こんにちは!円卓インターンの吉川芽奈です。

内閣府地方創生推進室主催の地方創生インターンシップ推進研修会が10月末から11月にかけて全国6箇所で行われます。

本研修会では、学生・地域・企業に“学び・気づき”をもたらす「実りある地方創生インターンシップ」を実現するために地方公共団体が果たすべき役割、取り組むべきポイント等について、専門家による基調講演、事例発表、グループワークを通じて学びます。

なんと11月13日(水)に東京会場で行なわれる研修会では銚子市が事例に取り上げられることになりました。当日は、銚子市役所総務課総務室協働推進班主査八角貴志氏が講師として登壇し、銚子市でこれまで行なわれた地方創生インターンシップの経験をお話しします。

内閣府が推進する地方創生インターンシップ事業に首都三県は含まれていません。しかし、銚子市は人口減少のスピードが速く急速な過疎化が進んでいるなど、同じ千葉県内で比べても東京に近い西側の地域と実態は大きく異なります。

 

銚子円卓会議は一昨年度、地方創生インターンシップ「DELKUI」の活動をスタートさせました。

この事業は、「ここには、出る杭を伸ばす風土がある。」をスローガンに、地元事業者が課題解決のパートナーとして学生インターンを迎い入れ、共に成長を目指そうとするものです。

いきなり地域で暮らす「定住人口」を増やすことは難しいです。そのため、若者をインターンとして受け入れ、地域と関わる「関係人口」を増やすことをまず目的としています。

1期生として4人、2期生は5人を受け入れ、今年度も引き続き受け入れる予定です。

 

銚子円卓会議のコーディネートチームには大きな特徴が二つあります。

まず一つ目は、多様な事業主体が関わり合っていること。

それぞれの事業主体が様々な角度から学生や事業者へ関わりあう事でそれぞれへのケアを良く行き届かせることができます。

インターン生も行政だったり、NPO法人だったり様々な観点から地域を見つめることが出来ます。

 

また、もう一つの特長としては地域との関わりを重要視していること。

DELKUIでは一ヶ月のインターン期間中にENTAKU1DAY研修を実施しています。

普段は各々の企業で事業に取り組んでいるインターン生が一緒に1日で地域について学んでいます。

内容としては銚子漁港を見学したり、地元の中学生と交流したり、市長と意見交換したりなど。

詳しい内容は下記のリンクからご覧ください。

2019年度ENTAKU1DAY研修 前編/後編

 

銚子円卓会議がこのインターンシップ事業に地域活性化としての可能性を感じているのには理由があります。

それは、インターン生の再訪率がとっても高いこと。

私も夏休み中に銚子に帰ってきたDELKUIインターン生に実際お会いしました。

当時関わり合うことができなくても、時間がたってまた銚子で新しい縁を結ぶことが出来るのはとても素敵なことだと思います。

目標である「関係人口の増加」へと着実に進んでいるのを実感しています。

そして、私がDELKUIのOB,OGとお話しして感じたのはみんな銚子に愛着を持っているということ。

これは一ヶ月間大勢の地域の方々と関わり、時には銚子の良さに触れ、時には銚子の課題に触れてきた結果ではないでしょうか。

 

銚子市と同じ様に首都三県に属しながらも人口減少や高齢化という課題を抱える地方は数多くあります。

そのような地域の方々にとって銚子市の事例を知って頂きたい、ロールモデルの一つになればと思っています。

是非興味のある方は参加をよろしくお願いします。

 

【東京会場】地方創生インターンシップ推進研修会

~学生・地域・企業にとって実りあるインターンシップの実現に向けて~

■開催日時:2019年11月13日(水)13:30~16:30

■参加費:無料

■対象:地方公共団体職員、その他本テーマにご関心のある方

■詳細・お申込み

https://www.mizuho-ir.co.jp/seminar/info/2019/local-intern/index.html#link01

 

【円卓インターン吉川】