<この指とまれ!寄付贈呈・活動報告会>

【当日のプログラム】

1 はじめに~主催者あいさつ
松岡明夫氏 銚子円卓会議委員 この指とまれ!プロジェクト選定委員
銚子信用金庫理事長

松岡:犬吠WAONのしくみを活用した新しい寄付のしくみを通して、今年も皆さんとお会いできたことは嬉しい。寄付金額としては少額である。しかし銚子円卓会議では、小さな成果、実績を積み上げ続けていくことが大切と考えている。成果は「お金の支援」だけではない。活動間のつながりがうまれたり、そこから新たな取り組みがスタートしたりするなど、協調関係を実感している。今後もさらに工夫を重ね、より良い形に磨き上げていきたいと考えている。

2 この指とまれ!プロジェクト選定委員紹介
銚子信用金庫 理事長 松岡 明夫氏
千葉大学大学院社会科学研究院 教授 関谷昇氏
銚子市役所総務課 課長 宮澤英雄氏
銚子市スポーツ少年団 本部長 越部卓氏
*銚子商工信用組合総務人事部長 濱野恭一氏は、都合により欠席

3 活動報告1「ナルク銚子拠点くろしお」

◆プロジェクト名:花を植えよう
活動の趣旨:
季節の花で街に潤いを!
観光客が大勢立ち寄るであろう地球展望館下のふれあい広場周辺が6年くらい前はかなり荒れておりました。
観光地としてはちょっと殺風景な感じがしましたのでこちらの周辺から行動を開始しました。

◆活動内容:
ふれあい広場周辺・駐車場の雑草取り、草刈り、清掃から始め、銚子市商工観光課の協力もいただき平成28年から花の苗(パンジー・ビオラ)を500~1000本ずつ植えました。
私たちは、月1回9:00-11:00の2時間を約20名の会員で実施しています。地元ボランティアの皆さんも熱心に協力していただけるようになりました。今は持ち場を分担して活動しています。

◆活動を通して課題はどのように変化していますか?活動による成果やその効果は?:
私たちは高齢者の団体ですが(平均75歳)この活動を通して参加する会員が徐々に増えて会話も弾むようになってきました。また作業中に観光客から挨拶の声をかけられるようになり、それが励みにもなっております。

◆寄付者へのメッセージ:
頂きました寄付金は、花の苗、草刈り機の燃料や替え刃等の消耗品の購入に利用させていただいております。
ご寄付いただいたおかげで、パンジーの花が5月の連休くらいまで観光客を楽しませることができます。
いつも私たちの活動にご理解を頂きありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

〇活動発表から ナルク銚子 青木さん
私たち活動者自身も楽しみ、日々に潤いを感じられるようになっています。
観光で銚子を訪れる方々にもなごんでいただけたらとてもうれしい。

〇選定委員から

関谷委員:
観光という視点からみても、地元の方々がまちづくりに参加されている、活動をしていることがまちの魅力を高めていると思う。現場を拝見したことがあるが、多くの人に癒しをもたらしていると実感する。
皆さんの真摯な活動を見せ続けることで、さらなる活動の広がりや後継者へとつながっていくと思われる。
引き続きがんばっていただきたい。

宮澤委員:
銚子市としても、皆さんの活動は大変ありがたいことと感じている。また市内の他地域の市民活動にもつながっていることを心強く思う。市としてもできる限りのことを共に取り組みたいと考える。健康に留意され、引き続きよろしくお願いしたい。