R2 この指とまれ!プロジェクト報告5  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こどもたちの楽しめるお祭りやっぺよ!
銚子正調大漁節保存ひびき連合会 会長 金島智明さん
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銚子市内の小学校では、ふるさとを知り、ふるさとについて学ぶ「ふるさと学習」が推進されています。
その一環で、ひびき会さんが、子どもたちに大漁節の踊り方を指導する機会があるとのことで、このプロジェクトもふるさとで育つこどもたちへの思いが込められたものになっています。

ふるさと学習も、夏の恒例「大盆踊り大会」も昨年、今年と中止が続いています。
仕方がないとは思うけれど、この機会だからこそできることを、と発想を変えて取り組もうとされています。

「動画が案外ないんですよ。どなたかに撮っていただいてあるものがYouTubeにあがっていることはあるんですけど、公式サイトから発信できるといいなと思って、撮影しよう!とカメラとか機材をしっかり購入したら会長になっちゃって。」と笑う金島さん。

前会長の金島秀樹さんからバトンを受け取り、総勢180人超の組織をひっぱる新しいリーダーになりました。

物心ついた時から太鼓をたたいていた、という金島会長。
ひびき会に入る子どもたちは、勇壮な太鼓にあこがれてお囃子をはじめて、踊りの魅力に気が付く子がいたり、踊りが好きで、踊りをはじめたら、やっぱり笛もやってみたい、太鼓もやってみようとなる子などさまざまだそうです。
そうして自然に伝統芸能が継承されて

皆様からのご寄付は、夏の大きなイベントを文字通り支える「舞台」の費用になっています!

Q 活動を通して、目指していることはなんですか。

銚子人にとってのソウルサウンドであるお囃子、そして舞踊、大漁節。銚子が誇る銚子のお祭りを、この先もずっとこどもたちに伝え続けたいと思っています。お祭りの舞台は、毎年手作りで修繕しています。その補修の費用に少しでも力を貸してほしい、応援してほしいです。
私達は思いを込めて力いっぱい太鼓をたたきながら子どもたちの笑顔をつくっています。

Q 2020年度はどんな活動をされましたか?

昨年度は練習を自粛していました。
市内の祭りはことごとく中止になりましたが、ひびき連合会として所属している団体の活動にも工夫がもとめられるものになりました。
CIOFF(民族文化芸能の継承と振興活動を通じて国際交流の促進と、世界の友好、平和への貢献を目的として1970年にフランスで創設された国際NGO組織)では、例年行っている大会が開催できなかったため、ZOOMを活用したオンラインでの配信プログラムを用意しました。
英語が堪能な高校生メンバーを中心に、大漁節のワークショップを開催し、その模様はNHKにも放送していただきました。

Q 今後の活動予定など教えてください。

今年度も、祭りを開催する状況にはなかなかなっていかないようで、8月の恒例の盆踊りはイオンモール銚子から連絡があり、会場は使用できないことが決まりました。
そこで今年度は、外に発信するための動画作成などを中心に新型コロナ収束後には、子供たちが思い切り祭りを楽しんでいけるための準備期間と位置づけていこうと思います。
動画はPR用だけでなく、教則本のようなスタイルのものも作成していく予定です。そのことにより、伝統を継承することにつながっていくように心掛けたいと思います。

Q 寄付者の皆様へ!

皆様からのご寄付に心から御礼を申し上げます。
祭りの舞台は普通に発注するとそれだけで100万単位の金額がかかる大きく立派なものですが、会員の手弁当ですべて準備されるため、これまでの皆さんのあたたかなご寄付により無事に舞台修繕を済ませることができました。
昨年度から提灯などの周辺の用具購入に使用させていただいています。
私たちにできることは、感動できるまつりをつくっていくことだと思います。
動画できっかけをつくり、実際に生でぜひみたいと思っていただけるよう
どうぞ変わらない応援をいただけますようお願いいたします。

 

☆彡「この指とまれ!」プロジェクトへのご寄付は、銚子正調大漁節保存ひびき連合会を応援することにつながっています!