千葉科学大学副学長
堀本政夫

市立銚子高校
仲澤莉那

私は、学校の講習の一環として、DELKUI HIGH SCHOOLに参加した。DELKUI HIGH SCHOOLとは、『銚子円卓会議』が展開している地方創生インターン事業の高校生向けのもので、今回は『リーダーシップ』または、『幸福』といった2つのテーマから、どちらかを選び、銚子円卓会議を構成している委員7名の方にインタビューをするという内容だった。私は、『リーダーシップ』というテーマを選び、千葉科学大学の副学長である堀本政夫さんにインタビューさせていただいた。

堀本さんへのインタビューでは本題に入る前に、堀本さんの現在に至るまでの生い立ちなどをお聞きした。驚いたことに、出身地は大阪、大学は北海道、製薬会社に就職後、アメリカの研究所に行き、現在の千葉科学大学危機管理学部動物危機管理学科長、そして副学長をも務めるという、たくさんの経験を積まれていた。

『リーダーシップ』と言っても私自身『リーダーシップ』について詳しく深く知らない状態だった。もしも私がリーダーになっても皆を引っ張っていけるほどのリーダーシップは持っていないと思っていた。また、すぐに持てるほど『リーダーシップ』は簡単なものではないと思っていた。しかし堀本さんのお話を聞いて『リーダーシップ』に対する考えが少し変わった。

まず始めに「リーダーシップを身につけるには?」という質問をした。すると堀本さんは、リーダーシップは『スキル』であると答えられた。慣れていないだけで、誰もが身につけることができるとおっしゃった。率先して何かをするだけでもリーダーシップは養えるらしい。さらに聞いていくと、『リーダーシップ』はリーダーのみに求められるものではなく、一人一人が身につけるべきであってそれが組織として、大きな成果を残すという。つまりリーダーシップとリーダーはイコール関係で結ばれていないのである。

それならば、なぜリーダーが必要なのか、という話になってくる。すると堀本さんは、リーダーは皆を引っ張るというよりは、周りにチャンスを与えたり、一人一人が力を発揮できる環境をつくったり、それを支援することがリーダーの仕事であるとおっしゃった。

もうひとつ、リーダーとして大きな仕事があって、「最終判断を下す」というものだった。最終判断を下すことは、物事を決定することであって、それが正解か不正解かわからないから、リーダーという立場が嫌だという人がいたり、責任が重いと感じる人が多いのではないかと思った。実際にリーダーは孤独という言葉やそのニュアンスの言葉があるように、周りを見つつ自分の仕事を全うしなければならないリーダーは孤独になったり、荷が重いと思った。周りはそのリーダーを支え、信頼し、ついていくことで、お互いにリーダーシップを養い、高めあえると考えた。

最後に、今回のインタビューの中で印象に残り、今後の生活でも意識したいと思ったことがある。それは、「能動的に考えて、行動する」ことである。受動的に、相手に流されて物事を考えたり行動したりするのではなく、能動的に、自分で考えて行動することはどこに行っても大切だと思った。私は、自分の意見があっても空気を壊さないように言わないことが多いが、それでは自分のためにならないと今日学ぶことができた。自分の考えがあったら行動できるように、今日のことを生かしたい。
相手任せにすることは、当たり前だがリーダーシップは養えない。自分で考え、行動することがリーダーシップを養う1番の近道だと今回のインタビューで思った。今後、自分がリーダーという立場に立たないとしても、リーダーシップを持っているだけで考え方が変わったり、物事をいい方向に持って行けると思った。このDELKUI HIGH SCHOOLで本当に自分のためになるお話を聞けて、いい経験になった。

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