こんにちは!
おとなインターンの邊見早織です!
夏休みに入り、昼間子供たちの遊ぶ声が聞こえてくるようになりました。
これから楽しみな予定や家族で過ごす時間が増えることと思いますが、羽目を外しすぎてケガをするようなことにならないよう、気をつけて楽しみましょう!

銚子警察署ラジオ「☆を逃がすな!」7月第2回、
ご担当は飯箸生活安全課長、パーソナリティは澤田裕江さん(銚子大洋教習所 代表取締役社長)です。
飯箸課長は3月から2回目のご出演になります!

今回のテーマは「平成29年上半期の犯罪発生状況について」でした。
千葉県内の今年の1月から6月までの犯罪の認知件数は26,318件で、昨年6月末の件数より1,942件減少しています。
しかし、全ての犯罪が減っているわけではなく、増えている犯罪もあるそうです。
減っている犯罪は、強制わいせつ、自動車盗、オートバイ盗、車上狙いなど。
増えている犯罪は、出店荒し、忍び込みなどの屋内への侵入窃盗、電話de詐欺です。
この電話de詐欺は、昨年と比べると2割以上増えています。
キャッシュカードを騙し取られるといった被害も含め、千葉県内だけでも被害額は13億円を超えているそうです。

また、銚子市内でも上半期の犯罪の認知件数は223件と、昨年より66件減少していますが、やはり油断はできません。
犯罪抑止活動によって侵入窃盗や強制わいせつなどの犯罪は大きく減少していますが、車上狙いや電話de詐欺は顕著に増加しているとのこと。
車上狙いの発生状況の分析において、潮見町の銚子マリーナ周辺が最も多く、次いで中央町や新生町の利根川沿い周辺で多く発生しています。
車で釣りに来て、駐車した車から離れていた人、車を駐車して仕事をしていた人などが被害に遭っています。
少しの間車を離れる時でも、荷物の置き場所を考えて被害に遭わないようにしましょう。

車上狙いだけでなく、電話de詐欺においても、「自分は大丈夫」と油断していると危険だといいます。
銚子市内では、6月末現在で昨年の倍以上の電話de詐欺の被害届を受理しているそうです。
その中にはとても高額の被害もあったそうです。
手口は非常に巧妙で、被害者の中には「こんな詐欺があるのを知らなかった」、「まさか自分が騙されるとは思わなかった」という方々もいます。
犯人は皆さんが想像していないような油断している状態の隙を狙って人の良心を利用し、騙されやすい状況をつくります。
このような詐欺に騙されないようにするためにも、普段から家族間で「こんな電話があったらどうするか?」ということを話しておくことが大切です。
電話de詐欺は本当に身近な犯罪なので、日々危機感を持って話題にしておく必要があります。
最近は、毎朝7時30分に、銚子商業高校の生徒さんの声で詐欺に関する防災無線も流れています。
やはり、私たちの生活の中で身近なものになってしまっているのだと認識しなければなりません。
自分たちが住んでいる街をより良くするためには、「知ること」や、「知って考えること」、そして「市民1人1人の心掛け」が改めて非常に大切だと感じますね。

↓本日の放送はこちらからお聞きいただけます。

【おとなインターン 邊見早織】