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ちば環境経営セミナーのお知らせ(主催 千葉県環境政策課)

ニフティキッズ「子どものホンネ 調査レポート」によりますと、「SDGs」という言葉を知っている小中学生は98%で、ほとんどの子どもたちがSDGsを知っていることがわかりました。
SDGsの目標の中で関心のある項目については、第1位の「ジェンダー平等を実現しよう」が全体の4割を占めていて、次いで「人や国の不平等をなくそう」、「平和と公正をすべての人に」という結果が示されています。

また今回の調査では「SDGsに関連して自分たちが取り組んでいること」についてさまざまな取り組みが寄せられ、リサイクルやエコバッグの利用など日常生活の中でできることから取り組んでいる様子がうかがえたとのことです。

特定非営利活動促進法の制定のきかっけとなった 阪神・淡路大震災発生から29年後の今日1月17日。

できることを考えアクションを起こすことの大切さを思います。
それは決して、大きな活動ではなくても、身近な人と心を通わせ、話しをするということからでも、時間の経過とともに、やさしく健やかな社会へとつながっていることを信じたいと考えます。

アンケート実施期間:2022/05/24~2022/06/19
回答者数:1002人小学生、中学

さて!千葉県環境政策課が主催する「ちば環境経営セミナー」についてご紹介です。

今回は、主に企業の皆様を対象とした「SDGsの取組を進めるためのアドバイスと具体的な省エネの進め方」をテーマとしたオンラインセミナーとなっています。

SDGsを「自分ごと=自社ごと」にするためのヒントや具体的な省エネの進め方についてご紹介します。

SDGsの取組を進めたいとお考えの方や省エネにご関心のある方は、この機会にぜひご参加ください。

開催日時 令和6年1月30日(火) 14:00~15:30
開催方法 オンライン(Zoomウェビナー)
定員 100名 ※定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。

参加には事前のお申込みが必要です。
お申込み方法等については、別添チラシをご確認ください。

ご不明な点等がありましたら、下記お問い合わせ先までご連絡いただきますようお願いいたします。

<お問い合わせ先>
千葉県環境生活部環境政策課
電話:043-223-4705

寄付の種類を知って、より良く思いを伝えよう

新しいカレンダーに変わりました。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日は、水谷衣里さん(株式会社 風とつばさ 代表取締役)のSNS投稿(1/4投稿)をご紹介させていただきます。
とてもわかりやすく、まとめてくださっています。

【寄付の種類を知って、より良く思いを伝えよう】

<この投稿の言いたいこと>
①あなたが手元で「すぐに寄付できた」からと言って、「すぐに被災者に届く」わけではない
②誰を支えたいのか、どう支えたいのか考えよう
(判断軸は2つ)
—-
能登半島の地震に際し、「今すぐできること」として「寄付」の重要性が言われていますね。
こうした傾向は、東日本大震災、熊本の震災、西日本豪雨など、この10年強、多くの自然災害を経験してきた私たちの国で、少しずつ「寄付という名の応援」が根付いてきた結果だと感じます。
同時に
・「寄付の性格の違い」や「種類」にバラエティが出てきたこと
・呼びかけや拡散のスピードが速まったこと
も、大きな変化だと思います。
頻発する大規模災害の結果、定型化されたシステムを使って、あるいはあらかじめ寄付先を決めて、即、寄付募集を開始できるよう備えるケースが増えています。
大手のネット募金も同様です。
東日本大震災の後は特に、システムとフローを平常時に決めて、即立ち上げられるように準備している会社さんが増えてきたなと感じます。
そこに、オンライン決済やポイント利用など手段の多様化とSNSが相まって、寄付の手段の多様化と拡散のスピードが進んでいるのかな、と。
そんな多様化を前に、多くの方が「寄付」に触れる災害時だからこそ、
「寄付の種類を知って、より良く思いを伝えること」
「即時の寄付が、即時の支援につながるわけではないこと」
を理解する重要性が増しているのではないか?
そう思うことからのポストです。
—-
なお、本投稿は、寄付先を網羅しているものではありません。
また、私が書いている今回の投稿は、あくまでも1/3時点の情報を基にしていますので、今後情報が更新される場合もあります。

さて、それでは本題です。
—-
冒頭に書きました「2つの判断軸」。
これは、簡単に言いますと、
1.即時性ある支援に使いたいのか、そうでないのか?
2.公的機関(自治体)を経由したいのか、民間にダイレクトに渡したいのか?
という2軸です。

■1:困っている人に資金を届けたいなら義援金。でも実際の配分には時間がかかることを覚えておこう。
(図でいうところのの左下、青いエリア)
手数料を取られたくない、中抜きは嫌、全額困っている人に届けたい、NPOは信用できない、団体ではなく被災者そのものに、という声を聞きます。(私はそう思いませんが)そう思う気持ちの方も、実際いらっしゃるのでしょう。
もしもあなたがそう思うのならば、「自治体」へ「義援金」を送るのが良いと思います。
ただ、覚えておくべきことは、義援金が実際に被災者の手元にわたるには、時間がかかる、ということです。

義援金の配分は
・集まった義援金の総額(あるいは想定額)を基に
・都道府県に設置された「配分委員会」において
・「配分ルールと配分額」が決められ
・決まった額が基礎自治体に届けたられた上で
・職員が、被災者の個人の口座に振り込む
というルートを辿ります。
そのプロセスには、一定の時間がかかります。
つまり、「即」届けられる性質のお金ではない、ということです。
例えば、2011年の東日本大震災の後、宮城県の義援金配分委員会は、2021年までに合計14回、開かれています。
また配分委員会のたびに、被災者の方に届けられる金額は変化します。都度、集まる金額や配布対象者の数に変化があるからです。
具体的にみてみると、例えば第1回の義援金配分額は、家屋や人的被害の程度に応じて18万~38万までに分かれます。
最終回の第14回の配分額は、同じく程度に応じて1千円~5千円にとなっています。
「自治体への義援金」という仕組みは、日本に長く定着してきた仕組みですし、「自治体」や「公的団体」に対する信頼が高い方には、向いている寄付先だと思います。

なお、現時点では、石川県・富山県・新潟県は義援金募集の窓口を開けていません。
内閣府のサイトにも、義援金募集の掲載はまだありません。
日本赤十字社も、義援金の募集をスタートしていません。(1月3日時点)

加えて解説しておきますと、
「日本政府が国として集めた義援金」も
「日本赤十字の義援金」も
「各県に置かれた日本赤十字社の支部の義援金」も
「第三者が集めた義援金」も
都道府県に設置される義援金配分委員会に送られます。

つまり、都道府県単位の義援金に集約されます。
ですので、入口は違っても、届く先は同じです。
今回寄付を募っている各種クラウドファンディングプラットフォームや、IT大手プラットフォームの中には、自治体への義援金を表明して寄付先を募集しているケースが存在します。

例えば
・campfire
https://camp-fire.jp/projects/view/731863
は、決済手数料を除いた全額を、被災自治体への義援金として使うことを表明しています。
ここで覚えておいていただきたいことは、
「寄付募集サイトがすばやく立ち上がることと、それが被災者の手元に届くスピードとは別の話である」ということです。(ここ、大事なところです。)
一般に、寄付は災害直後の方が集まりやすいです。
また寄付はつらい現実を前に「何かしたい」という人の優しさを受け止め、形にする手段として、大事な役割を持ちます。従ってスピード感ある寄付募集やサイトの立ち上げが、意味がないということではありません。
それはそれで大切なことです。
ただ、寄付する側は、「寄付募集サイトがすばやく立ち上がることと、それが被災者の手元に届くスピードとは別の話である」という点を理解しておく必要があると思います。

■2:緊急支援を支えたいなら、そうした活動実績のあるNPOへ。但し使途の明確さや、余剰分の利用方針などに納得できる先を探そう(図の右上、赤いエリア)
では緊急時を支えられる寄付手段はないのか?
あります。発災後すぐ、緊急支援フェーズに行動を起こすNPOが日本にもあり、寄付を募集しているからです。
例えば
・ピースウィンズ・ジャパン
https://donation.yahoo.co.jp/detail/925072
https://readyfor.jp/projects/helpnoto
・認定NPO法人難民を助ける会/AAR
AAR Japan[難民を助ける会]
https://donation.yahoo.co.jp/detail/243036…
・シビック・フォース
公益社団法人Civic Force(緊急即応チーム)
https://www.civic-force.org/index.html
https://readyfor.jp/projects/earthquake202401
などは、その代表例だと思います。(ほかにもありますが、まずは一例ということで)

彼らの中には、自組織でヘリコプターを飛ばし、医師や看護師を連れて被災地へ飛ぶような機動力を持つ組織もあります。自治体などが対応しきれていない方々を支えるべく、
「緊急時に、支援の網の目をより細かくする役割」を担っている、と言えばわかりやすいでしょうか。
彼らは、緊急支援に特化したプロフェッショナルです。

しかし、自衛隊や警察・消防等とは異なり、その財源として、税が当てられているわけではありません。
また、自衛隊や警察・消防に比べれば大きな組織ではありませんので、広域をあまねくカバーする役割は担えません。
しかし「緊急時に支援の網の目をより細かくする役割が担える」存在は、日本にはそんなに多くはないことを思うと、希少な役割を担っている民間組織に対し、応援の気持ちを込めて寄付する、という行為はある種の理にかなった行動だと私は思います。

先ほど挙げたcampfireさんとは異なり、同じCFプラットフォームでも、READYFORさんは、特定の団体への寄付募集をサポートする形式を採られています。
これについて、自分の理解を少し添えておきます。
READYFORさんで通常、寄付募集のPJを立ち上げる場合、様々な手続きやコンプライアンス上のチェックを受ける必要があります。それまではPJを公開し、プラットフォーム上から寄付を集めることはできません。そしてそれには当然、確認のための日数が必要です。
しかし緊急時にこれをしていては寄付募集が遅くなります。
従って、これらの時間が短縮できるよう、緊急支援の対象先候補となり得る団体をあらかじめピックアップし、必要な手続きを済ませ、最低限の手続きでPJページが公開できるよう準備する、という一連の努力がなされている、ということです。
こうして迅速な寄付ルートが作れるということは、団体からすれば「寄付を募集する手段が複数化し、アプローチできる潜在寄付者層が増えること」を意味すると思います。

反対にREADYFORさんとしては、「寄付募集をスムーズに行うことで、非常時にこうした活動を支えるという貢献を担っている」と理解すると良いと思います。
また後述するYahoo!さんは、対象を特定せず寄付を集める
「Yahoo!基金」とは別に、「Yahoo!募金」の中に、個別に団体を指定して寄付できる仕組みを設けられています。
これには1/3の時点で19の団体が掲載されています。
その中には緊急支援系の団体も含まれます。
https://donation.yahoo.co.jp/promo/20240101.html…

■3:中長期的な活動を支えたいなら、「支援する人を支援する」寄付を(図の右下、黄色いエリア)
震災をはじめとする自然災害は、最初の1ヶ月は支援の手が厚くなります。
(発災直後はもちろん手薄で、その後各都道府県からの応援や自衛隊などの投入があり、緊急支援が一気に拡大、その後民間支援が後を追うイメージ)
また先にも書きました通り、寄付に関しても、最も資金が集まるのは最初の数日です。
ボランティアも同じです。

緊急期を過ぎると、各地で災害ボランティアセンターが立ち上がります。
そのスピードは、被災の状況や自治体規模、職員の置かれた状況によって異なりますが、早くて3~5日後、概ね1週間くらいが目途かな?と思います。
(※3日時点で、県内外からのボランティアの募集をしているのは、富山県小矢部市のみでした。4日から同じく富山県高岡市、射水市でボランティア募集が始まるようです。)
そうなると、ボランティアがわーっと入り始めます。
(災害ボランティアについてはまた別途投稿します)
ただ、その後、1ヶ月、3か月、半年、1年と、人の手は段階的に引いていきます。
寄付も、同じ趨勢を辿ります。
そんな時に頼りになるのが、中長期的な活動を応援する、現地の団体や財団、コーディネートを生業とする方々です。

寄付に関して言えば、今回は既に、
・ETIC.を窓口とする、チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトの皆さんの活動を支える基金
(令和6年1月能登半島地震地域コーディネーター支援募金
令和6年1月能登半島地震地域コーディネーター支援募金(エティック) – Yahoo!ネット募金

・ほくりく未来基金による緊急支援基金

「令和6年能登半島地震 災害支援基金」を立ち上げました。被災地で支援活動を行うNPO等の団体を応援するための基金です。


といった基金が立ち上がっています。

前者は、ETIC.が20年ほどの時間をかけて醸成してきた、地域のコーディネーターやプロデューサーの方々集まるコミュニティ(通称チャレコミ)のネットワークをベースとするものです。
災害時に機動的に動けるよう、平時からネットワーク形成と始動の準備を重ねられてきた。その結果が生きている(そして試されている)フェーズだと理解しています。

後者は、2023年4月に立ち上げられた、北陸地域を中心とするコミュニティ財団です。
公益法人制度改革以降、2000年代後半から主には公益財団を器とする「コミュニティ財団」が日本でも増加しました。
日本型のコミュニティ財団が増えた時期と、大規模災害が各地で発生した時期が重なったこともあり、コミュニティ財団が寄付を受け付け、被災者支援を行う地元のNPO法人等や、草の根で活動する団体等に助成を行う、という仕組みが広がりました。

詳細はまだ、読み解けてはいませんが、今回もこの形式が採られているものだと理解しています。
(ほくりく未来基金による緊急支援基金の設立は、一般社団法人全国コミュニティ財団協会もサポートしているとのことです。)
これらの「仲介者が存在する基金」に寄付する行為の、良いところは、息の長い支援を支えられることです。
また細やかな支援を行う地元の団体に寄付を届けやすくなることです。
今回のように、激甚災害が発生したエリアでは、緊急支援が終わり、復興フェーズに入った後も、長いながい支援が必要です。

特に人口が減少し、高齢化が進んでいる北陸地域では、人と人とつなげ、安心と安全をつくりだし、外からのチャレンジャーも含めて、地域の担い手を育てることが、ほんとうに大切になります。
なぜならば、いくらお金を渡しても、人がいなければ復興は実現しないからです。
上記に記した団体は、まさにそうした「担い手」を支え、育む存在だと思います。

■4:寄付先が決まっていないが、募集をしているもの
(大手IT企業によるものや、クラウドファンディングプラットフォームによる寄付募集など)
これ以外に、素早く寄付募集が始まっているが、寄付先が決まっていないものとして
・Yahoo!基金
・GMOグループ被災者支援募金
・クラウドファンディング For Good
などがあります。
・Yahoo!基金
の良い点は、ポイント寄付などが出来る点だと思います。
現金を出すほど余裕がない(あるいは様子を見たい)という方でも、心理的なハードル低く寄付できるのが良い点かなと。
実際既に61万人からの寄付が集まっています(1月3日時点)
なおYahoo!さんは普段から、最も早く、かつ大々的に寄付募集のアナウンスをスタートされます。今回もそう感じました。
また500万円上限のマッチング寄付も表明されています。
またGMOグループも同様の寄付募集を行っています。
https://bokin.gmo.jp/
こちらは自社からの寄付を1000万円までマッチング、とのことです。
これらの寄付は、現時点で使途が決まってるものではありません。
活動報告は後日、あくまでも即時性にこだわった寄付募集だと受け取っています。
そしてそれはそれで、意味があるものだと思います(理由は既に述べた通りです。)
※この部分は図表に収まらないので、左の上側に空いていたエリアに、カッコ書きでおいてあります。
ちなみに図の空白部分は「公的-即時」ですが、これに該当するものはありません。

■5:ふるさと納税を使った寄付
次に、今回もよく見かけたふるさと納税を使った寄付です。
(図の左下、青色の部分にあたります)
今回、楽天さんは通常の寄付の窓口(楽天クラッチ募金の中にある、災害対策支援基金)とは別に、ふるさと納税を使った寄付募集を行っています。
楽天ふるさと納税(能登半島地震)
https://furusato-nouzei.event.rakuten.co.jp/…/disaster…
こちらは本日1/3時点で4千万円ほど寄付が集まっています。
現在の寄付先は、北陸地域の12の自治体です。
「ふるさと納税」ですので、あくまでも寄付の行先は「基礎自治体」となります。
また寄付先は「楽天ふるさと納税」のプラットフォームを使い、「基礎自治体」を選んで寄付する形式です。
なお、いわゆるふるさと納税のプラットフォームは、大手はほぼすべて、災害支援寄付を受け付けています。
この中で、例えばふるさとチョイスさんが、ピースウィンズジャパンに使途を特定した寄付を集めていますが、その多くは自治体への寄付を前提としています。
自治体を経由するので、即時性のある資金の使われ方をする想定ではなく、あくまで復興期の財源として使われるものと考えると良いと思います。

■6:大手の店頭募金系
コンビニやスーパーなどの店頭で行われる募金です。
ローソン、ファミリーマート、イオンは自治体への寄付を表明されています。
(つまりはこちらも図の左下、青色の部分にあたります)
セブンイレブン、平和堂などは、寄付先は「被災地支援」とだけ記載があるので、現時点では不明、という理解です。
以上をまとめたのがサムネイル画像です。
—-
なお、私はいつも、
・まず「赤いエリア」に寄付した後に
・「黄色いエリア」に重点的に寄付する
ということを意識しています。
先に赤いエリアに寄付するのは、単純に寄付先の立ち上がりが早いからです。
今回のようなどうにもならない現実を前に、体力も専門性もない、安全な場所に住む自分ができることをするという意味で、大事なことだと思っています。
その後、2~3日で、黄色エリアの寄付募集が始まることが多いので、黄色エリアへの寄付に切り替えます。
理由は、
①「支援する人を支援する資金」の絶対量が、日本には足りないと思うこと
②災害時に鍵となる役割を果たすのに、その役割の一般からの理解のしづらさから、寄付が集まりにくいこと
③結果として、コーディネートする人の善意に乗っかって清貧を強いることが起こりがちであること
④このことは、被災地の復興支援はもちろん、巡り巡って社会全体にマイナスの影響を与えると思うこと
の4点にあります。
—–
最後に大事なことを。
■何より大事なこと、寄付は自由意志であり、何がよい、悪いということはない
最後に、何より大事なことは、「寄付は自由意志」であるということです。
あなたの気持ちが動いたら、寄付をすればいいし、今はいいや、と思うならばそれはそれ。
誰からも責められることではありません。
また、公言するかしないかも、あなたの意思に基づけばよいことです。
「陰徳」をもてはやすのも違うと思いますし、
「無理やり公言して拡散」しようと無理をする必要もありません。
どちらでも構わないのです。
「公言」の良さは、情報発信につながること。
SNSの時代です。あなたの投稿で、心を動かされるだれかがいるかもしれない。
それによって寄付する人が増えれば、それだけ助かる人も増える可能性がある。それはすばらしいことです。
デメリットは、「あの人は寄付をしてくれる人」だと認識された結果、縁の薄い、関わりの少ない人から寄付を求められる機会が増える可能性があることでしょうか。
実際、私も大変多くのDMを頂きます。全部には答えられないので、心苦しい気持ちになることもしばしばです。
数年前に一度だけ会った、という方から連絡を頂き思い出せないことも実際ありますし。
(寄付を集める側の気持ちもわかるので、時間が許し、気持ちが向けばそっとシェアします。あるいは申し訳ないなと思いつつ、スルーすることもあります。)
こうした状況はしんどいな、と思う方は、こっそり寄付をするのが良いと思います。
匿名での寄付を受け付けている先も数多くありますし。
ふるさと納税への批判があるのも知っています。これを使うかどうかも、当人の自由意志だと思います。
あなたの意思で、あなたが決めればよいのです。
—-
ということで、最後にもう一度復習を。
①あなたが手元で「すぐに寄付できた」からと言って、「すぐに被災者に届く」わけではない
②誰を支えたいのか、どう支えたいのか考えよう(判断軸は2つ)
普段使っているスライドに突貫でまとめた図なので、ちょっと見づらいところもあるかもしれません。
そしてもし間違いがあったらどうぞ教えて下さいませ。
以上、災害の時だからこそ知っておきたい、寄付の考え方のお話し、でした。

 水谷衣里氏(株式会社 風とつばさ 代表取締役  コンサルタント)
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大学在学中から地域づくり活動や NPO 支援に関わる。

大学院卒業後、UFJ 総合研究所(現:三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社)にて、ソーシャルセクター・市民公益活動に関する政策立案やコンサルティングに従事。ソーシャルファイナンス・社会的インパクト投資・コミュニティ投資といったソーシャルセクターの資金還流や、ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)養成・ソーシャルビジネスの経営支援といった、課題解決の実践者・支援者の創出・育成にも携わる。

また、同社の社会貢献担当として、ソーシャルビジネスの実践者とシンクタンクの社員が半年間にわたり協働する「ソーシャルビジネス支援プログラム」の運営事務局も務める。同時に公益信託世田谷まちづくりファンドにおける、新しい伴走型助成プログラムの創出に携わる。

また課題解決の当事者と、それを支える周囲のサポーターによって形成されるプロボノコミュニティの運営にも関与する。
大学教員として、ソーシャルイノベーション、ソーシャルアントレプレナーシップ等に関する教育・研究にも従事。

各種執筆や講演、コーディネーションを通じて、当該分野への知的貢献を続ける。

株式会社 風とつばさ – 社会課題の解決を目指す人と組織の成熟を支える、株式会社 風とつばさの公式ウェブサイトです。代表者・水谷衣里のブログも掲載。水谷衣里の現在の活動や日々の仕事について、発信しています。 (kazetotsubasa.com)

千葉県主催「協働のまちづくりセミナーin香取地域」について

千葉県県民生活課からのお知らせです。
「協働のまちづくりセミナーin香取地域」のオンライン(Zoom)の同時開催が決定しました!
地域の困りごとの解決や魅力ある地域づくりには、多様な主体(行政、市民活動団体、企業、学校等)が連携・協働する仕組みが効果的です。
「未来へつながる地域づくりを目指して」をテーマに市民活動団体の皆さんが抱える「資金不足」や「担い手不足」といった課題について、連携・協働で解決する方法について考える、セミナーです。
*会場だけではなく、新たにオンライン(Zoom)での開催も決定しましたので、是非ご参加ください!
申込み方法等の詳細は、以下のHPをご覧ください。
【協働のまちづくりセミナーin香取地域】
1 日  時
令和5年9月24日(日)午後1時30分~午後3時30分
2 会  場
・神崎ふれあいプラザ文化ホール 視聴覚室
(神崎町神崎本町96)
・オンライン(Zoom)
3 テ ー マ
 未来へつながる地域づくりを目指して
4 内  容
(1)開会
(2)講演・質疑応答(105分)
   講師:特定非営利活動法人CRファクトリー 代表理事
   呉 哲煥 氏
(3)閉会
5 申込方法
下記「ちば電子申請サービス」のURLから申込フォームに入力いただくか、下記のメールアドレス宛に「お名前、ご所属、電話番号、メールアドレス、お住まいの市町村」をお知らせください。
【メールアドレス】npo-vo@mz.pref.chiba.lg.jp
6 申込期限
 令和5年9月15日(金)
7 主催:千葉県  協力:香取市、神崎町、多古町、東庄町

コミュニケーションスキルアップ講座「FANFUN ENGLISH」開催報告

コミュニケーションスキルアップ講座 
\vol2「FANFUN ENGISH」開催しました/

vol1 「珈琲と社会貢献」はこちらから

本講座への参加動機に「英語は好きで学んではいるけれど、コミュニケーションがあまり得意ではないから。」と書いてくださった方がいます。

また「海外の人と楽しく会話したいけれど、英語ができないからコミュニケーションがとれないため。」という方もいました。

どちらも、英語に関連してよく聞かれる声です。

今回、この講座の内容を打ち合わせる中で、リアン先生と一緒に立てた仮説は「英語力の自己評価に関わらず、みんなでコミュニケーションの楽しさを実感できれば、講座後、それぞれの学び方や行動により良い変化を起こせるのではないか?」というものでした。

実際にご参加くださった皆様、いかがでしたでしょうか。

吉川リアン先生は、現在、英語・英会話教室を主宰され、日本人の子ども達から、学生、大人への英語指導のご経験が豊富です。またエッセイや物語などの執筆活動、翻訳活動もされており、とても流暢で軽快な日本語を話されます。

そんなリアン先生も、日本に来たばかりの時は、「こんにちは」「ありがとう」「これはなんですか?」などを知っている程度で、日本語で会話することは全くと言っていいほど、できなかったそうです。

講座で話されていた、英語の「〇〇、please」にあたる日本語は「〇〇ください」だと覚え、タクシーで行先を告げるのに「新宿ください」と言ってしまったご自身のエピソードからは、単語を画一的に訳して置き換えて覚えるだけでは十分でないことに気づかされます。

「赤ちゃんと同じように」、真似て、使って、小さな成功と小さな間違えを積み重ねつつ、文化や風習への理解とともに日本語を身に着けてきたからこそ「観て、想像して、表現することでコミュニケーションは成立すること」、「興味、関心、好奇心がその原動力であること」を存分に伝えていただけたと感じました。

クイズあり、リアン先生ご自身が作成された銚子の紹介文の暗記暗唱あり、ユーモアあふれる”やりとり”あり。
英語と日本語を織り交ぜたリズム良いプログラムは、先生の知恵と経験と情熱が凝縮したとても楽しい時間になりました。

本講座が、異なる文化や価値観への興味、関心を高める一助となり、それぞれの皆様の新しい挑戦をそっと後押しできる機会になりましたら幸いです。

また今回、プロボノ(専門知識、技能を持っている人によるボランティア)の皆さまが、献身的に場づくりを支えてくださいました。
山角喜代子先生、武内達彦先生、Roman Shishido Milagros Elizabeth先生に心より感謝申し上げます。
ボランティア高校生(Himariさん・Towaさん)も終始笑顔で活躍してくれていました。ご紹介くださいました梶山萌世先生、ありがとうございます。

講座に参加くださいましたすべての皆さまに心より御礼申し上げます。

<開催報告>

日時:2023年7月15日(土)14:00-16:00

場所:銚子市勤労コミュニティセンター2階

参加費:2,500円 ペア割 4,000円

参加者数:22名(含むサポートスタッフ3名、高校生ボランティア2名)

内容:豊かなコミュニケーションのための4つのポイントを体験的に学ぶ英語講座
1You don’t need a lot of words.
2 There is no PERFECT ENGLISH
3 Use your body!
4 Practice makes perfect

+++++講座を写真でふりかえり+++++
スタート直後のアイスブレーク。「椅子なし」「ウェルカムドリンクあり」ではじまりました。


今回の講座のポイントはこちらの4点です。

約30分間、座ることなく、動いて、考えて、話して、笑ってを繰り返し、ようやく席についたときには、リラックスしつつ集中力がたかまっている状態に。
はじめてあった方同士が、お互いに尊重し合いながら、笑顔でアイディアを出す雰囲気になっていました。




前半後、休憩時間に、なんとオランダからスタディツアー中の大学生6名がサプライズでゲスト参加!
大学生もグループに交じって「銚子を英語で紹介しよう!」の暗記・暗唱に挑戦してくれました。



暗唱に挑戦した文章はこちら。以前、リアン先生が作成してくださったものです。

練習の成果をグループごとに発表!

記念の一枚。皆さん最高の笑顔です!

<アンケートより>

回答者 16名  〇満足度(低い1~5高い)     4.68  (1/0名 2/0名 3/2名 4/1名 5/13名)

・It was very fun time. I enjoyed communicating with people in English. Thank you so much!
・みなさん、笑顔で楽しい時間をすごせたので良かったと思います。
・楽しく過ごさせていただきました。こういう学び方ははじめてでした。よかったです。
・普段、声に出して英語を話すにはとても勇気が必要ですが、今日は楽しく参加できました。
・楽しかったです。講師の方の進め方(盛り上げ方)が上手だったと思います。サプライズゲスト(オランダの方々)の登場はうれしかったです。
・とてもわかりやすく教えていただきました。毎日の生活でまったく使うことがない英語ですが、もう少し勉強しなくては・・・と反省してます!
・前半の内容と後半の内容のリンクが薄いかな?と思いました。(前半はとてもよかったと思います)
・最初はちょっと緊張していましたが、講師の先生方や他の参加者の方々もフレンドリーで最後まで楽しく参加できて良かったです。
・とても楽しかったです!オランダの方々ともう少ししゃべりたかったです。
・グループでの交流があり楽しく学べました。また何回か続けてほしいです。
・海外の人に土地の説明をすると言ってもなかなか難しいので、まるっとセンテンスで楽しく練習ができて良かった。
・とても楽しく、あっという間に時間が過ぎました。オランダ語、めっちゃ難しい。グループでのワークもとてもよく考えられている内容だと思いました。皆さん上手で自分も学び直したいと思いました。
・楽しく過ごせました。新しい出会いがあってよかったです。イケメンと写真とったよ!
・あっという間の2時間 リアン先生楽しかったです。毎月やってほしいわ。子供向けもあったらいいな。
・楽しかったです。次回もお願いします。
・いろんな人とコミュニケーションを取って楽しかったです。

その他、数多くのご意見をいただきました。
ご協力、ありがとうございました!

 

共助のローリングストック OSUSOWAKEはこちらから!

☆彡さまざまな課題を人任せにするのではなく、自分にできることを実践しよう!と行動をはじめている人たちを応援できる「この指とまれ!プロジェクト」はこちらから♬

OUSUSOWAKEを世界の言葉に!2023 木村ゼミ生、活動中!

共助の循環備蓄 OSUSOWAKEを世界の言葉に!
2023年度、千葉科学大学危機管理学部 木村ゼミ3年生の活動の見える化、見せる化がはじまっています。
実はひそかなプレゼンデビューとして、先週 6月28日(水)の”この指とまれ!プロジェクト寄付贈呈”でのアクション宣言がありました。
そして今週は2日(日)、3日(月)と積極的な広報活動に取り組みました。

<千葉県・銚子市共催 による土砂災害避難訓練>
ここでは、防災啓発として、下記の皆様とともに、令和4年度の木村ゼミ3年生が作成した防災パネルの展示、コンパクトマニュアルの配布を行いました。

〇7月2日(日)9:00~12:30
※ 事前準備 8:00~9:00
◆ 銚子市保健福祉センター 1階エントランス、2階ホール ◆ 銚子市役所 駐車

〇土砂災害避難訓練参加団体
・千葉県(海匝地域振興事務所含む)
・銚子市
・国立研究開発法人防災科学技術研究所
・銚子地方気象台
・陸上自衛隊第一空挺団
・千葉県警察航空隊
・千葉県警察銚子警察署
・千葉市消防局航空隊
・銚子市消防本部
・銚子市消防団
・銚子円卓会議
・赤十字防災ボランティア第4ブロック銚子地区
・日本救助犬協会浦安チーム
・NTT東日本株式会社
・東京電力パワーグリッド株式会社
・千葉県LPガス協会銚子支部
・株式会社SHANTIーONE

<フェーズフリー議連視察受入れ対話活動>

フェーズフリーまたはフェイズフリー(Phase Free)とは、平常時と災害時という社会のフェーズ(時期、状態)を取り払い、普段利用している商品やサービスが災害時に適切に使えるようにする価値を表した言葉です。

自由民主党千葉県議会議員の皆様によるフェーズフリー政策推進議員連盟(会長 山本義一氏)では、このフェーズフリーに関する政策を推進しようとされています。
共助の循環備蓄「OSUSOWAKE」にご興味をお寄せいただき、昨年度、千葉科学大学危機管理学部 木村学部長、ゼミ生4名、銚子円卓会議ワーキンググループリーダー 根本吉規氏((有)根本商店 専務取締役)の計6名が、千葉県議会にお邪魔し、事業内容についてのプレゼンテーションをさせていただきました。

今回は議連から8名の県議の皆様が、来銚され、千葉科学大学内での「防災クロスロード」「施設見学」などを通して細やかな意見交換を行いました。

〇7月3日(月)14:00~16:00
※ 事前準備 13:00~
◆ 千葉科学大学マリーナキャンパス 薬学部棟3階共同ゼミ室 ◆
14:00 ごあいさつ・参加者自己紹介など
14:05 OSUSOWAKEの活動進捗状況
14:15 クロスロード
14:55 千葉科学大学概要
15:00 大学施設見学
*16:30 学生を交えた懇談会「紀銚」

フェーズフリー議連の山本会長のご挨拶


千葉科学大学 細川副学長のご挨拶

銚子円卓会議OSUSOWAKEワーキンググループリーダー 根本吉規さんからのOSUSOWAKE活動進捗共有

グループでの意見交換には、災害対応カードゲーム「クロスロード」を活用しました。
事例を自らの問題として考え、YESかNOかで自分の考えを示すとともに、参加者同士が意見交換をします。災害対応においては、必ずしも正解があるとは限らず、また、過去の事例が常に正解でないこともあります。

それぞれの災害対応の場面で、誰もが誠実に考え対応すること、そのためには災害が起こる前から考えておくことが重要であることの気づきを促し、改めて確認します。また参加者が多様であり、多世代であることにより、その意見交換が意義深いものとなります。
千葉科学大学危機管理学部  木村栄宏学部長と藤本一雄教授がご指導くださいました。


今回、カードを使わずに課題に対する意思を”グー”か、”パー”で表現しました。ゲーム性があることで、場が和み、学生たちの緊張もほぐれ、各グループそれぞれに活発な意見交換になりました。





佐藤副学長より大学の概要説明をいただき、その後施設見学へ。





おまけの1ショット。
共同ゼミ室の窓から広がる屛風ヶ浦がきれいでした。

☆彡さぁ!銚子の水揚げ情報です。
<日本一の水揚げ量/銚子市漁業協同組合地方卸売市場より>
魚市場業務日報
▶7月5日
旋網(せぐろ)隻数 9 数量193.6t
旋網(さば)隻数 1 数量14.5t
旋網(はもの)隻数 1 数量113.6t
旋網(その他)隻数 3 数量0.3t
その他 隻数18 数量1.2t
合計  隻数 32   数量323.2t


つながりは丁寧に紡がれ、学びの機会は地域のそこここに。

出る杭を伸ばす風土を、文化に。

これは銚子円卓会議のスローガンです。
カタチにしていくための具体的な関心事のひとつとして、”学びと交流の機会”を地域のそこここに多層的に創出していくことがあります。

それは、生涯にわたりのキャリア形成支援の意味を根底にもちつつ、実際に見えているのは、分野も、対象も、多様で彩り豊かな学びの機会のイメージです。

本日は2つの情報を共有させてください。
一つ目は、こちら!

市民の中で浸透してきた千葉科学大学の市民公開講座
いや、もう大学があるまちならでは!講座の内容を見ているだけでワクワクが止まりません。

今年度、注目したいところは、小学生から参加できるメニューがぐっと増えていることです。
小学生が参加できるメニューは、全34プログラムのうちなんと11プログラムもあります!

~小学生から参加できるプログラムの一部をご紹介
『人を助けるために~みんなの近くで人がたおれた時に、何ができるか一緒に考えよう~』
『電気を通すもの・通さないもの』クイズ形式で挑戦!大人も頭を悩ますこと必須の科学入門講座
『モー飲んだ?おいしい牛乳』草からミルクをつくる牛の体のしくみから、バターづくりも体験!
『高い空から見る風景~銚子の空~』PILOT目線の風景を一緒に!
『ドローンに必要なプログラミング技術』ドローン飛行体験あり!  などなど。

他にも、看護師の仕事体験、救命救急士の仕事とは?公務員の使命と心構えなどの職業を知る機会になるものなど、本当におすすめ&小学生羨ましい!です。
小学生の参加は、基本的に保護者同伴となっています。同じ体験をすることによって、家族の会話の広がりがありそうですね!
開催期間は7月から2月ですが、小、中、高校生対象の講座は、夏休みが中心になっています。
ぜひ、✓してください。

下記よりPDFで詳しくご覧いただけます。
https://www.cis.ac.jp/research/extension/pdf/kouza-simin_2023.pdf

そして、もう一つ。
この市民公開講座がはじまる直前の7月15日(土)、 銚子円卓会議主催「コミュニケーションスキルアップ講座」を開催いたします!

 

こちらは、子ども達ではなく大人の「学びをきっかけにした交流」に主眼をおいたもの。
大人になると、「交流」という言葉に少し尻込みしてしまうことがあります。
なんだか気後れする気持ち、とてもよくわかります。

それでも、いつもと違う風景。いつもと違う会話。いつもと違う自分。
思い切って探してみませんか?

「ほんの少しの勇気で、自分の世界を広げる!きっとそんな体験になるこの講座でお会いしましょう!」というリアン先生の言葉を信じて、ぜひ!
お問合せ、参加申込、お待ちしています♪
銚子円卓会議へメールする!

<おまけ>

「この指とまれ!プロジェクト」その3 寄付を受ける活動

当サイトのTOPページからもご確認いただける通り、現在、『この指とまれ!プロジェクト』に登録され寄付先となっている活動は全部で11あります。

今年度はようやく登録活動同士の交流や学びの機会の企画も再開予定で、楽しみな春4月。新しく登録を希望する活動も募集しています。

登録へのSTEP1は、協働事務局での面談
活動の内容をうかがったり、寄付の仕組みについて聞いていただいたりの最初のコミュニケーション機会です。

STEP2は、申請書の提出
書き方などは事務局で引き続きコミュニケーションをとりながらサポートさせていただきます。

STEP3は、審査会への参加
登録には審査があります。
この指とまれ!選定委員会とよばれ、銚子円卓会議関係組織等からメンターとなる皆様が参加されています。
活動を広く知っていただくための第1歩です。

STEP4で、登録!

登録後には、年1回の寄付贈呈式と活動報告会への参加をお願いしています。
どんな活動をして、今、何に課題を感じているかなど、今年度は、登録活動団体間で話し合ったり、出された課題の解決を目指し、テーマを設定した学び合いの機会や、その他個別での相談会なども予定しています。

すでに活動をされている方も、
活動をはじめてみようかな、と思っている方も、
ぜひ『この指とまれ!プロジェクト』へのご参加を検討してみませんか?
お問合せはお気軽にお寄せください。

銚子市総務課総務室 0479-24-8794
協働事務局(NPO法人BeCOM) 0479-25-8870

メール:info@choshientaku.com

この指とまれ!プロジェクトへのオンライン寄付はこちらのサイトから!

<日本一の水揚げ量/銚子市漁業協同組合地方卸売市場より>
魚市場業務日報
▶4月14日
旋網(いわし) 隻数3 数量521.0t
旋網(はもの) 隻数1 数量57.1t
旋網(その他) 隻数1 数量0.2t
底曳(打瀬) 隻数 7 数量9.2t
底曳(小型) 隻数6 数量6.1t
鮪鮫延縄 隻数3 数量22.0t
廻船底曳 隻数2 数量1.3t
その他 隻数 8 数量3.1t
合計  隻数 31  数量620.1t

「この指とまれ!プロジェクト」その2 寄付つき商品

 

上記は、昨年度の広報ちょうし 11月号に掲載された『この指とまれ!プロジェクト』の紹介記事です。

主体的な地域貢献活動(ボランティア、NPOなど)の課題に必ずあがる「活動資金」。
銚子円卓会議では、資金援助というのではなく、誰かからの「がんばれ!」や「ありがとう」を届ける仕組みをつくりたいと考えました。
オンラインの寄付サイトに加え、今後力を入れていきたいのが「ローカルな寄付つき商品」からの活動応援です。

現在上記の5品の購入によって、企業様のご厚意で売上の一部を『この指とまれ!プロジェクト』の活動にご寄付いただけることになっています。
寄付商品が増えていくことで、日常生活の中で、買い物を通した地域貢献につながる選択がしやすくなるのではないでしょうか。

常時ではなくても、期間を設定してのご参加もありがたい!です。

銚子円卓会議では、皆さまからお預かりした寄付額は、手数料をいただくことなく、寄付先にお届けしています。

もし同じものを購入するなら、寄付できるモノを、という感覚が中心に当たり前の社会はきっとカラフル♬

社会貢献活動にご興味をもつ企業様、寄付活動にご興味をもつ皆さまからのお問合せをお待ちしています!お気軽にお寄せください。

この指とまれ!プロジェクトへのオンライン寄付はこちらのサイトから!

明日は・・・寄付をうける活動について

<日本一の水揚げ量/銚子市漁業協同組合地方卸売市場より>
魚市場業務日報
▶4月13日
底曳(打瀬) 隻数 4 数量2.7t
廻船底曳 隻数 2 数量15.6t
その他 隻数 7 数量1.4t
合計  隻数 13  数量19.8t

「この指とまれ!プロジェクト」その1 地域通貨から寄付!?

「犬吠WAONカード」は、WAONが使えるお店なら、全国どこで使っても、イオンリテール(株)さんを通じて、金額の0.1%が、銚子市に寄付される地域貢献型の電子マネーです。

銚子円卓会議では、その活用促進と地域内のつながりづくりに貢献しようと、市内のお店で犬吠WAONを使ってお買い物をしたときに貯まるポイントを、地域通貨「すきくるスター」とする仕組みの構築と運用に挑戦しました。

その中で生まれた「この指とまれ!プロジェクト」は、地域の細やかな活動に対して、自分のカードに貯まった地域通貨を寄付して応援できる取り組みです。

2013年のスタートから約10年。計16団体に対する約230万スター(円)のご寄付を媒介しましたが、5年前のとっても懐かしい動画を発見!
紹介させてください。(りこちゃん、みおちゃんがかわいい!そして当時の円卓おとなインターンだった、さおちゃんのナレーション懐かしいっ!)

2021年度末に地域通貨の運用は終了しましたが、この間に紡がれたゆるやかなつながりを大切にし、次のステージに進もうとしています。

明日は・・・「寄付つき商品について」

 

コミュニケーションスキルアップ講座「珈琲と社会貢献」開催報告

 コミュニケーションスキルアップ講座
\「珈琲と社会貢献」開催しました/

珈琲の香りはとてもバリエーションが豊富!
産地の違い、品種の違い、加工法の違い、ローストの違いがそのバリエーションを生み出すのだそうです。

なるほど。
人にも当てはまりそう。

前提を「みんな同じ人間だから」にすると、「違い」がフォーカスされ、それが時に「課題」のようになってしまうことがあります。
前提を「みんな違う人間だから」にすると、「同じ」を見つけた時に、うれしくなったりします。きっと。

ダイバーシティ、インクルージョンが叫ばれる時代ですが、一人ひとり誰もが違うことを当たり前に考えて、人と対話するときにこそ、コミュニケーションの力が発揮されます。

@andysproject.2
珈琲の知識、目的志向について、専門性と表現のことなど、大変すばらしい時間をつくってくださいました。
誠にありがとうございました!

そしてご参加くださった皆さまも共に、すばらしい場と時間のつくり手となっていただきましたことに深く感謝を申し上げます。

気づきの時間と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
いや、癒しの時間だった、と思われるかもしれません。
楽しい時間、有意義な時間・・・さまざまな
皆さんにとって意味ある時間になっていることを願っております。

ちなみに。
andyのオリジナルDIPパック×5は、年間備蓄、季節備蓄いずれも可能なOSUSOWAKE登録備蓄品です。

andy×千和屋建材さんのオリジナルコースターは「この指とまれ!」の寄付につながる寄付つき商品。

ソーシャルビジネスのロールモデルandyに学ぶ「コミュニケーションスキルアップ講座」から、これからも新しいソーシャルビジネスやコラボ商品が誕生しますように!

<開催報告>

日時:2023年2月19日(日)13:00-16:00

場所:銚子市勤労コミュニティセンター2階

参加費:2,500円 ペア割 4,000円

参加者数:20名(含む銚子円卓会議インターン1名) / 当日欠席2名

内容は、講師がスターバックス時代に培った「目的志向」の考え方、珈琲の「産地・品種・加工法・ロースト」についての説明、コーヒースタンドの魅力と可能性を柱に「講義」と「実践」で構成された充実した3時間でした。

参加者の皆様が講義の内容について熱心にメモを取る姿や、テーブル内で自然に会話が生まれている様子が印象的で、自ら学ぼうとする意識をもった方々にご参加いただいていると感じました。
それは、ワークショップのような参加者同士の交流時間を意図的に設けることなく、満足度が4.5と高かったことにも表れています。

コロナ禍での変化を肯定的に捉えている傾向が見て取れ、17名中13名がなんらかの事柄に対して興味・関心を抱いていることから、地域における「リスキリング」「リカレント教育」など社会人・おとなの学び場の有効性を感じられる機会となりました。

銚子円卓会議では、引き続きまし多世代のつながりが創出される場づくりを進めていきたいと思います。

<アンケート>

回答者 17名  〇満足度(低い1~5高い)     4.5  (1/0名 2/0名 3/2名 4/3名 5/12名)

 

感想・意見など

・コーヒー豆が一定以上の品質で供給されていることを改めて知れたことが良かった。

・コーヒーについての知識をたくさん知ることができ、とても勉強になった。

・コーヒーは簡単だった。だけどおもしろかった。

・コーヒーのいいお勉強になりました。

・コーヒーに関する基礎知識を多く学ばせていただきました。自分が思っていたことが「思い込んでいた」「思い込まされていた」ことに気づかされました。一方で、コミュニケーションに関する部分が少なかったように思います。

・今まで知らなかったコーヒーの知識が興味深かったです。淹れ方にこだわらないにびっくりでした。

・コーヒーをいれることに対するハードルが取り払われた気がします。

・いつも飲んでいるコーヒーの知らないことをたくさん知れました。(アンディさんのことも知れてうれしかったです。)

・少し珈琲の勉強をしていた事があります。でもアンディのコーヒーの淹れ方?講座はおどろきでした!スペシャリティコーヒーについても新しい知識を知れました。

・お安いコーヒーを安易に選んでおりましたが、サステナビリティ、そしてエシカルなもの=スペシャリティコーヒーを選びたいと。それによってひとつの社会貢献ができると気づかせてもらいました。

・珈琲の生産地から2050年問題など、知れないことが知れ興味深かった一方、コミュニケーションのスキルアップ講座の要素が少ないように感じました。

・ご自分のやりたいことを見つけ、それを仕事にしていく過程とその後予想もされていなかった広がりをした「コーヒースタンド」というものを知ることができておもしろかったです。

 

コロナ禍に関する捉え方

・コロナ禍突入時は困ったことが多くありました。仲間との距離が大きくなってしまったような・・・考え方感じ方の違いが際立ってしまい、戸惑いました。今はそれを乗り越えて肝要になり、皆が違いを認められるようになったような・・・。

・飲食店などに行きづらくなったことが困っている。

・マスクの着用、発熱時の対応が不便に感じます。

・相手の表情が読みづらく会話の際、不便に感じます。

・人とのコミュニケーションが取りづらくなった。マスクで表情がわかりずらい。会食の場が減り情報交換やコミュニケーションがない。

・人と関わる機会が減り、それをどのようにまた増やしていけばいいのかも分からなくなった。

・医療関係者ですが、日々の緊張感が少し減った気がします。

・コロナを怖がってなかなか行動をおこせなかったが、今は起業に向けて前進できている

・飲食店にいけるようになり全般によくなりました。

・以前よりもいろいろなことに興味を持てるようになっている。

・新しくやるべきことが見つかってしまった。(サポート)

・オンラインでの活動の幅が広がり、今までに知り合えなかった人達と気軽に交流できるようになった。

・希望の職種への転職が実現し、自分がやりたいことに挑戦できる環境ができよかったと感じています。また居住地の選択肢が広がったことと家族と過ごす時間がたくさん増えたこともプラスに感じています。

 

興味・関心

・トルコ、シリアの大地震のこと

・社会貢献

・社会貢献、社会福祉

・コーヒーに関心があり本日参加させていただきました。講座を通してたくさんの人とのつながりの大切さをさらに実感できてうれしかったです!

・コーヒーのことだけでなく、もっと地域が元気になったらいいなぁと考えています。自分に何ができるか。。。。・飲食に興味があります。

・スパイスを使った食べ物や飲み物に興味があります。コーヒーに入れたりもします。

・楽しいコミュニティを広げていくことに興味がある

・銚子の人口減少 地域の活性化

・「好きなことを仕事にしている」方のお話を聞きたい

・社員(大人)のエンゲージメント向上、メンタルヘルス向上の取り組み

・取材、記事作成などオウンドメディア運営

☆彡andyのDIPパックも備蓄できる!「共助の循環備蓄 OSUSOWAKE」はこちらから♬

☆彡さまざまな課題を人任せにするのではなく、自分にできることを実践しよう!と行動をはじめている人たちを応援できる「この指とまれ!プロジェクト」はこちらから♬

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