<この指とまれ!寄付贈呈・活動報告会>

3 活動報告2「月と海」

◆プロジェクト名:海と月のグリーンマーケット in 銚子
活動の趣旨:
食と環境への関心を深めるとともに、地域活性を目的として、年2回、銚子市馬場町の飯沼観音様境内でマーケットを開催。
食と環境を考えよう!というテーマのもと、海と月のグリーンマーケットに来ていただく人々の健康と銚子の街の活性化に少しでも貢献できればと思っています。

◆活動内容:
イベントテーマも『米食の勧め(玄米or分搗き米)』と「固定種・在来種の種を守ろう」の二つをかかげ、種取りのワークショップや種&お米のクイズ等々企画し、皆様に関心を持っていただけるよう毎回工夫しお伝えしています。
他にイベント内で出店頂いているショップの皆様にも、化学合成の農薬&肥料不使用または自然栽培のお米・お野菜、オーガニック又は無添加食品&食加工品、天然酵母パン、オーガニックコスメ・精油・コットン、天然素材雑貨などの販売して頂ける方を選んでおります。
また、イベント内企画としても食・体・香りなどの健康に関するワークショップ・無料の音楽ライブ・占いコーナー・オーガニックアロマを使ったマッサージのコーナーなど盛り沢山になっております。
キッズコーナーもあり、お子様連れのママさんにも楽しんで頂けると思います。
今年度は、種・米食についてのトークショーも予定してます。

◆活動を通して課題はどのように変化していますか?活動による成果やその効果は?:
活動を通して沢山の方々に来て頂けるようになりましたが、食や環境についてお伝えすると言う事がまだまだ足らないように感じられます。それはマーケットで得た知識を、日常の習慣として落とし込んでいるよ、というところまではいっていないのかな、ということです。
前回同様にテーマについてももっともっと工夫しながら、そこの所をさらに強化して行きたいと思います。

ご来場のお客様が回を重ねるごとに増えて来て、リピートして頂いている方もかなり多くなってきています。そう言った事からも定着してきている実感もあり、ショップの皆様の売り上げも増えているようなので、少しずつ成果が出ているように感じられます。加えて、ご家庭内の食を含めた生活全体にも取り入れて頂けるように繋げていきたいと思います。

◆寄付者へのメッセージ:
このイベントは、千葉から、また銚子からオーガニックをと言う事で、『米食の勧め』や「固定種・在来種の種を守ろう」をテーマに活動しております。
イベント内では、オーガニックや無添加の農産物や食加工品、オーガニックや天然素材の雑貨、食やその他の様々なワークショップ、そしてキッズコーナーもございますので、小さなお子さん連れの方はもちろん幅広い年代の方に楽しんで頂けるイベントです。
そして、少しでも皆様の健康と地域の環境に役立てる事が出来ればと思い企画・運営に励んでいます。
今回の2020年6月開催のグリーンマーケットはコロナウイルス感染拡大のため、中止となりましたが、12月の開催については9月頃にはお知らせ出来るようにしたいと思います。
皆様、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

〇活動発表から 月と海 木ノ内さん
銚子で唯一のオーガニックマーケットです。幅広い世代の皆さんに親しんでいただけるようになってきました。新型コロナの感染拡大を防止する観点からも、個々人の免疫力を高めていこう、と呼び掛けていきたいと思いますし、自粛等大きな環境の変化によってこれまで以上に生活の中に”癒し”が求められていると思われますので、このあたりもマーケットの中に盛り込んでいきたいです。

〇選定委員から

越部委員:毎回テーマを工夫し、真摯に伝えようとするその姿勢が、私たち、また寄付者にも伝わり、活動も活発にまた寄付額も増加しているのだと思いました。自発的に「もっとできることを」と追及する姿勢がすばらしい。その姿勢が、新たな課題に対して柔軟に着目し「免疫力の向上」や「癒し」などの対応テーマを導きだせているのだと思います。とても自然に、自発的に考えて行動することができていて、本当に素晴らしいです。私たちも力をもらいました。コロナに負けるなという気持ちで頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。

 

関谷委員:自然との共生は厳しいこともあるが、大切な視点である。その中でも「食」と「健康」は永遠の大きな課題。なかなか実感をもって課題をとらえていくことが難しいこともあるので、いろいろな角度から考えることができるように、さまざまな立場の方々に、知ってもらう、体験してもらう、話し合うきっかけになるこのようなマーケットはとても有効だと思う。大変なこともあるかと思うが、継続的に取り組んでほしい。