銚子円卓会議インターン生の網中です。暑さが続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は先日お知らせした”OSUSOWAKEおすそわけ”について詳しくご紹介いたします。少し長いのですが最後までお読みいただけると幸いです。
”OSUSOWAKE おすそわけ”は銚子円卓会議と千葉科学大学木村ゼミが提案する、地域でローリングストックをしながらいざとなったら災害支援ができるという新しいしくみです。
千葉科学大生の「もっと多くの方に日常生活で備える意識と実践が広がってほしい。」という思いから、災害が起こってからではなく日常から防災意識を高め、地域ぐるみでおこなえる取り組みを考えました。
人と人、地域と地域、そして世界へ“OSUSOWAKE おすそわけ”の文化が広がっていくことを目指しています。
あなたのやさしい気持ち、誰かに”OSUSOWAKE おすそわけ”してみませんか。
そもそも”OSUSOWAKEおすそわけ”ってなに?
”OSUSOWAKEおすそわけ”は地域ぐるみでローリングストックをしながらいざとなったら災害支援もできる新しいしくみです。
皆さん、ローリングストックはご存じですか?
ローリングストックとは災害時のために食糧を備蓄しておく方法の一つです。災害時のための備蓄と聞いて非常用バッグなどに入っているアルファ米や乾パンなど消費期限が数年ある食糧を備蓄することを想像される方が多いと思います。
しかし、ローリングストックは少し違います。非常食に比べ日常に馴染みがあり手軽に調理できるレトルト食品やインスタント麺、味を変えるための調味料、チョコレートなどのお菓子をいつもより多めに購入して備蓄します。その食糧を日常生活で定期的に消費します。そして、消費した分を買い足します。“備える→消費する→買い足す“をループしておこない、自宅を常に食糧がある状態にしておくことがローリングストックの特徴です。
このような通常はご自宅で行うローリングストック法を、「地域で、みんなで、やってしまおう!」という取り組みがこの“OSUSOWAKE おすそわけ”です。
皆さまからの1口2,000円の参加費で地元企業に銚子の特産品をストックという形でお預かりします。銚子の特産品は現在お米や干物などを想定しています。今後回数を重ねていくうちに特産品の種類も増やしていく予定です。
そして、ストックから半年間、災害が発生しなければストックしておいた銚子の特産品を企業から皆さんのお手元に送付されます。OSUSOWAKEに参加したことをかみしめながら、おいしく食べてください♪
もしも期間中に災害が発生し事前に協定を結んだ自治体やNPO法人などからの支援要請を受けた場合は、皆さまからお預かりしストックしておいた銚子の特産品を協定先へ贈らせていただきます。そして協力してくださった皆さまにはその際の支援内容を記した”OSUSOWAKE おすそわけ”の報告書をお届けいたします。
ローリングストックをもとにしていますので特産品が皆様のお手元に届くか、協定先に送られたらまたストックします。皆さまには継続して”OSUSOWAKE おすそわけ”にご参加いただきたく思います。
みんなでそなえ、災害が起きた場合にはエールを送り、起きなかった場合には銚子のおいしい産品がご自身で食べられる、そしてまた備える。この繰り返しで災害に強い地域をつくっていくことを目指しています。
皆さまのご参加お待ちしております。
”OSUSOWAKE おすそわけ”するとどんないいことがある?
”OSUSOWAKE おすそわけ”をするメリットはたくさんあります。
①参加者特典を活用して、防災意識の向上が図れる
”OSUSOWAKEおすそわけ”にご参加いただいた皆さまには千葉科学大学危機管理学部が監修した災害時行動マニュアルを進呈します。そして銚子円卓会議の企画するまちづくりワークショップにご招待します。ワークショップには防災士の資格をもつ学生も参加するため、より専門的に防災を学ぶことができます。このマニュアルとワークショップを活用して防災意識の向上を図ることができます。今はどこでどんな災害がおきてもおかしくありません。小中学校での避難訓練では地震を想定した訓練が多かったと思います。しかし実際は大雨による浸水や土砂崩れ、火災、津波など災害にも様々な種類があります。災害時行動マニュアルやまちづくりワークショップで改めて災害を知り備えることが自分と大切な人を守ることに繋がります。
②(期間中に協定先から支援要請がなかった場合)銚子の特産品を受けとれる
ローリングストックのしくみを用いているため、定期的に特産品を消費する必要があります。この”OSUSOWAKEおすそわけ”では半年に一度GET&STOCK月を設け、協力してくださった皆さまに特産品をお送りし、再度参加してくださる方を募ります。自然豊かな銚子には美味しい特産品がたくさん。冒頭にも話したように災害用の非常食ではなく日常の食事に取り入れやすい食糧を予定しております。銚子のおいしい産品を食べるチャンスです!今回の11月までの実証実験では一口で「お米2㎏」または「干物2,3枚」をSTOCKしますので、11月までに協定先から要請がなかった場合皆さんにはこれらが届くことになります。
”OSUSOWAKEおすそわけ”してみたい!!どうやって参加すればいい?
ここまで”OSUSOWAKEおすそわけ”のしくみ、メリットについてご説明してきましたがいかがでしょうか。
「OSUSOWAKEしてみたい!」、「興味をもった」という方がいらしたらとてもうれしいです。
今回は実証実験として通常の半分の期間、9月から3か月で1クール行います。興味を持ってくださった方は下記の詳細をお読みいただき、ご協力お願いいたします。お申込み方法は3つご用意いたしましたので、いずれかひとつお選びいただきご参加ください。
また今回は実証実験となります。実証実験期間を経てさらによりよいものにしていきたいと考えております。なにかお気づきの点がございましたらご意見をお聞かせください。皆さまからのご意見ご質問ご感想をお待ちしております。
今回の実証実験は下記のとおりです。
【”OSUSOWAKEおすそわけ” 実証実験】
<期間>
9月~11月の3か月 (11月13、14日の千葉科学大学青澄祭で報告予定)
<協定先>
銚子とご縁のある地域とお話を進めています。随時おしらせいたします。
<OSUSOWAKE産品>
一口2,000円 干物2,3枚 (磯初様)
一口2,000円 お米2kg (根本商店様)
(※種類、数量いずれもお選びいただけます。)
<お支払方法>
▶お振込み
①お申込用紙に記入して事務局に郵送、またはメールに同様の内容を記入しお送りください。
②銚子信用金庫、銚子商工信用組合いずれかよりお選びいただき指定の口座にお振込みください。
【お申込用紙ダウンロード】
OSUSOWAKEお申込み用紙 *宛先は申込用紙下部に記載しております。
【メールでのお申込み】
info@choshientaku.com *お申込み用紙と同様の内容をご記入の上ご送信ください。随時返信をお送りいたします。右のQRコードからもメールの送信ができます。
▶現金
OSUSOWAKE事務局に直接お持ちください。
銚子円卓会議協働事務局 NPO法人BeCOM
(すきくるステーション 中央町12-13) tel : 0479-25-8870
*ボランティア事務局です。不在にすることもありますので、事前にお電話いただけますと幸いです。
▶オンライン決済
こちらのURLからご案内をご確認の上、お申し込みください。
<目標寄付数>
300口
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