「衆知を集める」という言葉を教えて頂きました。「一人で何でも決めようとするのではなく、多くの人から多くの知恵を得て、最もいいと思うことを自分で決断する。頭がいいからリーダーシップがとれるということでもないし、悪いから取れないという訳でない。むしろ悪いと思っている方が素直に人の知恵を借りることができる。そしてリーダーというものは自分ではなく人が判断するものだとおっしゃっていました。

私は自分に大きな責任があったり、やらなければならないことがたくさんあるとつい焦ってしまいどうしていいかわからなくなってしまいます。お話を伺ってこれからはもっと周りを頼ってもいいんだなと思い、少し心が軽くなりました。誰かのリーダーとなることは、もちろん大変で苦労も多く、プレッシャーも大きいです。だからこそやりがいも大きいと思います。

最後に今、銚子が一番やらなくてはならないことは何だと思いますか、と質問をしました。すると松岡さんは、みんなが気持ちよく暮らすことのできる町にすることが必要だとおっしゃっていました。ある程度の収入を確保し環境を整備することで、みんなが気持ちよく暮らすことのできる町になると思います。計画も立てられていますが、それを実際に行うことはとても大変です。だからこそ銚子市民一人一人が人任せにせず、自分にできることを考えて実行していくべきだと思います。そして、この町をもっと活性化させていけたらいいなと思いました。今回松岡さんからお話を聞き、素直に周りに頼ることの大切さや、地域と協力することの大切さを学びました。私は最初、私たちにできることって本当にあるのかなと思っていました。しかしお話を聞いてみると、銚子で買い物をするだけで寄付される制度があると知り、私たちが銚子の力になれるんだとうれしく思いました。

今日のような銚子円卓会議に参加することで、銚子についてもっと知ることができ、普段あってお話することができない人ともお話をすることができてこれも地域の活性化につながるのではないかと思いました。これからも色々なイベントに参加し、銚子の活性化のお手伝いができればいいなと思います。

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”幸せ”を感じること。生みだしていく、ということ。【下谷遥香】

一般社団法人銚子市観光協会 会長
赤坂修

市立銚子高校
下谷遥香

今日は、銚子市観光協会の赤坂さんに「幸福」というテーマをもとにインタビューさせていただきました。

そこで私は、幸福について自分自身でも考えてみました。以前私は、「幸せ」について考える授業があり、そこでドキュメンタリーを見ました。その中のワンシーンに「『幸せ』とは人に愛されること、必要とされること、褒められること、役に立つことで、その中の3つは働くことで生まれる幸せだ」ということでした。その授業を終えた後、幸せって何だろうと自分自身に問いかけてみました。私はまだ働いていないので、働くことで生まれる幸せはまだ味わったことがないです。でも私はこの何気ない日常に幸せを感じているんだとこの時気づきました。私にとっての幸せは日常だと。

すると、赤坂さんも「幸せっていうのは毎日ご飯を食べたり、ゆっくり寝れたりすること。これができない人だっているから。」とおっしゃっていました。「幸福」を感じる時は人によって違うし、価値観も人それぞれだけど、共通の「幸せ」もあるんだなとこのとき思いました。だからもっと「日常」を大切にしていきたいです。なぜなら今は当たり前と感じていても、当たり前ではなくなるかもしれないからです。

今日私がここに来たのは、学校で銚子市の財政についてみんなで考えていく講習を取っていたからです。銚子市は毎年7億円の赤字があるときいて、銚子市の財政状況は危機であるということをそこで初めて知りました。そのため今回は赤坂さんが観光協会会長だということで「観光会長として、銚子市の地方創生のために考えていることはあるか。」や「私たち高校生にできること、やってほしいことはあるのか。」と聞いてみたいと思いました。赤坂さんは「高校生には考えてほしい。想像力を磨いてほしい」とおっしゃっていました。将来の銚子市のためにも私たち高校生の力も必要だと思います。だからこそどうしたら銚子がもっと活性化されるのか、魅力を広めていけるかなどをいろいろな視点から、考えていくべきだと思います。それが、「幸福」にもつながっていくと思います。

幸福は日常以外にも「考えることが幸せ」などとおっしゃっていました。私たちの行動が「幸福」にもつながると思うとなんだかうれしいです。高校生になり毎日銚子に通うようになって、銚子にはたくさんの魅力的な場所や美味しい食べ物があると気づきました。それを広めていきたいです。たくさんの外国人にも来てほしいと思います。

今まではこのようなことを考えたことはなかったですが、これを機に銚子市に少しでも貢献したいです。そうすることで3つめの幸せ「人の役に立てること」を生み出すこともできると思います。今、せっかく講習で銚子の財政について調べたり、話し合っていたりしているので、今度は私たちに何ができるのかといったテーマのもとで話し合ってもいいのではないかと思いました。本日は銚子のことについて知ることができ、幸せについて考えたりなどいい機会となりました。ありがとうございました。

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「克己」【塚口玉英】

一般社団法人銚子市観光協会 会長
赤坂修

県立匝瑳高校
塚口玉英

「リーダー性とは生まれながらに持っているものだと思う。」
赤坂さんはそう答えた。

私は今回リーダーシップをテーマとして、銚子市観光協会の会長である赤坂修さんにインタビューをさせていただいた。赤坂さんは、ガラスリサイクル会社に、お勤めになられたり、千葉科学大学の学長プロジェクトリーダーなど様々な職業や分野でリーダーとしてご活躍されている方だ。そのためリーダーシップ性についてたくさん詳しいことが聞けると思っていたので、このような返事が返ってきた時はびっくりしたが、改めて赤坂さんがおっしゃった言葉について自分自身で考えてみようと思い少しの間考えてみた。

赤坂さんとコミュニケーションを取った中で、昔の高校生は、自分たちの学校生活をより良いものにするために、自分たちで校則を考えたりデモ活動を行ったり、現在の香港の学生のような活動をしていたということを学んだ。今の日本の高校生は、先生の言うことを聞き、校則に縛られた生活を正しているだけで満足し、どうすればもっと過ごしやすいものになるか考えずに「これで良い」「これで満足」と自分の中で思っているだけである。
そのため、自分自身が努力しなければいけないという意識が薄れ自然とリーダー性を持つ人たちが少なくなったのではないかと考えた。私は誰かに任せるのではなく一人一人が主役となる事で、もっと満足できる社会がつくれると考えたため、今の状況に満足するのではなくその先の社会についても考えていく必要があると感じた。

また、今回赤坂さんのプロフィールを拝見させていただいた際に座右の銘に「克己」という2文字を目にした。私はこの言葉についてよく知らなかったので、くわしく調べてみた。すると「克己」とは己に勝ち意志の力で自分の衝動や欲望を抑える事であると書いてあった。
この言葉を調べ終えた後、この2文字はまさしく赤坂さんそのものであるかのように感じた。赤坂さんは冒頭にあるように、「リーダー性とは生まれながらに持っているもの」だとおっしゃっていたが、そうではなく自分の私生活や自分の生き方の中から身につけたものではないかと感じた。

私は将来赤坂さんのように銚子の観光に関わる仕事に就きたいと考えている。しかし一人では到底そのような活動はできないと思う。そのため誰かが自分について来てくれるようなリーダーシップを持つ人材になる必要性があると感じた。そのためにも本日学んだ「克己」という言葉から連想できる赤坂さんの生き方を手本にしていきたい。

おそらく私がそのような職に就く頃には、今よりももっと少子高齢化が進み銚子市の次の担い手の数が減ると考える。そのため、銚子市の観光事業にまわせる資金は今よりも少なくなるだろう。しかし、自分の大好きな地元である銚子のために自分に何ができるのかを今後考えていこうと思う。

赤坂さんは現在銚子に人を呼び込もうとすることに力を入れているそうだ。多くの人を呼び込むのは大変な事だと思う。そのため私たちのような高校生も銚子の為に行動を起こす必要があるのではないかと考える。

今朝、BeCOMの西田さんのお話の中で、最後会場の扉を出る時に、新たな思いや考え方を持っているか楽しみというお話があった。私は会場の扉を出る際に将来銚子の為に活躍している自分の姿が見えた。これが現実になるように大学生活4年間で新たな考え方や知識を身に付けたいと思う。

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「趣味は仕事です」【田中優行】

銚子商工会議所副会頭
野口光男

市立銚子高校
田中優行

僕は銚子商工会議所の副会頭である野口光男さんにインタビューしました。野口さんは普段税理士として働く傍ら、商工会議所の副会頭として仕事をこなしています。

そもそも僕は商工会議所の主な仕事や、取り組んでいることにあまりピンとこなかったのですが、主に市の経済や仕事の提言をしたり、行事を主催したりという仕事を無給で行っている、ボランティアのような組織であるそうです。この組織のトップは会頭と呼ばれ、商工会議所の役員の中から推薦された人が会頭、副会頭となるそうです。
現在、商工会議所で主に話し合われているのは洋上風力発電の誘致と、県道、国道と銚子連絡道路の整備についてだそうです。

正直僕は商工会議所の名前は知っていましたが、ここまで市民の生活と密接に関わり合っている組織だとは思っていませんでした。
そんな商工会議所で働く野口さんの趣味は、仕事であるといいます。彼は大学のときにはじめて税理士を目指したそうで、そのきっかけも大学で会計の面白さに触れたことだそうです。税理士の仕事というのは「企業の相談役」であり、企業の創業から解散までをみる、いわば企業の医者のような存在であると野口さんは言います。そんな彼の話からは、自分の仕事に対するプロとしてのプライドと熱意が伝わってきました。それは彼が彼自身の仕事に対する誇りを持っているからであり、それは本当に自分が好きな仕事だから誇りを持って出来るのだなと思いました。自分の将来の進路は未定ですが、自分が本当に誇りを持って出来る仕事を、一つの人生をかけて出来るようにしたいなと彼の話を聞いて思いました。

現在、銚子市は財政難や人口減少などさまざまな問題を抱えており、将来的にはこのままいくと経済破綻してしまう可能性が高く、対策を急いでいます。野口さんが特に問題視しているのが働き手の不足や後継者の不足などです。銚子市では近年、業種に問わず閉店する店舗が多く、その多くは後継者不足であると考えられています。結婚しても子どもを産まないという夫婦も最近は増え、また子どもを産んでも大学へ行ったり、上京して就職するという人が増えたことが大きな原因のひとつであると野口さんは考えます。僕はこの現代においてこの話はとても難しく、一概にどれが正解である、と言えない話であると思います。野口さんは大学へ行くことはとても大切なことだとおっしゃっていましたが、地元に残り親の仕事の後を継ぐということも重要視していました。幸い僕の親は会社員として企業に勤めているので後を継ぐ必要はありませんが、大学へ行くか行かないかという選択肢でまだ迷いのある僕としては、今後の進路をきちんと考えて選択しようと改めて思いました。

今回のインタビューは「リーダーシップ」というテーマに沿って行ったのですが、商工会議所の副会頭という役職にいる野口さんは、良いリーダーになくてはならないものについて、「リーダーが動かなくても組織が動く」という力が大切だとおっしゃいます。これは、リーダーが指示しなくてもその下にいる人たちがちゃんと動いてくれる、という簡単なようで難しいことです。また、企業のリーダーにはその組織を持続させる力も大切だと野口さんは言います。僕はリーダーとして先頭をきって歩いていくタイプではありませんが、このことは肝に命じておきたいと思います。

ここまで野口さんにいろいろな話を伺ってきましたが、彼の話からは常にそのプライドや熱意を感じ取ることができました。僕が幼稚園児の頃からなりたかった職業に「自動車デザイナー」があります。今、他のいろいろな職種を調べながらもその夢を捨てきれずにいます。どの道に進むことになっても、野口さんのおっしゃっていたことを忘れずに、自分に合った仕事を見つけ、「仕事が趣味」になるくらいの天職を見つけたいと思います。

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「次世代に引き継ぐリーダー」【伊勢桃佳】

銚子商工会議所副会頭
野口光男

市立銚子高校
伊勢桃佳

私は今回この『DELKUI HIGH SCHOOL』で、銚子商工会議所副会頭の野口光男さんに『リーダーシップ』をテーマにお話を聞かせて頂きました。

まず、野口光男さんについて簡単に紹介させていただきます。中央大学商学部会計学科を卒業後税理士として働き、4年前に銚子商工会議所副会頭となります。現在は税理士として事務所を経営する傍ら銚子商工会議所の副会頭も務めてらいらっしゃいます。趣味は仕事というとてもお仕事熱心な方です。

ここからインタビューした内容を3つに分けて行こうと思います。

1つ目:税理士の仕事とは?
2つ目:銚子商工会議所の役割とは?
3つ目:リーダーシップとは?

まず1つ目の『税理士の仕事』についてです。
野口さんは、税理士とは''事業者の相談役''とおっしゃっていました。簡単に言うと、売上が伸び悩んでいる企業に対してアドバイスをするコーチ的な役割ということです。野口さんはこの相談に乗ることでこの仕事へのやりがいを感じるとおっしゃっていました。企業や個人事業を相手に税務の申告を行うのが主な仕事で、相続税を扱う時はその人の人生を見て申告書の作成を行うそうです。様々なことを広く浅く法律を知っておく必要があるとのことです。

2つ目は『銚子商工会議所の役割』についてです。商工会議所とは、数々の会議を行い銚子市の行事運営に携わっている地域総合経済団体です。ちなみに今メインで取り組んでいることは『洋上風力発電の誘致』『道路の整備』の2つだそうです。イベントなどを企画し実行するのも商工会議所の役割で、現在行われている銚子駅前のイルミネーションも商工会議所が企画したもののひとつです。

3つ目は、『リーダーシップ』についてです。今回のテーマでもある『リーダーシップ』ですが、そもそもリーダーシップとはなんなのか。野口さんいわく、リーダーが発信する前に部下が働く企業、自分だけでなく次の人にひきつげるリーダーがいる企業が良い企業だと言えるそうです。つまり、持続可能なものを作れるリーダーが良いということです。
現状銚子市は若者が少ないので働き手不足で廃業していまい、個人事業は後継者がいなかったり、継がせる魅力がなかったりと言った理由で廃業してしまうといったように悪い方向に進んでしまっています。これを止めるにためにも、若者は高校卒業後も都会に出るのではなく地元に残り地元の企業に就職した方が地域活性化に繋がるのではないか、と野口さんはおっしゃっていました。私は、高校卒業後は東京で勉強をしてその後地元に戻り地域に役立つ仕事に就きたいと思います。

今回、銚子円卓会議に参加させていただいて、銚子にはたくさんの人が関わっていて愛されているなあと感じました。現状銚子市は、悪いイメージの方が多い気がしますが、いいところも沢山あるということをみなさまに知ってほしいと思いました。これからも、こういった銚子市に関わるイベントがあれば積極的に参加していこうと思います。

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誰かのためのリーダーシップ【仲澤莉那】

千葉科学大学副学長
堀本政夫

市立銚子高校
仲澤莉那

私は、学校の講習の一環として、DELKUI HIGH SCHOOLに参加した。DELKUI HIGH SCHOOLとは、『銚子円卓会議』が展開している地方創生インターン事業の高校生向けのもので、今回は『リーダーシップ』または、『幸福』といった2つのテーマから、どちらかを選び、銚子円卓会議を構成している委員7名の方にインタビューをするという内容だった。私は、『リーダーシップ』というテーマを選び、千葉科学大学の副学長である堀本政夫さんにインタビューさせていただいた。

堀本さんへのインタビューでは本題に入る前に、堀本さんの現在に至るまでの生い立ちなどをお聞きした。驚いたことに、出身地は大阪、大学は北海道、製薬会社に就職後、アメリカの研究所に行き、現在の千葉科学大学危機管理学部動物危機管理学科長、そして副学長をも務めるという、たくさんの経験を積まれていた。

『リーダーシップ』と言っても私自身『リーダーシップ』について詳しく深く知らない状態だった。もしも私がリーダーになっても皆を引っ張っていけるほどのリーダーシップは持っていないと思っていた。また、すぐに持てるほど『リーダーシップ』は簡単なものではないと思っていた。しかし堀本さんのお話を聞いて『リーダーシップ』に対する考えが少し変わった。

まず始めに「リーダーシップを身につけるには?」という質問をした。すると堀本さんは、リーダーシップは『スキル』であると答えられた。慣れていないだけで、誰もが身につけることができるとおっしゃった。率先して何かをするだけでもリーダーシップは養えるらしい。さらに聞いていくと、『リーダーシップ』はリーダーのみに求められるものではなく、一人一人が身につけるべきであってそれが組織として、大きな成果を残すという。つまりリーダーシップとリーダーはイコール関係で結ばれていないのである。

それならば、なぜリーダーが必要なのか、という話になってくる。すると堀本さんは、リーダーは皆を引っ張るというよりは、周りにチャンスを与えたり、一人一人が力を発揮できる環境をつくったり、それを支援することがリーダーの仕事であるとおっしゃった。

もうひとつ、リーダーとして大きな仕事があって、「最終判断を下す」というものだった。最終判断を下すことは、物事を決定することであって、それが正解か不正解かわからないから、リーダーという立場が嫌だという人がいたり、責任が重いと感じる人が多いのではないかと思った。実際にリーダーは孤独という言葉やそのニュアンスの言葉があるように、周りを見つつ自分の仕事を全うしなければならないリーダーは孤独になったり、荷が重いと思った。周りはそのリーダーを支え、信頼し、ついていくことで、お互いにリーダーシップを養い、高めあえると考えた。

最後に、今回のインタビューの中で印象に残り、今後の生活でも意識したいと思ったことがある。それは、「能動的に考えて、行動する」ことである。受動的に、相手に流されて物事を考えたり行動したりするのではなく、能動的に、自分で考えて行動することはどこに行っても大切だと思った。私は、自分の意見があっても空気を壊さないように言わないことが多いが、それでは自分のためにならないと今日学ぶことができた。自分の考えがあったら行動できるように、今日のことを生かしたい。
相手任せにすることは、当たり前だがリーダーシップは養えない。自分で考え、行動することがリーダーシップを養う1番の近道だと今回のインタビューで思った。今後、自分がリーダーという立場に立たないとしても、リーダーシップを持っているだけで考え方が変わったり、物事をいい方向に持って行けると思った。このDELKUI HIGH SCHOOLで本当に自分のためになるお話を聞けて、いい経験になった。

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コペルニクス的転回~物事の見方が180度変わってしまう事:コペルニクス~【宮内凜花】

千葉科学大学副学長
堀本政夫

県立銚子高校
宮内凜花

リーダーシップは、リーダーなどの中心的に動く人物のみ持っていればいいものだと今まで私は思っていた。しかし、今回行ったインタビューにより、その考えは一変した。
今回、千葉科学大学の副学長堀本政夫氏にインタビューをした。堀本氏は大阪出身で北海道大学卒業後に大手外資系会社に勤め、彼が勤めている間に日本・アメリカの事研究所が閉鎖したり、それを立て直したり、はたまた自らアメリカで研究したり、その後千葉科学大学の副学長に就任するなど、思いのほか波瀾万丈な人生であった。私は副学長にインタビューすると決まり、テーマを決めている際、副学長ならではのテーマの質問が全く思い浮かばず困っていた。しかし、経歴や過去の体験談を聞き、私が体験したことのない経験の多さにとても驚いた。

<リーダーシップ≠リーダー>
堀本氏のインタビューの中で一番驚いたことは、リーダーシップとリーダーは異なるということだ。堀本氏が会社に勤めていた頃、会社でリーダーシップに関するセミナーがあり、参加したそうだ。
「リーダーシップはリーダーのみが持つべきものではなく一人一人が持つべきものである。リーダーシップは個々のスキルであり、自らで身につけるものである。リーダーは一人一人のリーダーシップを把握し、それを発揮できるようにチャンスを与え、サポートする役割だ。」と教わったらしい。
最近生徒会長に就任した私はとても感銘を受けた。リーダーといったら組織内をまとめ、その組織を引っ張っていく人だと考えていた。大勢の前に立ち、全員を引っ張っていくなんてことできるかな、みんなをまとめられるかな、と就任してから心配であったが、これはリーダーでもなく、リーダーシップでもないと気づき少し安心した。これからの私に必要なのはここを見つめ、それぞれが持っているリーダーシップや能力を見出し、それらを整備していくことなのだと分かった。

<能動的に動く>
堀本氏のインタビューの中で「能動的」という言葉が何度も出て来た。学校の英語の授業でよく能動態・受動態とやるが、会話の中で「能動的に動く...」と言われて私はよくわからなかった為質問した。
「人に指示されて動くのではなく、自分で考えてそれを行動に移す。つまり、自発的に動くこと。その中で自分を磨いていく。その積み重ねがリーダーシップに繋がる。」と述べていた。

冒頭で堀本氏の経歴について記したが、彼は人や組織に流されたような波瀾万丈な人生を送ってきている。大学の学部もどれが自分に合っているかと友達に聞いたらしい。(薬学部か獣医学部で迷い、友達は薬学部と言ったそうだが、逆らいたがり屋で獣医学部を選んだ。しかし入社した会社は製薬グループという面白い話を教えてくれた。)
しかし、彼は決して受動的に動いているのではなかった。
組織という常に変動している物の中で、彼が持っている能動的なリーダーシップを使い過ごしてきたのだ。インタビューの前半、堀本氏の生い立ちを聞く中で、予想外の話が多く、失礼ながらも「この人すごい人なのだ」と感じていた。「流されてきたんだよねー」と笑いながら話して「能動的に動くことが大事」と話していた。インタビューをしている時の私はこの二つの発言を矛盾のように感じていたが執筆している今はそれが彼のリーダーシップであるのかと分かり、尊敬している。

そして堀本氏はよく適材適所とも言っていた。彼自身、臨機応変な対応ができ、他の人のことを適材適所に整備できるのだと感じた。堀本氏の言葉を借りると、私はまだ受動的な人間だと思う。これからは自分を磨きながら私なりのリーダーシップを身に付けていきたい。

<リーダーは孤独>
「リーダーは最終決定をし、責任を取る人。しかし、それが正解かは結果が出てからしか分からず自問自答をする。だからよく孤独って言われている。」と堀本氏は述べた。
私は生徒会長という孤独なリーダーである。私は優柔不断で何かと周りの人に最終決断を委ねてきた。そしてそれが何となくリーダーシップ、優しさなのではないかと思っていた。しかし、堀本氏の話を受け、単なる甘えだと分かった。生徒会長になった今、リーダーシップも必要で最終決定を判断することも必要だと分かった。

<<リーダーシップとは>>
得意なことは才能や努力でできている。このインタビューを通してリーダーシップもそのようなものだと感じた。学級委員を務めている友達のことをリーダーシップがあっていいなと思っていた。自分は生まれながらリーダーシップがないと感じていた。しかし、努力すればいいのだ。能動的に動き、人を見極めれば自然とリーダーシップを発揮した行動が取れる。今回のインタビューでそのようなことが分かった。そして私にはそれを実践できる場があるので実行していこうと思う。常に変化している社会に流されながら、自分を流さないように。

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