今月の銚子警察署インターネットラジオ「☆を逃がすな!」は、宮内交通課長にお話しをいただきました!
パーソナリティは澤田裕江さん(銚子大洋自動車教習所 社長)

さて「銚子市内の上半期の事故発生状況」は?

今年1月から5月末までの交通人身事故については65件の発生で前年に比べ9件、率にして約16%も増加しているそうです。

死亡事故は3件発生、3名の方の尊い命が犠牲になっており、非常に厳しい状況であると言えます。

事故の特徴として
1 死亡事故のすべてが車と歩行者の関係する事故である
2 交差点、交差点付近での事故が増加傾向にある
3 高齢者の関係する事故が多発している
という3点があげられるそうです。

漫然とした運転、無理な横断。。
どちらも避けられるはずです。

また、駅前や国道などの主要道路の交差点や交差点付近は、特に車や自転車、歩行者の交通量が多く、意識的に気を引き締めていくことが必要ですね!
警察でも協力団体と連携して、該当監視やパトロール、指導取締の強化をはかってくれているそうです。

そして気になる高齢者が関係する事故が多発。。。。
運転に関しての課題は、宮内交通課長も、澤田社長も、十二分に課題として実感され、さらにその解決に向けて具体的なご努力もされていらっしゃいます。

今回の放送では、リスナーの皆さんへのメッセージとお願いを2つお話くださいました。

ひとつは、行動について。
「横断歩道のない道路を横断することは、絶対にやめてください!!!」

そう、ちょっとだからね、というその気持ちがダメ、絶対。
車やほかの歩行者に、早く自分の所在を認識してもらうことが重要でもありますね。
目立つ服装、反射材を利用したものを身につけるなどの工夫も大事とのことです。

そしてもうひとつは、こんなうれしい提案。
「交通安全講話します!!!ぜひ銚子警察署交通課へご連絡ください!!!」

わかりやすく面白く交通安全を伝えてくれるので、ぜひ参加、または企画してみてください!

さて関連してもうひとつ、素敵なプロジェクトのご案内です。
それは「ひまわり絆プロジェクト」

平成23年に交通事故により命を奪われた4歳の男の子の事件がきっかけとなり、そのご両親や事件を担当していた警察官の「交通事故をなくしたい!」という思いから生まれたプロジェクトだそうです。

「 ひまわりの絆プロジェクト|千葉県警察」
詳細こちら→https://www.police.pref.chiba.jp/keimuka/orders_forVictim_sunflower.html

銚子警察署では、銚子大洋自動車教習所さんの協力で花壇を作り
6月に種まきをして、ちょうど芽が出てきたところだそうです。

夏には教習所の国道沿いにひまわりの花が咲くんですね!
教習生もプロジェクトの意味を知ることで、車を運転をする心構えも少し変わってくるのではないでしょうか。

銚子警察署には、昨年とれたひまわりの種があるそうです。
ご連絡をいただければお分けしていただくことができるそうです。

活動が広がり、交通事故の根絶につながっていくといいですね!

最後は「夏の交通安全運動」のご紹介です。
7月10日~7月19日までの10日間で、スローガンは「歩行者を 守る気づかい 思いやり」です!

梅雨があけると本格的な夏の行楽シーズンです。
ある意味、とても銚子らしい季節、ともいえます。
ご家族やお友達と、交通安全について話てみるのも良いですね。

番組が小さなきっかけになれば嬉しいです。