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【移住】帰省で見えた銚子と横浜 都市を考える|ハロー!ブルーバード

ハロー、やかです。
更新が大変ご無沙汰してしまいました。

脱サラ漁師となった夫。12月から4月の漁期を無事に終えることができました。
我が家も、気がつけば銚子に移住して早くも半年。振り返ってみると、漁期間は夫の慣れない漁師生活が続いて、毎日に必死だったんだなと痛感します。

ゴールデンウィークは横浜の実家へ帰省するため、久しぶりに家族旅行をしてきました。大型連休の街は徐々に日常を取り戻しつつあったように感じます。

一方、帰省してから考えることが多くなりました。今後は銚子と横浜の二拠点生活になりそうですが、地方と都会を行き来する中で感じたことがありました。

【目次】
▼都市は作られ過ぎて抽象化している
▼地方はシンプルで「分かりやすい」
▼二拠点で見えた地方と都市
▼地方でもアートに触れる機会を

▼都市は作られ過ぎて抽象化している

今回の帰省の大きな目的は、ライブを観に行くということでした。

私は心底、横浜という都市が好きなのですが、今回は特に交通の便を考えると「何でわざわざ移住したんだ…」と思ってしまうくらい便利な環境でした。

 

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実家は桜木町や横浜まで電車で10分強と非常に好立地なこともあり、昔からみなとみらいを散策することが私の気晴らしになっていました。
今回は息子と夫と臨港パークを散歩して、銚子の荒々しい海とは異なる、優雅な東京湾を眺めてきました。

みなとみらい地区には多くのアートモニュメントがあります。
横浜は貿易港なので、世界各国との貿易の証に作られた作品や、開港時のエピソードに基づいた作品などが街のあらゆる場所に設置されています。

臨港パークのモニュメント。子どもたちには大人気。

一見すると、何かよくわからない。

息子からも「なにこれ?」と聞かれるけれど、大人でもよく分からない。

でも、何となく風や波を表現しているように見えたり、よく見ると果物がモチーフに使われていたりする。
想像力を掻き立て、思考停止した大人の脳みそを柔らかくしてくれているような気がします

臨港パークの銅像とモニュメント。

いわゆるパブリックアートというものなのだと思いますが、私は愉快に感じていました。子どもの頃から「よく分からない」これらの物質を鑑賞して、ただ帰るだけの散歩コースが楽しみでした。

▼地方はシンプルで「分かりやすい」

そういう意味で銚子には「よく分からない」物質は、あまり存在しません。

駅前には千葉のマスコットキャラクター・チーバくんがサイクリングをしている像があったり、ゲーム「桃太郎電鉄」の貧乏神・ビンちゃんが所々に置かれていたりしています。どれもモチーフが分かりやすいものです。

駅前の桃太郎電鉄・貧乏神。銚子市内のあちらこちらにある。

貧乏神は桃鉄の駅すべてにあるのだろうか…これだけは謎。

日本初の修学旅行到達の地の石碑。

記念碑や銅像も、誰が何をしたのかを示していて、きちんと説明書きもある。親切だなぁと感じます。

一応、横浜にもこうした歴史的な文化財の石碑は至る所にあって、説明書きもあります。江戸時代の開港後に輸入された食や文化を「横浜はじめて物語」と呼んでいます。

犬吠埼灯台の真裏は、荒々しい岩場になっている。

しかし、アーティストによる作品をわざわざ作らなくても、銚子には犬岩や屏風ヶ浦といった、自然が作り出した絶景が地球史レベルで存在しているんだと思いました。

自然そのものが街になっているからこそ、アートという人間の産物は敵わないのかもしれません。

 

▼二拠点で見えた地方と都市

今回の帰省を通じて、都市というのはあまりに考えて作られ過ぎているように感じました。

計算され、意味付けをし、理屈によって作られている。人の思考に当てられてしまって、なんだか少し疲れる。
地方はシンプルだから、考えるより感じてることが多いのかもしれません。

臨港パークは開放的だが、埋立地に作られた計画都市でもある。

一方で、ぬるま湯にどっぷり浸かってたことにも気づきました。

銚子での移住生活はシンプル過ぎて、居心地の良い場所ばかり。人間は心地の良い場所を求めてしまいますが、その分どうしても思考停止してしまう気がするのです。

しかし、自然の中にいると本能に従って体が動いていると実感できます。

不耕作の田んぼを再生する、ちょうしのたからプロジェクトで田植え。

銚子円卓会議『この指止まれ!プロジェクト』の一つである「ちょうしのたからプロジェクト」では、耕作放棄地となった兄弟谷津の環境を子ども達に残すため、環境保全活動と復田した田んぼで有機農法で米作りをしています。

今回、ご縁あって我が家も田植えにチャレンジすることに。先日、手作業で開墾から行うという貴重な体験をさせていただきました。今週いよいよ苗を植えます。

新緑に囲まれて過ごしている時間は、自然と自分と一対一になれます。芸術や音楽を鑑賞している時も、自己とアートと対峙する時間です。

どちらも、なくてはならない存在だと痛感します。

▼地方でもアートに触れる機会を

隣の旭市ではあさげー『あさひの芸術祭2023』という、市内外のアーティストの作品を展示するイベントが4月からGWまで行われていました。

写実的なものから抽象的なものまで展示されていましたが、よーく見ると画材や細かい仕掛けを発見できます。

旭市のおひさまテラスに展示された作品。段ボールを画材にして描かれている。

意外にも2歳の息子が真剣に観ていて、「絵は好き?」と尋ねると「うん」と言って無言で作品を見つめていました。
美術鑑賞や音楽鑑賞、読書などの文化に触れる大切さを感じます。

銚子にもAndecianという民間の画廊があります。移住直後の11月、銚子在住の染物工芸作家・稲森 由夏さんの展示会に足を運んだことがありました。

 

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市営では「銚子市ジオパーク・芸術センター」もあるので、今度お邪魔したいです。ジオパークミュージアムも併設されているとのことで、人と自然がそれぞれ創り出した作品に触れたいと思います。

個人的には、二拠点生活に近しい過ごし方をしたことで、新しい街の見方が出来たGWでした。

 

やか/イノウエアヤカ

1992年生まれ。横浜出身・銚子在住。
2011年、大学入学時にロックバンド・phonegazer(フォンゲイザー)を結成。ボーカルとして作詞・作曲を担う。同年、音楽ライターとしてフリーで活動開始。2015年にライブハウスシーン情報サイト・OTOZINEを創設、編集長を務める。2016年のバンド解散後、広告制作プロダクション、業界新聞、地方公務員へと転職し、クリエイティブと地域活性化の関わりに関心を持つ。
結婚、出産、実母の急逝、心身の不調などが続き、2022年10月、千葉県銚子市へ移住を決意。現在、脱サラ漁師の夫と長男の3人で、スローライフを大切に人生をリスタートしている。

 



【DELKUI6 大学生インタビュー 第8回】千和屋建材株式会社 代表取締役 宮内賢一さん

みなさんこんにちは!

大学生インターンの加瀬功樹です。

第8回は千和屋建材株式会社 代表取締役 宮内賢一さんにインタビューさせていただきました。

千和屋建材&宮内さんについて

千和屋建材は銚子のエクステリア専門店として家の外まわりに関する仕事をしている会社です。
エクステリア商品(門まわり・フェンス・カーポート・車庫・表札等)やエクステリアリフォームに関する相談や悩みは知和屋建材に行けば解決すると思うので困っているお客さんだけでなく職人の方も行くと良いと思いました。

これに加え、仏壇や墓石工事に関する事業も行っております。

宮内さんはお客様に対して誠意をもってやれることをやっていると話してくださいました。
この職業の材料として取り扱いの難しい材料や新しい材料があるため困る方がとても多く、そこを丁寧に教えてくださいます。他の職業や仕事でも人のためと良く言いますが、特に人のためを思って動いている人・会社というのがインタビューをしていて強く感じました。
これは職人さん向けにはなりますが、難しい材料や新しい材料の講習というのも行っており、そうすることでメーカーも職人も千和屋建材も様々な人がメリットしかないようなことも行っています。

このような話を聞いて自分も他の人も自分もメリットしかないようなことをできるようにいろいろなことを考えようと思いました。

 

宮内さんに聞いた”若い人がしておいたほうが良いこと”

・本を読むこと

YouTubeなどのインターネット上の動画や書いてある内容は本当っぽい嘘があり、情報に操作されてしまうので本を読むことにより、正しい情報を深掘りしていくことが大切とのことでした。

・自分の目で確かめること

上記の内容と被るところはありますが、自分の目で本当の情報を確かめるためにどのような行動をとるのか。

本を読むこと、自分が気になったことに関わる人に直接会いに行ってお話をするなどその行動は人それぞれあるということも教えてくださいました。

・いろいろなことにチャレンジすること

様々なことにチャレンジして経験することにより見えてくるものがあったり、そのような経験をしておくことによって他のことに活かせることもあるためチャレンジすることは大切だということを教えていただきました。

自分はこの3つをやることを意識していますが、まだまだ知識が浅すぎると思っているのでこれからもっと調べ、経験し、自分の目で見て正しい知識を深く掘り下げていけるようにしていこうと思いました。

 

【DELKUI6 大学生インタビュー 第7回】有限会社 上山商店 代表取締役 上山公子さん

みなさんこんにちは!

大学生インターンの加瀬功樹です。

第7回は有限会社 上山商店 代表取締役 上山公子さんにインタビューさせていただきました。

 

上山商店&上山さんについて

上山商店は時代の変化とともにスタイルを変えつつ、現在は以前から行っている発泡スチロール、木製パレットの製造販売に加え、太陽光による再生エネルギー事業を行っています。そして、お客様が困っている案件に対して関連会社と連携して対処するということも行っています。

上山さんは水産業・水産資材という業種の中では珍しい女性経営者です。
一時、会社の存続が危うい時もあったそうですが、存続させることを目標に小さいなら小さいなりにできることをしていった結果今があると話してくださいました。そうしたことにより、今では地元の同業種の方にはできない木製パレットや木箱の製造を行っています。それに加え地元の同業種の人は木材について詳しくない人がいるそうですが上山さんはとても詳しいです。太陽光による再生エネルギー事業を何年も前から行っていたり、SNSをうまく活用したりするなど時代の流れに敏感です。それは上山さんが変化することが好きな方で常に良い方向へ変化することを考えているからできることだと思いました。

人は考え方も行動も変えることができると私は思います。そうすることによって今までできなかった発見ができたり、見ることのできなかった景色を見ることができたり、それはとても楽しいことだと私は思うのでこれからどんな自分にでもなれると思って様々な視点から物事を見たり、今まではできなかったことにも考えながらチャレンジして変わり続けていこうと思いました。
しかし、これは変わり続けたい!と思って続けた人にしか成果としてでないと思うので、毎日少しでも継続する力を向上させたいと思いました。

“若い人がしておくと良いこと”

上山さんに「大学生や高校生がした方が良いこと」を聞くと、「誰かに強制されたりするのではなく自分で考えながらチャレンジしてみることだね」とお話くださいました。自分が興味・関心を持ったことについて調べ、考え、行動し、何かを得るという場面を作り、1歩1歩ステップを踏んでいくことが大切ということを教えてくださいました。

私は現在興味・関心を持ったことに対して浅い知識しかないためこれからは調べ、考え、行動し、より深い知識を得られるような環境を自ら作り1歩1歩ステップを踏んでいきます。

 

 

銚子市漁業協同組合地方卸売市場

<3月 1日水揚げ量>

底曳(打瀬) 隻数=8              数量=4.8t
底曳(小型)     隻数=4          数量=1.5t
鮪鮫延縄   隻数=2          数量=28.4t
廻船底曳       隻数=2          数量=4.1t
その他    隻数=7          数量=2.9t
合計     隻数=23 数量=41.7t


<3月 2日水揚げ量>

鮪鮫延縄   隻数=3           数量=23.7t
その他    隻数=3           数量=2.8t
合計     隻数=6 数量=26.5t


<3月 3日水揚げ量>

底曳(打瀬)     隻数=6           数量=2.6t
鮪鮫延縄   隻数=2           数量=6.7t
廻船底曳       隻数=3           数量=6.6t
その他    隻数=8        数量=3.4t
合計     隻数=19 数量=19.2t

<3月 4日水揚げ量>

旋網(いわし)隻数=35           数量=6,367.2t
旋網(その他)隻数=14           数量=55.7t
底曳(打瀬) 隻数=7              数量=10.8t
底曳(小型)     隻数=6          数量=5.5t
鮪鮫延縄   隻数=2          数量=12.5t
廻船底曳       隻数=5          数量=7.4t
その他    隻数=48       数量=6.9t
合計     隻数=117 数量=6,466.0t

 

 

【DELKUI6 大学生インタビュー 第6回】銚子商工信用組合 業務推進部 副部長 豊田洋一さん

みなさんこんにちは!

大学生インターンの加瀬功樹です。

今回は銚子商工信用組合 業務推進部 副部長 豊田洋一さんにインタビューさせていただきました。

銚子商工信用組合&豊田さんについて

銚子商工信用組合では「地域金融機関として地域社会の最大多数の最大幸福の実現のために奉仕し、地元及びお客様より信頼される信用組合の確立に努める」ことを経営理念としています。

第5回でインタビューさせていただきました銚子信用金庫と似ており、どちらも地域がよりよくなるためにという思いでいます。

銚子商工信用組合でも「地域」や「お客様のため」という言葉がよく出てきました。

インタビューさせていただいたからわかることですが、本当に地域のためを思う気持ちが話していて伝わってきました。

豊田さんは若い人に対して”その人が孤立しないように話をする”とおっしゃっていました。

それは銚子信用金庫の石毛さんもおっしゃられており、私はそれについて現在の若い人の中には話しかけられて嫌な人もいるため、それが一概に良いとは言えず、難しい問題であると思いました。

私が新人として入った場合には話しかけていただけることはありがたいことだと思うのですが、それ以上に行動で見せてくれる上司についていきたいと思っています。

なぜそれをするのか。なぜそれをしないのか。
先輩方の行動をみながら、自分の中で考える時間も大切にしたいと思います。

”若い人がしておいたほうが良いこと”

豊田さんに若い人がしておいたほうが良いことを聞くと2つの答えが返ってきました。

1つは本を読むこと、もう1つは体を鍛えておくことです。

本を読むことにより文章を書く能力にもつながり、その能力は仕事で必要だからと教えてくださいました。

体を鍛えておくことについては、鍛えるということは肉体的にも精神的にも辛い思いを経験するためそう言った経験をしておくことにより仕事をしていても活かされるそうです。

私は現在この2つを意識してやるようにしているのでこれからも継続していきたいと思いました。

 

銚子市漁業協同組合地方卸売市場

<2月 24日水揚げ量>

旋網(いわし)隻数=28           数量=5,993.7t
旋網(さば) 隻数=1              数量=18.6t
旋網(その他)隻数=22           数量=419.9t
底曳(打瀬) 隻数=9              数量=9.5t
底曳(小型)     隻数=6          数量=3.9t
鮪鮫延縄   隻数=2          数量=35.3t
廻船底曳       隻数=7          数量=9.1t
その他    隻数=68       数量=14.4t
合計     隻数=148 数量=6,504.3t


<2月 25日水揚げ量>

旋網(いわし)隻数=2           数量=608.0t
底曳(打瀬)     隻数=7           数量=6.7t
底曳(小型)     隻数=6           数量=2.7t
鮪鮫延縄   隻数=3           数量=34.9t
大目流網   隻数=1           数量=0.8t
廻船底曳       隻数=5           数量=4.8t
その他    隻数=12        数量=7.3t
合計     隻数=36 数量=665.2t


<2月 27日水揚げ量>

底曳(打瀬)     隻数=7           数量=3.1t
底曳(小型)     隻数=1           数量=0.4t
鮪鮫延縄   隻数=6           数量=64.8t
廻船底曳       隻数=2           数量=1.4t
その他    隻数=20        数量=4.9t
合計     隻数=36 数量=74.6t

<2月 28日水揚げ量>

旋網(いわし)隻数=23           数量=5,142.4t
旋網(その他)隻数=6              数量=0.2t
底曳(打瀬) 隻数=7              数量=6.1t
底曳(小型)     隻数=7          数量=6.5t
鮪鮫延縄   隻数=2          数量=27.8t
大目流網   隻数=1              数量=0.1t
廻船底曳       隻数=6          数量=6.8t
その他    隻数=6          数量=2.4t
合計     隻数=58 数量=5,192.5t

 

【DELKUI6 大学生インタビュー 第5回】銚子信用金庫 人事部・ワークライフバランス推進室 副部長 石毛光輝さん

みなさんこんにちは!

大学生インターンの加瀬功樹です。

第5回は、銚子円卓会議の構成主体のひとつである銚子信用金庫内 人事部・ワークライフバランス  副部長  石毛光輝さんにインタビューさせていただきました。

銚子信用金庫&石毛さんについて

銚子信用金庫は銀行とは異なり、信用金庫法に基いた地域の中小企業や個人の出資による協同組織の非営利法人です。
経営理念として地域の最良のパートナーとして常に地域と共に歩む。とあるだけに地域のイベントやゴミゼロ運動に積極的に参加し、地域がよりよくなるために組織全体で動いています。

お話を聞いていると「地域」という言葉をたくさん使われていました。
それは経営理念にもある通り”地域のために”という思いが強い会社だと思いましたし、石毛さんからもその思いが伝わってきました。

石毛さんは世代間ギャップで悩んでいることもあったが、子供がいるため子供と会話するように会社の若い人と話すことでコミュニケーションをとっていると話してくださいました。
しかし、現在は様々な人がいるため全てを埋めるのは難しいと教えてくださいました。

私がもし新人として入った際には嬉しく思いますが、当然そうでない人もいるのだろうと思います。その見極めは実際してみないとわからない部分ではありますが、嫌だと感じる人もあからさまに嫌な態度をするわけではないのでとても難しい問題だと思いました。

石毛さんは働きがいのある会社を作りたいと考えており、そのための制度を作っていけるようにしたいとおっしゃってくださいました。
私は働いていてやりがいが感じられない場所では働きたくありません。
そのため石毛さんのような人が働きがいのある会社にしてくださることによって、やりがいのある仕事になり、やる気のある人が増え、職場の環境も良くなると思いました。

銚子信用金庫では大学卒業後2年目の方々がSDGs推進チームを作ることや若い人に対しての人材育成プログラムを行い、若い人がやりがいをもてるような組織を作っている。そして研修の期間も伸ばすことにより、いざお客様のところに行ったときに困らないような対策も取っているとのことでした。

”若い人がしておいた方がよいこと”

石毛さんに「若い人に求めることは?」と尋ねると、「何でもいいから夢中になれることを見つけることが大切」だとおっしゃっていました。
アイドル、スポーツ、芸術など本当に何でもいいからこれだけは譲れないというものがあることにより、仕事に対して熱くなれる人が多かったり、ストレス解消にもつながると教えてくださいました。

私も今は”夢中になれること”というものが見つかってはいないため、これだけは他の人に譲れない熱くなれるものを見つけたいと思いました。それは様々な体験や経験をすることによって見つかってくると思います。体験や経験をするためには行動あるのみなのでこれからも行動していきます。


銚子市漁業協同組合地方卸売市場

 

<2月 21日水揚げ量>

底曳(小型)     隻数=6          数量=4.1t
鮪鮫延縄   隻数=2          数量=1.7t
廻船底曳       隻数=4          数量=2.8t
その他    隻数=6          数量=0.2t
合計     隻数=18 数量=8.8t

 

<2月 22日水揚げ量>

底曳(打瀬)     隻数=7           数量=7.8t
底曳(小型)     隻数=6           数量=2.1t
鮪鮫延縄   隻数=1           数量=21.2t
廻船底曳       隻数=3           数量=3.2t
その他    隻数=30        数量=28.6t
合計     隻数=47 数量=63.0t

コミュニケーションスキルアップ講座「珈琲と社会貢献」開催報告

 コミュニケーションスキルアップ講座
\「珈琲と社会貢献」開催しました/

珈琲の香りはとてもバリエーションが豊富!
産地の違い、品種の違い、加工法の違い、ローストの違いがそのバリエーションを生み出すのだそうです。

なるほど。
人にも当てはまりそう。

前提を「みんな同じ人間だから」にすると、「違い」がフォーカスされ、それが時に「課題」のようになってしまうことがあります。
前提を「みんな違う人間だから」にすると、「同じ」を見つけた時に、うれしくなったりします。きっと。

ダイバーシティ、インクルージョンが叫ばれる時代ですが、一人ひとり誰もが違うことを当たり前に考えて、人と対話するときにこそ、コミュニケーションの力が発揮されます。

@andysproject.2
珈琲の知識、目的志向について、専門性と表現のことなど、大変すばらしい時間をつくってくださいました。
誠にありがとうございました!

そしてご参加くださった皆さまも共に、すばらしい場と時間のつくり手となっていただきましたことに深く感謝を申し上げます。

気づきの時間と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
いや、癒しの時間だった、と思われるかもしれません。
楽しい時間、有意義な時間・・・さまざまな
皆さんにとって意味ある時間になっていることを願っております。

ちなみに。
andyのオリジナルDIPパック×5は、年間備蓄、季節備蓄いずれも可能なOSUSOWAKE登録備蓄品です。

andy×千和屋建材さんのオリジナルコースターは「この指とまれ!」の寄付につながる寄付つき商品。

ソーシャルビジネスのロールモデルandyに学ぶ「コミュニケーションスキルアップ講座」から、これからも新しいソーシャルビジネスやコラボ商品が誕生しますように!

<開催報告>

日時:2023年2月19日(日)13:00-16:00

場所:銚子市勤労コミュニティセンター2階

参加費:2,500円 ペア割 4,000円

参加者数:20名(含む銚子円卓会議インターン1名) / 当日欠席2名

内容は、講師がスターバックス時代に培った「目的志向」の考え方、珈琲の「産地・品種・加工法・ロースト」についての説明、コーヒースタンドの魅力と可能性を柱に「講義」と「実践」で構成された充実した3時間でした。

参加者の皆様が講義の内容について熱心にメモを取る姿や、テーブル内で自然に会話が生まれている様子が印象的で、自ら学ぼうとする意識をもった方々にご参加いただいていると感じました。
それは、ワークショップのような参加者同士の交流時間を意図的に設けることなく、満足度が4.5と高かったことにも表れています。

コロナ禍での変化を肯定的に捉えている傾向が見て取れ、17名中13名がなんらかの事柄に対して興味・関心を抱いていることから、地域における「リスキリング」「リカレント教育」など社会人・おとなの学び場の有効性を感じられる機会となりました。

銚子円卓会議では、引き続きまし多世代のつながりが創出される場づくりを進めていきたいと思います。

<アンケート>

回答者 17名  〇満足度(低い1~5高い)     4.5  (1/0名 2/0名 3/2名 4/3名 5/12名)

 

感想・意見など

・コーヒー豆が一定以上の品質で供給されていることを改めて知れたことが良かった。

・コーヒーについての知識をたくさん知ることができ、とても勉強になった。

・コーヒーは簡単だった。だけどおもしろかった。

・コーヒーのいいお勉強になりました。

・コーヒーに関する基礎知識を多く学ばせていただきました。自分が思っていたことが「思い込んでいた」「思い込まされていた」ことに気づかされました。一方で、コミュニケーションに関する部分が少なかったように思います。

・今まで知らなかったコーヒーの知識が興味深かったです。淹れ方にこだわらないにびっくりでした。

・コーヒーをいれることに対するハードルが取り払われた気がします。

・いつも飲んでいるコーヒーの知らないことをたくさん知れました。(アンディさんのことも知れてうれしかったです。)

・少し珈琲の勉強をしていた事があります。でもアンディのコーヒーの淹れ方?講座はおどろきでした!スペシャリティコーヒーについても新しい知識を知れました。

・お安いコーヒーを安易に選んでおりましたが、サステナビリティ、そしてエシカルなもの=スペシャリティコーヒーを選びたいと。それによってひとつの社会貢献ができると気づかせてもらいました。

・珈琲の生産地から2050年問題など、知れないことが知れ興味深かった一方、コミュニケーションのスキルアップ講座の要素が少ないように感じました。

・ご自分のやりたいことを見つけ、それを仕事にしていく過程とその後予想もされていなかった広がりをした「コーヒースタンド」というものを知ることができておもしろかったです。

 

コロナ禍に関する捉え方

・コロナ禍突入時は困ったことが多くありました。仲間との距離が大きくなってしまったような・・・考え方感じ方の違いが際立ってしまい、戸惑いました。今はそれを乗り越えて肝要になり、皆が違いを認められるようになったような・・・。

・飲食店などに行きづらくなったことが困っている。

・マスクの着用、発熱時の対応が不便に感じます。

・相手の表情が読みづらく会話の際、不便に感じます。

・人とのコミュニケーションが取りづらくなった。マスクで表情がわかりずらい。会食の場が減り情報交換やコミュニケーションがない。

・人と関わる機会が減り、それをどのようにまた増やしていけばいいのかも分からなくなった。

・医療関係者ですが、日々の緊張感が少し減った気がします。

・コロナを怖がってなかなか行動をおこせなかったが、今は起業に向けて前進できている

・飲食店にいけるようになり全般によくなりました。

・以前よりもいろいろなことに興味を持てるようになっている。

・新しくやるべきことが見つかってしまった。(サポート)

・オンラインでの活動の幅が広がり、今までに知り合えなかった人達と気軽に交流できるようになった。

・希望の職種への転職が実現し、自分がやりたいことに挑戦できる環境ができよかったと感じています。また居住地の選択肢が広がったことと家族と過ごす時間がたくさん増えたこともプラスに感じています。

 

興味・関心

・トルコ、シリアの大地震のこと

・社会貢献

・社会貢献、社会福祉

・コーヒーに関心があり本日参加させていただきました。講座を通してたくさんの人とのつながりの大切さをさらに実感できてうれしかったです!

・コーヒーのことだけでなく、もっと地域が元気になったらいいなぁと考えています。自分に何ができるか。。。。・飲食に興味があります。

・スパイスを使った食べ物や飲み物に興味があります。コーヒーに入れたりもします。

・楽しいコミュニティを広げていくことに興味がある

・銚子の人口減少 地域の活性化

・「好きなことを仕事にしている」方のお話を聞きたい

・社員(大人)のエンゲージメント向上、メンタルヘルス向上の取り組み

・取材、記事作成などオウンドメディア運営

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☆彡さまざまな課題を人任せにするのではなく、自分にできることを実践しよう!と行動をはじめている人たちを応援できる「この指とまれ!プロジェクト」はこちらから♬

【DELKUI6 大学生インタビュー 第4回】浜鈴総芸/ハーブガーデン・ポケット 代表取締役 鈴木浩之さん

みなさんこんにちは!

大学生インターンの加瀬功樹です。

第4回は浜鈴総芸/ハーブガーデン・ポケット 代表取締役 鈴木浩之さんにインタビューさせていただきました!

 

【目次】

・浜鈴総芸/ハーブガーデン・ポケットとは?

・鈴木浩之さんはどんな人?

・鈴木さんに聞いた若い人がすべきこと

・鈴木さんとのインタビューを終えて

・浜鈴総芸/ハーブガーデン・ポケットとは?

浜鈴総芸では、ハーブガーデン事業、造園・貸し植木事業、門松事業を中心に行っています。

ハーブガーデン事業であるハーブガーデン・ポケットでは庭園、ドッグランも、各ショップ、各種体験教室もあります。

造園・貸し植木事業では、造園施工、お庭のお手入れ、グリーンレンタルを行っています。

門松事業は全国トップクラスを誇る門松の生産を行っており、都内の企業や大型商業施設へ出荷されています。初めは5対から始まった門松の生産ですが、2022年には2200対を生産したそうです。

詳しくは下記をご参照ください!

株式会社浜鈴総芸 (hamasuzu.net)

 

銚子市観光協会のHPで、ハーブガーデンポケットのPVを発見しました!
どうぞ、お店の雰囲気を感じてください。

ハーブガーデン・ポケットは2023年2月17日~3月31日までアイドルマスターSideM「銚子PR大作戦!」のうちの1つのスポットとして入っているためSideMに興味ある方はもちろん、子供が興味あるという親御さんも家族でも楽しめるスポットとなっておりますので是非1度足を運んでみてください!!

・鈴木浩之さんはどんな人?

「ハーブをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」という思いを持たれている方で、そこから「リーズナブルでアットホーム」をテーマに、食べ物にも化粧品にも薬にもなる”ハーブの入り口”を作りました。
ハーブだけでなく植物を身近に感じてもらえるようにと取り組んでいらっしゃるのが「ハーブガーデン事業」です。

また、1度銚子から出て、様々な経験を経て帰ってきているため、銚子の良いところはもちろんですが、悪いと感じるところもあるそうです。

インタビューさせていただいた私から見た鈴木さんは、現状維持ではなく常に良い方向へ向かえるような準備と考えを持たれている方だと思いました。そして何よりも植物が好きなことがものすごく伝わってきますし、仕事に対する思いがものすごく強い方でかっこいい人だと思いました。

 

・鈴木さんに聞いた若い人がすべきこと

「飲食店をやりたい」など、大まかに「自分が何がやりたいのか」を見つけ、それが決まったら実際にやりたい仕事に行ってしまい、そこの空気を吸うことが大切なのでは?とお話くださいました。例えば、
「英語を話せるようになりたい!」と思ったら、思い切ってアメリカに行ってしまうということなどは、まさにその事例ですね。

そして何か「やりたいこと」を見つけるためには、いろいろな人から話を聞くことや、興味があまりないことでも、いろいろなことを試しにやってみることが大切だということも教えてくださいました。

・鈴木さんとのインタビューを終えて

植物の問題点なども聞くことができて、聞いていてとても楽しく、勉強になりましたし、かつてDELKUI2期生もトライした、人と自然のバランス良い共生のあり方などは考えることが必要だと思いましたし、ビジネスの視点で課題解決に挑戦することは、やってみたいと思いました。

鈴木さんは大変行動力がある方なので、私もここからこれまで以上に行動力を上げていきたいと思いました。

やりたいことが決まっていないことで、正直、焦る気持ちはあります。しかしこれからもインタビューをすることによって、いろいろな人からお話を聞き、いろいろな経験をするために行動し、やりたいことが見つかった後も、行動していきたいと思います。

今回ご協力いただきました浜鈴総芸/ハーブガーデン・ポケット 代表取締役 鈴木浩之様ありがとうございました。

皆さん、ハーブガーデンポケットオリジナルハーブティは、OSUSOWAKEの年間備蓄で、また癒しの逸品「クラフトコーラキット」は季節備蓄で、備蓄が可能です。
ぜひよろしくお願いいたします!

また銚子観光土産としても大注目の「銚子灯台コーラ」は、市民活動を応援する”みんなでつながる寄付活動「この指とまれ!プロジェクト」への寄付商品です!一人でも多くの方に知っていただき、ご購入いただけますよう!!
100年後の街に希望のヒカリを!灯台の街が生んだ青いコーラ「銚子灯台コーラ」のシロップボトル完成|株式会社浜鈴総芸、チョウシ・チアーズ株式会社のプレスリリース (atpress.ne.jp)

 

 

【魚市場業務日報】銚子市漁業協同組合地方卸売市場

<2月 10日水揚げ量>

旋網(いわし)隻数=3        数量=479.4t
旋網(その他)隻数=1        数量=0.0t
底曳(打瀬)     隻数=5        数量=3.0t
鮪鮫延縄   隻数=8        数量=45.6t
廻船底曳       隻数=3        数量=2.1t
その他    隻数=41     数量=8.4t
合計     隻数=61 数量=538.5t

<2月 13日水揚げ量>

旋網(いわし)隻数=27        数量=5,095.1t
旋網(その他)隻数=4           数量=0.1t
底曳(小型)     隻数=6           数量=3.6t
鮪鮫延縄   隻数=3           数量=34.2t
廻船底曳       隻数=2           数量=1.3t
その他    隻数=4           数量=0.5t
合計     隻数=46 数量=5,134.7t

<2月 14日水揚げ量>

その他    隻数=11     数量=14.2t
合計     隻数=11 数量=14.2t

<2月 15日水揚げ量>

旋網(いわし)隻数=4        数量=617.0t
鮪鮫延縄   隻数=2        数量=8.8t
その他    隻数=3        数量=0.2t
合計     隻数=9 数量=626.0t

 

【移住者】薬剤師×ヨガインストラクター・もえのさん 心から満たされるヨガ空間|ハロー!ブルーバード

ハロー!やかです。

「銚子に移住して来ました」と言うと、地元の方には驚かれることがとても多いです。ただ、ありがたいことに「ようこそ銚子へ!」と歓迎してくださる方が本当に多く、銚子の人々のあたたかさに日々支えられております。

実際、私たち一家のように銚子に移住してきた方は他にもいらっしゃるのでしょうか?

薬剤師として働きながらヨガクラスを開催しているもえのさんは、私が出会った移住仲間の1人です。彼女はいま、銚子という新たな土地で自分の生き方を開拓しています。

彼女と知り合ったきっかけはInstagram。しなやかにヨガのポーズを取るもえのさんの投稿が目に止まり、気がつけばもえのさんの投稿を追いかけていました。

写真を見る限りでは、穏やかで優しそうな印象のもえのさん。なぜ彼女は銚子に移住してきたのだろう?彼女は一体どのような人なのだろう?思い切ってもえのさんにInstagramでメッセージを送ったところ、彼女も私のInstagramの投稿を見ていてくれたことが分かり、会話が弾みました。こうして私ともえのさんは、同世代の移住仲間として出会うことになったのです。

今回は移住者・もえのさんの銚子暮らし、ヨガとの関わり、薬剤師のお仕事、そして彼女にとってのブルーバード(幸せの青い鳥)をお聞きしました。

取材:イノウエアヤカ/加瀬功樹 編集:イノウエアヤカ

【目次】
▼移住と同時に就職&結婚 移住新婚夫婦のチャレンジ
▼ヨガと薬剤師を両立するための ”自分らしい働き方”
▼薬剤師がリードするヨガクラス
▼アットホームな空間づくり 理想は結婚式?
▼もえのさんにとってのブルーバードとは?

▼移住と同時に就職&結婚 移住新婚夫婦のチャレンジ

もえのさんは東京都品川区の出身で、関東一長い商店街として知られる戸越銀座のほど近くで生まれ育ちました。都内のなかでも比較的”下町”と呼ばれる地域です。

2022年1月に、東京から銚子へ移住。きっかけは夫・祐也さんの就職です。祐也さんとは大学時代にゼミの研究室で出会いました。大学卒業後、祐也さんは大学院へ進み、もえのさんは病院で薬剤師として働き始めます。

祐也さんはしばらく大学院の研究室に在籍していましたが、2020年11月にヤマサ醬油(本社:銚子市新生町)の医薬・化成品事業部への就職が決定。就職と共に銚子へ移住し、もえのさんと入籍されました。

新婚生活と同時に銚子に移住したもえのさんと祐也さん。夫婦ともに、これまで銚子とは縁もゆかりもありません。

ーー銚子に移住することが決まった時、どう思われましたか?

もえの:製薬関係の研究所は地方にあることが多いので、夫と結婚するなら「いくつか地方に行く可能性もあるだろうな」と思っていました。

銚子は都内からもギリギリ行けなくないですし、スーパーもあるので生活にはそれほど困っていません。むしろ『どうせ行くならやりたいことを全部やろう!』と思って銚子に来ました。

知らない土地で暮らす不安感よりも、新生活に対する期待感の方が強かったもえのさん。彼女にとって銚子行きは、”移住”という意識よりも、結婚を機に東京を出たという感覚の方が大きかったようです。

ーー東京と銚子の生活で、何か違いを感じることは?

もえの:地元だから、もちろん東京は好きです。でも、都会の忙しない日々や人間関係に生きにくさを感じることもあり、少し離れてみたい気持ちもありました。

東京にいた頃は、出勤の日は仕事でいっぱいいっぱいで、休日も予定を詰め込めるだけ詰め込んでました。銚子に来てから一番感じることは〈余白〉が出来たことではないでしょうか。

 

▼ヨガと薬剤師を両立するための ”自分らしい働き方”

もえのさんは現在、市内の調剤薬局で薬剤師として働きながら、休日を利用してヨガのレッスンを行っています。

ーー薬剤師とヨガインストラクターの両立において、どのような働き方をするかは重要になってくると思います。

もえの最初からフルタイムで働くことはリスクがあると感じていました。知らない土地で、ライフスタイルがどうなるのか分からなかったので。

ただ、知らない土地だからこそ、「これまでの自分にとらわれず、新しいライフスタイルを作れるチャンスだ!」と気がついたんです。「せっかくならやりたいことにチャレンジしてみたい!」大好きなヨガができる時間が欲しいと思い、仕事は週4日の勤務にしました。

また履歴書に「今後ヨガの知識を予防医療に役立てたい」と書いたところ、面接担当の方から「やってみたら良いよ!」と前向きな反応をいただき、今の会社に入社を決めました。

初レッスンは職場のスタッフに集まっていただき、開催することができました。

お話を聞きながら、もえのさんのヨガへの情熱を感じるとともに、職場の理解や周囲からのサポートがあって実現できていることが伝わってきました。

ーー職場の方に対してレッスンをしたことで、何か得るものはありましたか?

もえの:うちの薬局は店舗が複数あります。基本的には店舗ごとでの業務のため、今まで交流がなかった同僚とのつながりが生まれました。顔見知りのスタッフが増えて、お互い仕事がしやすくなった気がします。

ーーそれは会社にとっても良い取り組みになっていますよね。実現できたのは社長の理解が大きい気がします。

もえの:実はうちの社長は、薬剤師ではないんです。あくまでも経営者。だからこそ、面白いと思ったことはやらせてくれる。その社風に魅力を感じて、今の薬局で働くことを決めました。今後は薬局内にチラシやポスターを掲示したいと思っていて、現在交渉中です。

DELKUI大学生インターンの加瀬くん(右)の取材に応じる、もえのさん(左)。「働く」をテーマに学ぶ彼に、薬剤師の仕事について教えていただきました。

自分らしい生き方を後押ししてくれる職場環境があることは、いま社会課題となっている〈女性の働き方〉においても、大変明るい環境だと思います。

新婚のもえのさんにとって、これから出産や育児といったライフステージの変化に応じて、働き方やヨガとの向き合い方も変わる可能性があります。企業側の柔軟な考え方が働き手の可能性を広げ、今後の活躍次第では新たな事業展開に結びつくチャンスになると感じました。

▼薬剤師がリードするヨガクラス

もえのさんのヨガクラスでは、最初からポーズを取ることよりも身体をほぐしリンパの流れを良くしていく『セルフマッサージ』の時間を長めに取っています。

この日は千葉科学大の学生さんがレッスンに参加しました。男性の参加者もおり、もえのさんのクラスでメンズ第1号です。

もえの足の指やふくらはぎ、肩や首周りの筋を優しくさすって動きを良くしてからヨガのポーズにはいっていくようにしています。しっかりほぐしてからポーズを取ると、ポーズの取りやすさ、心地よさが違うなと感じています。参加者からも好評で、ホームケアに取り入れられるので学びを持ち帰ってもらえると思います。

私も実際にもえのさんのヨガクラスに参加してみましたが、薬剤師としての知識や経験がヨガに活かされている実感がありました。骨の構造やリンパの流れ、血流の動きを理解したうえで、参加者1人1人に合ったヨガを丁寧に伝えている印象を受けました。

レッスン後のもえのさん(右)と、血流が良くなりぽわぽわしている筆者・やか(左)の様子。

もえの:仕事柄、何かしらの悩みを抱えた方と毎日接しています。患者さんを見ると「みんな一回ヨガやってみない?」と思うことがあるんです。身体が軽くなったり、気持ちが明るくなるかもしれない。ヨガの心と身体を整える効果はもちろん、誰かと一緒にポジティブな時間を共有できることで人生が豊かになると感じています。自分は「先生」という立場より、その空間を共にできる「仲間」でありたいです。

 

▼アットホームな空間づくり 理想は結婚式?

もえのさんが目指すヨガクラスの”空間”とは、どんなものなのでしょうか?その理想形としているのは、自分たちの結婚式だそうです。

もえの:私と夫はゼミの研究室で出会ったこともあって、教授も含めて仲間がたくさんいたんです。それがコロナ渦で散り散りになってしまい、同時期に教授も退官してしまって、研究室もなくなってしまいました。

だからこそ、結婚式は同窓会をテーマに開きました。みんなが心の底から楽しんでくれて、「やってくれてよかった!」と言ってくれてたことが嬉しかったです。みんなの笑顔が見れたことが本当に幸せでした。

その時に「ヨガでも同じ空間が作れたらいいな」と思ったんです。ヨガでも、みんながリラックスしてポジティブな空気感が漂うと、魂から満たされる時があります。誰かが笑顔で楽しんでいる姿が見れた時、自分も役に立てたのかなと思えました。

一見すると全く共通項がないような〈結婚式〉と〈ヨガ〉。しかし会場の一体感や高揚感を共有したあと、フィナーレに向かう静けさや感動は一つのドラマのよう。終わったあとの多幸感は、同じ時間を共有した人たちにしか分からない体験があるように思います。

もえの:本当は、人前に立って何かするのは得意ではないんです。でもヨガに出会って、ありのままの自分でいていいと教わってから、リラックスした状態で素の自分と向き合えるようになりました。そうしたら、自分は本来楽しいことが好きなのかもしれないと気づいたんです。

ヨガは自分がやりたくてやっているので、正直自分のためにやっている部分が大きいです。でも自分も整って、みんなもヨガでリラックスできれば、やりがいを実感できるのかなと。

私たちはあいまいな中で生きているけれど、上辺じゃなく、心の底から笑って、リラックスできると良いなと思います。その場に自分もいて、誰かの幸せに役立てたら嬉しいです。

 

▼もえのさんにとってのブルーバードとは?

ーー最後に、もえのさんにとってのブルーバード(幸せの青い鳥)とは何でしょうか?

もえの:私にとってのブルーバードは『大切な人 みんなのしあわせ』です。大切な人とは、家族はもちろん、周りの方みんなです。みんなが楽しくなる場所をつくりたいというのが一番大きいと思います。なぜなら、一緒に過ごした人たちが「楽しい」とか、「リラックスできた」といったポジティブな感情が生まれることで、私も喜びや幸せを感じられるからです。
周りの人たちの幸せが、私に幸福感を運んできてくれる「幸せの青い鳥」なのかな、と今は感じています。みんなの間で幸せの青い鳥が飛び交うような、そんな場所を作ることが私の夢です。

 

もえのさんは、相手に対して「幸せにしてあげたい」とか「こうすれば良いのに」という押しつけではなく、純粋に「自分がやりたくてやっているだけ」なのだと感じました。

柔らかく、穏やかな雰囲気をまとった彼女が、なぜ凛と美しく自らの道を進むことが出来ているのか?その答えは、彼女が自分に対して素直に生きているからなのだと思います。

 

次回は、もえのさんがチャレンジするきっかけとなったヨガインストラクターの後藤ユカリ先生と、もえのさんの夫・祐也さんにインタビュー!お二人から見たもえのさんの人柄を探ると共に、もえのさんのキーマンであるユカリさんと祐也さんにとっての〈ブルーバード〉もお聞きしたいと思います。

どうぞお楽しみに!

やか/イノウエアヤカ

1992年生まれ。横浜出身・銚子在住。
2011年、大学入学時にロックバンド・phonegazer(フォンゲイザー)を結成。ボーカルとして作詞・作曲を担う。同年、音楽ライターとしてフリーで活動開始。2015年にライブハウスシーン情報サイト・OTOZINEを創設、編集長を務める。2016年のバンド解散後、広告制作プロダクション、業界新聞、地方公務員へと転職し、クリエイティブと地域活性化の関わりに関心を持つ。
結婚、出産、実母の急逝、心身の不調などが続き、2022年10月、千葉県銚子市へ移住を決意。現在、脱サラ漁師の夫と長男の3人で、スローライフを大切に人生をリスタートしている。

 



【DELKUI6 大学生インタビュー 第3回】銚子大洋自動車教習所 代表取締役社長 澤田裕江さん

みなさんこんにちは!

大学生インターンの加瀬功樹です。

第3回は銚子大洋自動車教習所 代表取締役社長 澤田裕江さんにインタビューさせていただきました!

【目次】

・銚子大洋自動車教習所とは?

・澤田裕江さんはどんな人?

・澤田さんに聞いた若い人がすべきこと

・澤田さんとのインタビューを終えて

・銚子大洋自動車教習所とは?

私も約1年半前に通わせていただいた教習所であります。

運転の技術や知識を学べることはもちろんですが、指導員の方がとても優しく、時には厳しく教えてくださいます。指導員の方全員が「ほめる達人検定」3級以上を持っているため、教習中とにかく褒めてくださいますし、教習中でなくても積極的にコミュニケーションをとってくださいます。そのため教習所に行くことが自分の中で楽しみでした。

効果測定で1度合格できなかった際も応援してくださって、「今度こそは合格しよう」という気持ちになっていた記憶があります。

また、他の教習所よりもデジタル化が進んでおり、指導員の方が紙の原簿書き込むのではなくタブレット端末でその作業を行っていたり、学科教習がオンデマンド型の授業になっていたり、教習生全員と指導員がアプリを通じて技能実習についてのチャットなどを行っているなど様々な工夫がされています。

若い指導員の方がSNSでの発信もされており、「無事故仮面」と「かずこちゃん」というキャラクターが面白いことから運転に関する〇✕クイズなどいろいろなことをしているので、是非銚子大洋自動車教習所のインスタグラムをチェックして下さい!

銚子大洋自動車教習所は「健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)」に昨年に引き続き、2年連続で選ばれております。従業員の方の健康にとても気を使われており、心も体も健康になるための戦略的な取り組みを行っています。その中でも私が面白い取り組みだと思ったのは、従業員の方が万歩計を持ち歩き、6つのグループの平均値をとり、個人とグループのトップを表彰しているということです。

そんな心も体も健康であり、指導のプロが教えるドローン教習が4月頃から行われるそうです!
興味がある方はぜひ銚子大洋自動車教習所へ!

 

・澤田裕江さんはどんな人?

とても明るい方で、インタビューさせていただいた内容以外にもたくさんお話させていただきましたし、映画や絵画を心で感じて見ることを意識されていたり、他の人に話をするとアウトプットばかりになるので本や他の人から話を聞くことによってインプットしたり、そのようなことをしているためとても知的な方だとも思いました。

また、従業員の方に自分で作った料理や買ってきたものなどを差し入れとして持ってきているそうです。
とても優しい人というのもインタビューをしてわかりましたし、インタビューの際に私にもくださいました。

・澤田さんに聞いた若い人が持っておくとよいスキル

「コミュニケーション、プレゼンテーション、PCのスキルを向上させることは大切だが、何よりも自信をもってもらいたい」とおっしゃっていました。
それに加え、「失敗を活かす力」が必要だということも学びました。
それらを聞いて、コミュニケーションやプレゼンテーションは自信のなさそうな人が話していても、話している相手や聞いている方も話が入ってこないと思いましたし、何事においても自信がないと1歩目を出せないと思いました。

失敗から学べることは多くあり、失敗しない人はいないので、そこからどう修正できるかによって、その先が変わってくるとお話を聞いていて思ったので失敗から学べる人にもなれるように努力していきます。

 

・澤田さんとのインタビューを終えて

初めて銚子円卓会議協働事務所をでてインタビューをしに行かせていただいたので緊張もありましたが、いろいろなお話を聞くことができとても楽しかったです!

今回のインタビューを通して私は、自信をもつことの大切さを学びました。

今までは私もネガティブな考えになることも多々ありましたが、これからは失敗もプラスに捉えて、その失敗を活かせるような人になりたいと思いました。

そしてそのような人になれた時には澤田さんが私に教えてくださったように私もみんな自信をもってやってみよう!と言えるようになりたいとも思いました。

今回インタビューにご協力いただきました銚子大洋自動車教習所 代表取締役社長  澤田裕江様ありがとうございました。

 

【魚市場業務日報】銚子市漁業協同組合地方卸売市場

<2月 7日水揚げ量>
旋網(いわし)隻数=3     数量=419.8t
旋網(その他)隻数=3        数量=14.7t
底曳(打瀬)     隻数=7        数量=9.8t
廻船底曳       隻数=3        数量=3.5t
その他    隻数=48     数量=7.1t
合計     隻数=64 数量=455.0t

<2月 8日水揚げ量>
底曳(小型)     隻数=6        数量=4.2t
鮪鮫延縄   隻数=2        数量=25.1t
大目流綱       隻数=1        数量=1.1t
廻船底曳       隻数=2        数量=0.8t
その他    隻数=9     数量=2.5t
合計     隻数=20 数量=33.6t

<2月 9日水揚げ量>
旋網(いわし)隻数=1        数量=170.4t
底曳(打瀬)     隻数=2        数量=2.6t
鮪鮫延縄   隻数=4        数量=26.6t
廻船底曳       隻数=2        数量=3.1t
その他    隻数=3     数量=2.5t
合計     隻数=12 数量=205.3t

 

【DELKUI6大学生インターン活動】ウィンタースポーツに挑戦しました!

みなさんこんにちは!

大学生インターンの加瀬 功樹です。

私は先日初めて「スノーボード」をするために新潟県に行きました。

はじめは転んでばかりでしたが、何度も挑戦して、だんだんと滑れるようになってきました。

銚子では経験することのできないウインタースポーツではありますが、体の使い方など勉強になるところも多くあり、小さい子供から大人まで楽しめると思います。

できなかったことができるようになるのはとても面白く、また機会を作って行きたいと思いました。

そして、何事にも挑戦して、経験を積むことはとても大切だと改めて気づかされました。
みなさんは何か新しいことに挑戦していますか?
みなさんの挑戦の話もぜひ聞かせてください。

さて、今日のインターン活動では、今月のインタビューの予定を組みました。

インタビューの内容をわかりやすく伝えられるように頑張りますので楽しみにお待ちください!

また2月19日(日)のandyさんの講座では、司会進行を務めることになりました。
講座の司会ははじめてで、緊張していますが、新しい経験ができることがとても楽しみです。

当日は、まだ参加が可能です。お誘いあわせの上、ぜひ体験してみてください!

お電話:0479-25-8870(銚子円卓会議協働事務局) メール:info@choshientaku.com

【魚市場業務日報】銚子市漁業協同組合地方卸売市場

<2月 1日水揚げ量>
旋網(いわし)隻数=25     数量=5,181.8t
旋網(その他)隻数=9        数量=39.1t
底曳(打瀬)     隻数=4        数量=7.2t
底曳(小型)     隻数=6        数量=2.7t
鮪鮫延縄   隻数=1        数量=36.4t
大目流綱       隻数=1        数量=1.6t
廻船底曳       隻数=2        数量=0.9t
その他    隻数=42     数量=6.6t
合計     隻数=93 数量=5,276.1t

<2月 2日水揚げ量>
鮪鮫延縄   隻数=5       数量=45.1t
その他    隻数=9       数量=8.1t
合計     隻数=14 数量=53.2t

<2月 3日水揚げ量>
底曳(打瀬)     隻数=1        数量=1.7t
鮪鮫延縄   隻数=1        数量=2.4t
その他    隻数=36     数量=5.1t
合計     隻数=38 数量=9.1t

<2月 4日水揚げ量>
底曳(打瀬)     隻数=7        数量=12.5t
底曳(小型)     隻数=6        数量=0.2t
鮪鮫延縄   隻数=2        数量=30.0t
大目流綱       隻数=1        数量=0.3t
廻船底曳       隻数=2        数量=1.2t
その他    隻数= 3   数量=0.1t
合計     隻数=21 数量=44.3t

<2月 6日水揚げ量>
旋網(いわし)隻数=34     数量=5,735.3t
旋網(あじ) 隻数=1        数量=12.2t
旋網(その他)隻数=12     数量=97.3t
底曳(打瀬)     隻数=7        数量=13.4t
底曳(小型)     隻数=6        数量=4.3t
鮪鮫延縄   隻数=2        数量=31.4t
大目流綱       隻数=1        数量=1.3t
廻船底曳       隻数=5        数量=4.7t
その他    隻数=49     数量=6.8t
合計     隻数=117 数量=5,906.6t


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