2021春、DELKUI4期のふりかえりとして、地方創生インターンシップDELKUI事業アンケート集計結果をご紹介いたします。

今回、ご回答いただいたのは、成果報告会にご参加いただいた立場の異なる市内外の多様な協力者の皆様です。

地元自治体、千葉県、内閣府の方、他地域でインターン生のコーディネートされている方、これまで銚子を含む全国各地にインターンを送り出している大学生の先生、地元の過去の受入企業さんや銚子円卓会議関係者など計23名からご回答をいただきました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございます。

ここから見えてくるものは何かを検証し、はじまったばかりの2021年度、銚子円卓会議の取り組みに積極的に生かしていきたいと思います。

<設問内容と回答>
1 インターン生が事業成果を生み出す力
(1 想像していたより低い ⇒ 5 想像していたより高い)

2 銚子円卓会議のサポート体制
(1 想像していたより弱い ⇒ 5 想像していたより強い)

3 自分自身の若い世代の考え方や行動への理解
(1 期待値が下がった ⇒ 5 期待値が上がった)

4 自分自身の新たな着想や行動
(1 変化がない ⇒ 5 刺激、気づきになった)

5 実践型インターンシップ事業の意義について
(1 地方創生に効果がない ⇒ 5 地方創生に効果的である)

6 本事業の成果として、あなたがもっとも期待できると思うものを1つ選択してください。

▶学生、企業、そして地域が共に成長を目指すDELKUIの醍醐味は、誰かの事業として評価するのではなく、関わる誰もが当事者(オーナーシップ)を発揮する場所であろうとすること。
アンケートに寄せられた数多くのご意見、ご感想に深く感謝申し上げ、下記、すべて共有させていただきます。
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・どの学生も活動の課題点に対する改善策を持っていて、さらに良くしていこうという姿勢がすごいと思いました。活動報告も分かりやすく、今回のインターンについて何も知らなかった自分でも理解を深められました。
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・コロナ禍の中で、本当に大変でしたが、参加させていただき良かったと思っています。円卓会議様はじめインターン生や関わって下さった方々に感謝しております。ありがとうございました。若い世代の方々が銚子とつながり興味を持ちご縁が深まることはとても嬉しいです。銚子の人々が増えることを心から願っています。
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・地域外との交流で得ることがたくさんあると思いました。時代の変化がいちじるしい中、若い方の力が不可欠です。足りないところを補いあいながら前進していけとらいいですね。
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・大学生が自ら計画した取り組み、目標に対し真摯な姿勢で取り組んでおり大変関心しました。インターンに協力された企業様の今後の展開が楽しみになりました。
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・地元活性化への大きな?になることが期待出来ました。今後も頑張ってください。
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・地域に何を与えられるのか、それがどう花開くのか、可能性を信じて続けるむづかしさはありますが、自分が正しいと思うことを実行し続けたいと思います。インターン生一同お疲れ様でした。今後の活躍を楽しみにしております。
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・期間が全体的に短い中として総評として非常に頑張って頂いたと感じております。今後も人と人をつなげる想いで、色々なことへの探求心、チャレンジ精神を持って楽しんでいってほしいです。今後の「双」も引き続きよろしくお願いいたします。
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・短い期間で事業実施から振り返りまで行われていて驚いた。市内の企業さんに協力いただきながら今後も続けられると良い。
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・今までもそうだと思うのですが、連携や協働のステージから、事業化を経て、資金循環を生み出すまでの流れがとてもよく回っていると思いました。
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・1ヶ月のインターン(短期型)は、事業成果は出しづらいです。お金の問題が出てましたが、課金はなかなか大変だと思います。関係人口という文脈で、市だけでなく、千葉県などの予算は使えないでしょうか?または国の動き的にあるワーケーション(地方創生テレワーク)、協力隊インターンなど、類似する事業も検討してみても良いかもしれません。
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・報告会前半は聴講できませんでしたが、前日のオンラインイベントやワークショップでご一緒させていただいて、生き生きと活躍されている様子に感銘を受けました。若者が頑張っている姿を見ることは、大人にとっては初心に返ることにもつながり、プロ意識を刺激すると思います。そうした地域のかっこいい大人たちを育てるという意味でも、本取組はたいへん効果が高いと考えます。
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・大変申し訳ないのですが途中入退室のため、一部学生さんの発表を聞くことができませんでした・・・。もし後日アーカイブ配信があれば是非視聴したいです。学生さんたちの取り組み概要については以前より伺っていましたが、それぞれが受入事業者さんとの信頼関係が築くことができているからこそ今回の成果報告会にもつなげられたのだと思います。それは受け入れ事業者さんたちのコメント・表情からも十分伝わってきました。みなさんのスライドに表示される文字や写真、絵を見ているととても有意義で楽しい時間を過ごせたのだと思いますが、私たちには見えないところで沢山悩み、何度も迷われたこともあったかと思います。それでもみなさんのお話しする声色から自信も感じ取ることができましたし、何より限られた期間の中、銚子のことを一生懸命に考えてくれたんだなととても暖かい気持ちになりました。また私よりも年下の学生さんたちがこれだけ銚子のために考え、行動を起こしてくれたことに刺激を受けました。銚子市民はもちろん市外の方も、世代関係なく互いに切磋琢磨できるようなこういった機会がもっと増えるといいなと思います。ありがとうございました。
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・貴重な報告会に参加させていただきましてありがとうございました。銚子円卓会議のみなさん、本当にお疲れ様でございます。様々な制限の中、インターン生が工夫をこらして課題に取り組んだ様子を拝見し、受け入れ企業のやさしさにふれ、人と人が出会うことのあたたかさを感じることができました。さて、内閣府は、地方創生インターンシップを「地方にある優良な企業を知り、その魅力に気づく機会を充実させ、学生の就職先として地方企業が有力な選択肢となる」手段として位置付けているとおもいます。これらの実践には、企業の魅力のみならず、銚子で暮らすことの魅力についても理解を深めることができる「プログラム」が必要となります。インターン生に対しては、単なる「企業インターンシップ」ではなく、「地方創生インターンシップ」に参画する意義や目的を内省してもらう「時間」や「環境」も、銚子だから提供できるものがあるのではなかろうかと考えます。また、地域に対しては、たとえ小さくても、一部であったとしても、受け入れ企業の課題解決が、地域の活性化や連携につながる、という体験を、受け入れ企業だけでなく、地域の人々が実感できるような仕掛けがあれば、この事業が銚子全体で「じぶんごと」として捉えやすくなるように感じました。インターンシップを、ただの人材育成や人手不足の足しとして位置付けることなく、地域活性や人材還流、関係人口の創出といった「地方創生」の結果に結びつけられるような、銚子らしい仕掛けづくりを、銚子円卓会議から発出されていくことを期待しております。
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・事業者の視点で述べると、事業者としてインターンを受け入れて、それをどう受け取るかが重要かと思います。ただ受け入れて期間が終わってしまう事業者と、受け入れてそれを刺激にして挑戦や、新しいことへの視野・視点をひろげようと思うことが、関係人口や、挑戦が生まれる風土作り、意識改革ができると思います。
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・円卓会議の今後の発展、展開が一段と楽しみになりました!
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・参加した学生の意識の高さ、取り組んだ成果の質の高さが想像以上で驚いた。円卓会議のフォローがあってこその結果だと思うが、実践型インターンシップ事業の大きな可能性を感じた。
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