2月4日付、柏警察署から着任された生活安全課 吉原課長は、20年前に、地域課員として中央交番で勤務されていたそうです!
20年前と変わらない銚子の自然の美しさや魅力的な食を堪能しつつ、日々安全で安心なまちを守っていこうとされています。

安全なまち、安心を感じるまち。
そのためには、まずまちの状況をよく知ることから、ということで、犯罪件数からご紹介します。

平成30年中の銚子市内の刑法犯の認知件数は348件。平成29年の458件からマイナス110件と大幅に減少しています!

平成元年以降で銚子市内の犯罪件数がもっとも多かったのは、平成14年の1,517件とのことで、そこからは驚くほどに減っていることがわかります。
ただ、件数もさることながら「体感治安」と呼ばれる、いわゆる安心して暮らしている!という実感がとても重要になりますので、千葉県警ではさまざまな取り組みをされています。
その取り組みの数々を銚子警察署目線で、毎月このラジオを通してお伝えしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、実際に銚子で発生している犯罪種別ワースト5は。。。
1  万引き    55件 大型ショッピングセンター他、スーパーでも多く発生
2 自転車盗   46件 大半が無施錠
3 部品ねらい      13件 車のナンバープレートなど
4 車上ねらい 10件
5 置き引き   9件
ただし、建物の屋内で発生した空き巣、忍び込みなど侵入盗をすべてを合計すると32件。
特徴をまとめると、①自転車無施錠の盗難被害 ②車両のガラスを割られた車上ねらい ③住宅・店舗への侵入窃盗被害は無施錠箇所からの侵入が多い、というところだそうです。

「自分は大丈夫」という楽観的な考えは、時に大切なものですが、こと犯罪防止の観点からするとちょっと問題です。
自転車、車から離れるときは、必ず鍵をかける。車内の見えるところにバッグや財布を置かない。置いたまま車を離れない。。。などなど基本的には「大丈夫」とは思わずに!防犯意識を高めていくことが大切です。

「電話de詐欺」については、テレビのニュースなどでもたびたび取り上げられていますが、その犯罪はますます巧妙になってきています。銚子の「電話de詐欺」の発生状況は、平成29年21件→平成30年3件と減少していましたが、平成31年に入りすでに3件の発生があります。
特に現在注意したいのは、「キャッシュカードをだまし取る手口」です。

千葉県警では、「電話de詐欺には、電話de対策」をスローガンに対策を講じています。

1  常に留守番電話に!→犯人と直接話さない
2 ナンバーディスプレーの活用→非通知など、知らない番号には出ない
3 迷惑電話対策サービス
4     警告・通話録音機能の活用

詳しくはぜひ放送をお聞きください!
「☆を逃がすな!」番組はこちら! https://youtu.be/lwQ5Jkb0sCs