今年もあっという間に残すところ2ヶ月を切りました。
年内にやっておきたいことや、やり残したことなど、改めて振り返ってみましょう!

11月の銚子警察署☆を逃がすな!
本日の担当は生活安全課長の飯箸課長、パーソナリティはBeCOMの西田です。

はじめに、銚子市の犯罪発生状況についてお話がありました。
今年から10月末までの刑法犯の認知件数は、388件、昨年よりは減少しているとのことです。
ただ、油断は禁物です。
昨年も多く発生している自転車の盗難、車上狙いなどは特に注意しましょう。
・自転車には必ず鍵をかけること。
・2つ以上の「ツーロック」がおすすめ。
・車の中の荷物は外から見えないようにする。
・貴重品はおかない。
これらのことを日頃から心がけておくだけで、被害者にならずにすみます。

また、銚子市では「電話de詐欺」が昨年より大幅に増えています。
毎朝、銚子商業高校の女子生徒の声による注意喚起の放送が流れていますが、これはあまりにも被害に遭われる方が増えてきてしまったため、7月末から防災行政無線で流しているそうです。
高齢者の方が多く被害に遭われているということで、お孫さん世代からの呼びかけをイメージして、女子高校生に協力してもらっています。
不審な電話があった際にはこの防災無線を思い出し、ご家族、ご近所、ご友人などで声を掛け合って被害にあわないようにしましょう。

続いて、インターネットの安全利用についてお話がありました。
最近は学生もスマートフォンを持っていることが当たり前になっているので、青少年が巻きこまれるネットトラブルが増えています。
例えば、「LINE」や「Twitter」などのSNSで、マナーを守らないと大きなトラブルに発展してしまいます。
「LINE」での「既読スルー」や「強制退会」、「Twitter」での「炎上」などがそれにあたります。
LINEでは最低限のマナーとして、

・「既読スルー」や「未読」は当たり前
・グループ内の相手に無理な要求はしない
・面と向かって言えないことはLINEでもかかない

そして悪用されないために、

・電話帳を送信しない
・友達自動追加はオフにする
・ID検索の無効化
・タイムラインの公開範囲を制限する

ということが大切になります。

「Twitter」では、「非公開モード」にしない限り、全世界にツイートが公開されています。
しかし普及のポイントでもあった「誰でも自由に書き込みができる」ということが「炎上」を発生させてしまいます。
これが誹謗中傷に発展すると、ネット上の誰かが相手の過去のツイートやプロフィールなどから個人を特定し、個人情報を晒す事態にもなるそうです。
また、気軽に自分や友人の写真を掲載していると、写真が他人に勝手に使われて「なりすまし」の被害にも繋がります。
ネット上には、このようなことができる人がたくさんいるので、特にSNSは正しい知識を持って利用しないと大変なことになります。

最近、ニュースではSNSを使った殺人事件や犯罪が増えてきているので、やはり便利なものほど意識して注意をすることを忘れてはいけません。
当たり前になっているネットの利用を、このラジオをきっかけにぜひ、少し見直してみてください!

最後に、銚子市で最近発生している事案について注意がありました。
今年の6月頃から、お風呂場を覗かれるという被害に遭っている女性が複数いるそうです。
スマートフォンなどのカメラでお風呂場の窓から撮影するという悪質なものだということなので、衣服を脱ぐ前に必ず窓を閉めて施錠することを心がけてください。
今回のお話にあったインターネットにも関連しますが、そういった写真をネット上に流されてしまうと、全て回収するのは不可能だと言われているそうです。
くれぐれも被害に遭わないよう、気をつけましょう!

↓本日の放送はこちらからお聞きいただけます。