3月28日(水)18:30~20:30 銚子市勤労コミュニティセンター2階ホール
銚子円卓会議主催「まちづくりワークショップ」を開催いたしました。

今回はこれまで以上に「学ぶこと」を意識したプログラムになりました。

地域通貨の寄付で応援できる市民活動「この指とまれ!」プロジェクトの各活動報告では、若者向けイベントの開催、子供たちの経験値を増やそうとする取り組み、伝統芸能の継承、高齢者の生きがいづくりとまちづくりの参加を叶える活動など、いずれも素晴らしいものばかりです。
多分野で活動する皆さんが、共通する想いや課題に気づく機会になりましたが、さらに地域にもっと市民主体の活動が広がり、それらを応援する人が増えていくように、地域通貨を効果的に活用できる工夫や、これまでのやり方にとらわれない新しい取り組みについても、活動している皆さんと一緒に考え、進めていこうと思いました。

 

さて今回参加者一同で学んだテーマは、「共有(シェア)」!

マカイラ株式会社 代表取締役 藤井宏一郎様を講師にお迎えし、シェアリングエコノミーの現状や事例をうかがったのち、千葉大学 関谷昇教授とのトークセッションにより、まちづくりへの考えを深めていくことができました。

◆当日の内容◆

1 動画(3mins)
https://www.youtube.com/watch?v=9Jb0yXBGLPQ

2 この指とまれ!プロジェクト活動報告(30mins)
参加団体 6/10
・SMILE LINK
・ナルク銚子拠点くろしお
・銚子海洋研究所
・銚子郷土史談会
・銚子大漁節保存会 ひびき会
・銚子商工会議所青年部
*銚子円卓会議ホームページからすべての活動をご覧いただけます。
全体講評:関谷 昇先生

3 講話「シェアリングエコノミーってなに?」(40mins)
講師 藤井 宏一郎氏(マカイラ株式会社 代表取締役)

講師プロフィール:
●藤井宏一郎氏(マカイラ株式会社 代表取締役)
テクノロジー産業や非営利セクターを中心とした公共戦略コミュニケーションの専門家として、地域内コミュニケーションから国際関係まで広くカバーする。科学技術庁・文化庁・文部科学省にて国際政策を中心に従事した後、PR会社フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社にて企業や非営利団体のための政策提言・広報活動を行った。その後、Google 株式会社執行役員兼公共政策部長として同社の日本国内におけるインターネットをめぐる公共政策の提言・支援活動や東日本大震災の復興支援活動などを率いた。
東京大学法学部卒、ノースウェスタン大学ケロッグ経営学院卒 MBA(マーケティング及び公共非営利組織運営専攻)。PHP総研コンサルティングフェロー。国際協力団体・一般社団法人ボランティアプラットフォーム顧問。
日本PR協会認定 PRプランナー。

4 トークセッション(30mins)
藤井 宏一郎氏 × 関谷 昇先生
*グループ討議・質疑応答など

◆アンケート報告◆

満足度(5段階評価) 4.15
「シェアリングエコノミー」を知ることができた、興味がでた、内容が参考になったなど多数。
“これからの希望に”“大変関心あり”という感想の一方、“銚子くらいの規模なら個人のSNS発信で募集できプラットフォームいらないのでは(1名)”、“人と人のつながりのむずかしさをかんじた“(1名)という意見が比較的若い方からありました。

その他のご意見
「シェアリングエコノミー」について:
・いろいろな問題も考えられるが、これからの時代には必要になりそう
・今回初めてだったので、何が何だかわからなかったが、話を聞いているうちに少しわかってきました。
・自分の知識の無さを知りました。
・そういうことが仕事になるなんてすばらしい!と思います。
・可能性を感じる話だった。遊休物件は市であるのでは?シェア事業は市が積極的に取り組んでほしい。市有地の有効活用。

「この指とまれ!」の活動支援のあり方について:
・プラットフォーム化
・皆さんが行っている活動がすばらしいので、どうやって周知を図っていくかが課題であると思いました。

【事務局_B】