12月2日永田町GRIDで行われたインターンシップフェアに出展しました。

DELKUI2期生のマッチング、コーディネートを担当するのは、銚子円卓会議内に設置している「地方創生インターンシップ・企業研修ワーキンググループ」です。


到着後、まずはコーディネーター研修から。
マッチングフェア申込者(230名)の属性や、傾向、コーディネートの留意点などの説明を受け、全体で大切なことを共有します。
続けてブースの準備。千葉県からの出展は銚子市1カ所のみ。ブース向かって左手お隣は長野県塩尻市・右手は秋田県羽後町。
 

午後1時。会場は大学生でいっぱいに。
夏のフェアよりも、おそらく昨年度の同時期のフェアよりも確実に人数が増えています。
プログラムは、トークセッションからスタート!
ゲストスピーカーの三重県尾鷲市 (株)熊野古道おわせ 伊東将志さんと「ベンチャー留学」を通して熊本県五木村でのプロジェクトに参加した学生さんのお話は「実践型インターンシップ」の意義深さを丁寧に伝えるもので、挑戦の舞台の前で逡巡する大学生の背中をそっと押す大きな優しさと夢にあふれていました。

伊東さんは、各地域でのコーディネーターの存在と役割についても語られました。
普段は見えないけれど、皆さんと企業さん、皆さんと地域をつなぐ人たち、という表現に、私たち大人も大いに励まされ勇気づけられました。

トークショーの後は、全国各地域それぞれ2分間ずつ全学生に向けてのプレゼンタイムです。
銚子円卓会議からのプレゼンターは、ワーキンググループリーダーの根本吉規さん(根本商店/銚子商工会議所青年部)。
昨年度のインタ―ン受入先企業でもあった根本さんから、銚子では、学生さんにとっての成長はもちろんのこと、企業も、地域も共に成長を目指す「出る杭が伸びる風土づくり」として実践型インターンシップに取り組んでいることをお話しました。


全体プレゼンの後は、各地域のブースでの説明タイムです。(計6回)
銚子の4つのプロジェクトに興味をもってくれた学生さん一人ひとりと話しながら、個々のプロジェクトや生活面でのサポートについて説明を加えたり、質問を受けたり聞き取りをしながら学生側も地域側もお互いに理解を深め合います。


今年度の受入先社長の気持ちになって、自分のこととしてプロジェクトについて説明をする根本さん。


DELKUI1期生の中島里彩さんが応援にかけつけてくれ、「私が通った職場はこんなに素晴らしいところにあった!」とインターン先だった「銚子海洋研究所」さんのオフィス前で撮った美しい海の写真を見せてくれたり、銚子での経験や感想を話してくれました。
りさ、本当にありがとう!

プロジェクトはどれも実際に企業さんが課題と感じていることを大学生インターン用のプログラムにしたものです。
しかし、学生たちがどう感じるのか?本当にエントリーしてくれるか?は不安でもあります。
ただ今回、ひとまず4つのプロジェクトそれぞれに興味をもってくれた学生が複数いたことでホッとしましたし、素直にとても嬉しかったです。

「パン屋さんが好き!バイトもしている!」という学生さんがいたり、合宿教習で免許取得した学生さんが、経験を生かして地域と教習生を結ぶプロジェクトにアイディアを出そうとしてくれたり、「竹、どうしましょう。。。」「興味あります!」と悩んでくれていたり。
学んでいることと結び付けながら、なんとか自分自身の成長につなげていこうとする姿勢は、どの学生も同じように強く頼もしいと感じます。参加しているどの学生たちもそれぞれに可能性に満ちあふれていて「たとえ銚子のプロジェクトとご縁がなかったとしても、ぜひどこかのプロジェクトにエントリーしてチャレンジしてほしい!」ことを伝えずにはいられませんでした。


受入れ先企業として参加していたボーモ阿尾さんには、フェア翌日となる今日、すでにプロジェクトに興味をもつ学生さんからお礼のメールが届いたそうですが、マッチングはまだまだこれからです。

現在【ベンチャー留学】主催者のNPO法人ETIC.さんでは、すべての学生さんとの個別でのエントリー説明会を実施しています。
銚子でのプロジェクトはすべて【ベンチャー留学】を通してお申込みいただくことになりますが、ご相談に関しましは、事務局でも承りますので、お気軽にお問合せください。

改めて銚子でチャレンジできる4つのプロジェクト(4企業)をご紹介します。定員は、各社1名ずつ。
■2019春DELKUI2期生受入先企業■
▶サントノーレ
プロジェクト名:『進化するベーカリに必要なものは何だ!? 地域に残したい店舗の希望を紡ぐ「右腕マニュアル」作成プロジェクト』

▶銚子大洋自動車教習所
プロジェクト名:『海と太陽と、お魚のまちの「ドライビングスクール」で、教習生と地域をつなぐコーディネータ募集! 関東最東端から、安全運転を叫ぶ!』

▶浜鈴総芸
プロジェクト名:『日本一の門松(かどまつ)供給地の課題に、とことん向き合う究極のコミュニケーター募集!テーマは「半端ない量の残った「竹」をどうする!?」』

▶ボーモ阿尾
プロジェクト名:『「いわし」で出来た銚子の【魚(うお)めん】の魅力を伝えるプロモーター募集!”魚めんCOOKING PARTY”で、ちびっこファンの拡大プロジェクト』

【事務局_B】