銚子信用金庫 理事長
松岡明夫

県立銚子高校
田中渚

私は金融機関である銚子信用金庫の松岡理事長にお話しを伺った。まず、銚子信用金庫とはどのようなところであるか伺うと、「普通の銀行とは違い、株式ではなく会員制度を取っている。また、出資していただく人に格差はなく、お互いに助け合うという「相互扶助の精神」を源流に持つ金融機関である」とおっしゃっていた。加えて、「地域を活気づける活動に取り組んでいる」ともおっしゃっていた。私は、銚子にはなくてはならない金融機関であると再確認でき、銚子をもっともっと活気づけて欲しいと思った。

本題であるリーダーシップということに対しては、「リーダーは方向性を定め、それに向かって経営理念に基づいて、仕事をする」ということをお聞きし、とても大変な仕事かつ、リーダーという立場で社員をまとめていくことは、すごいことであると思った。また、松岡理事長は、「難しい課題を一つにまとめ、良い方向へ向かわせ、会社の皆で目指すところを決める。ばらばらであればまとまらない」ともおっしゃっていた。確かにうまく組織を保っている人は、皆で同じところを目指していると感じた。

松岡理事長は、「仕事には面白がれるかどうかという要素も大事だと思っている。どんなことでもやることは大切だが、目指すところがはっきりしたら、効率の良い動きをすることが大切である」とおっしゃっていた。そのような即決力もリーダーの資質の一つなのだと思った。また、リーダー=力がある、と私は勘違いしていたが、松岡理事長は「自分に力があると思って行動してはいけない」とおっしゃっていた。良い組織のためには、そのような考えを兼ね備えながら行動する必要があるのだと、私は学んだ。

よい仕事関係をずっと保つ秘訣をお聞きすると、「色々な人から知恵を借りながら仕事をし、男女の差別なく仕事を割り振り、仲間と良い関係を保つこと」とおっしゃっていて、それが仕事にも繋がるのだと私は強く思った。また、リーダー、責任のある仕事についてはどのようなことが大切かお聞きすると、「基本は皆の知恵を集めている。頭の良い、悪いの問題ではなく、ハングリー精神を持ち、いつでも皆の意見を聞くこと」とおっしゃっていた。私はいくらリーダーだからといって、有頂天になってはいけないのだと痛感をした。最後にキャパオーバーになってしまったらどうしますかとお聞きすると、「物事を整理し、スケジュールを立てて、いつ何をやるか決める」とおっしゃった。確かにそのように『整理』をしっかりすれば、物事がばらばらにならず、まとまることができると思った。また、それは仕事のことだけでなく、勉強や学校生活、自分の行動についても同じことが言えると思い、これからの生活においても大切にしたい。

リーダーは、自分の仕事を果たすだけではなく、周りの意見を聞き、進めていくことが大切であるということ、助け合いがどれほど大切であるかということ、目指すことを一点に定めることが大事であるということが、今回の話から分かった。私は、まとめることが苦手で、上に立っても皆をまとめることができなかったことがあったので、今回のお話を参考にして、次に重要な役を任せられたときには優れたリーダーシップを発揮したい。

私がもしリーダーになったら、松岡理事長のように、指導力を持ち、皆と相談しながら、権力という概念に縛られず、良い関係を保ちながら信頼できる仲間を持っていきたいと思った。私は銚子をもっと盛り上げるために、銚子信用金庫のような地域活動に加え、さらに他の地域や国に『銚子』を発信していき、全国に銚子の良いところが伝わっていくといいなと思った。

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