今日はしっとり雨模様、カタツムリのお散歩日和かもしれません。

昨日は、この指とまれ!プロジェクトの「海と月のグリーンマーケット」が開催されました。
朝のうちの雨ではじまりが遅れたものの、ご近所の方も驚かれる人出で、すっかり人気のマーケットになっていることをうれしく思います。
このマーケットには、市内、近隣からの数多くの出店者を迎え、お客様も同様に、市内、近隣からお出でになるそうです。

回を重ねるごとに、出店者の皆さんの工夫や遊び心が磨かれているようですし、お客様もいつものお買い物とは明らかに違い、「このマーケットを楽しみに出かけてきたよ!」という雰囲気があふれています。

「海と月のグリーンマーケット」の魅力は、「年2回の特別なコンセプトマーケット」であること。
雨の日も晴れの日も自然の恵みにありがとう、というキャッチフレーズ通り、コンセプトがたっているので天候が大きな障害になっていないことも強みです。
銚子らしさと、銚子に新しさ。そのどちらも感じられる素敵なイベントです。

写真や当日の様子はfacebookで公開されると思います!銚子円卓会議でもすぐにシェアしますね。
皆さんも、どちらのページにもぜひ、いいね!をお願いします。

さて、23日金曜日は、銚子市が主催し開催されました総合計画策定のための市民ワークショップでした。
銚子円卓会議では、参加へのお声がけ、構成主体からのファシリテーター参加などでご協力させていただいています。

第1回の市民ワークショップでは、市長さんからのごあいさつの後、千葉大学大学院社会科学研究院教授、銚子市総合計画審議会会長の関谷昇氏から「総合計画と市民参加」をテーマに、総合計画策定に市民が参加することの意味、意義を学び、その後、日ごろ感じてはいてもなかなか議論することのない「人口減少対策」についてテーブルごとに意見を出し合っていきました。

「行政が行うべきこと」「市民・地域ができること」「協働でできること」
3つに区分けしながら意見を出していくと、市民にできることの量がどんどんと増えていきます。
子育て環境づくりの一例も、はじめは「行政がすること?」と思っていても、「もっとスピードをあげるんだったらこういうやり方もある」というアイディアが出てきたり、「呼びかけは行政で、実際に行うのは市民では?」と協働の役割分担にも話が進みます。
市民、行政職員という立場の違いや、年齢の違いが掛け合わされて、場に明るいエネルギーが生みだされます。
まさに市民ワークショップの醍醐味!
銚子としては新しい市民参加の手法を活用して、銚子らしさを見出していく作業は、「らしさ」と「新しさ」のバランスを見極めることになると感じました。

この後、銚子市では関谷先生のご指導をいただきながら、以下のテーマ(案)に分かれて深堀議論を進めていく予定です。
1 ライフステージ分野(当事者の目線に立った議論)
A 「生まれる・育つ」グループ~出産・子育て
B 「学ぶ」グループ~学ぶ場・学び方・街の将来
C 「働く」グループ~働き方・地域での生活
D 「老いる・死ぬ」グループ~老後・介護・最後の迎え方

2 コミュニティの分野(当事者を取り巻く環境と支え合いをめぐる議論)
E 「家庭・近隣」グループ~独り暮らし・近所の支え合い・地縁団体
F 「学区・生活圏域」グループ~地域拠点・地域活動・専門家活動
G 「産業・自然」グループ~経済活動・環境活動
H 「広域連携」グループ~近隣自治体・県・国・世界との関係
この分野に興味がある、深く意見を交わしていきたい。銚子市としての将来像を、いろいろな人を共に探してみたい。・・とピンときた方はもちろん、今回参加されて楽しかったという方は、お知り合いの方を誘って一緒にご参加されるのはいかがでしょうか?
市民参加の輪が広がっていくことで、解決できる課題はきっと増えていくはずです。

市民ワークショップへのお問い合わせは・・・
銚子市企画課企画政策班 tel 0479-24-8904 fax 0479-25-4044 email info@city.choshi.lg.jp
*直接参加が難しいという方は、メールやファックスで随時ご意見を募集中とのことです!

【事務局_B】