いよいよ師走。
2020年「銚子市内の犯罪発生状況と防犯対策」についてお伝えします!
今月の番組は、生活安全課 小栗課長と、ビーナスさわっちこと、澤田裕江さん(銚子大洋自動車教習所 社長)でお送りいたします。

さて、11月末現在の数値をチェック!
千葉県の刑法犯の認知件数は、32,406件ですが、これは、昨年の同時期に比べると6,306件の減少とのこと。

銚子市内ではどうかというと、268件で、前年同期に比べて54件の減少で、千葉県内、銚子市内いずれも減少傾向ですね。

だいたいの警察署では、自転車盗が最も多い犯罪になるそうですが、銚子署では自転車盗は24件で第3位、2位は器物損壊、そして最も多い軽犯罪は万引きなんだそうです。

いずれにしても減少傾向にあることは間違いないので、引き続き減少させるために銚子警察署では犯人を検挙し、防犯対策を推進しようとしています。

人の流れは止まっているので、短期的にみれば刑法犯認知件数は減少すると思われますが、それはあくまでも短期的にみた場合のこで、長期的には心配になります。
これまで以上に厳しく低迷する経済下でも市民が元気に活気をもち暮らすことができるようになると良いですね。

さて、さらに電話de詐欺についても見ていきましょう。
防災無線のアナウンスが高校生になって久しいですが、これは高齢者にとって大人からよりも孫のような年の子たちから言われる方がが耳を傾けてくれるのではないか、という意図が込められています。

それは現実になかなか犯罪発生件数が治まってくれません。

去年1年間では5件の発生でしたが、今年は11月時点で・・・実に20件も発生し、被害総額は2500万円にのぼります。
1件あたりの平均被害額が125万円。ほかの犯罪に比べ、非常に被害が高額になる傾向にあります。
金銭面はもちろん、精神面でもその後の生活に大きな支障を来す人も少なくないため、絶対になくしたい犯罪ですよね。

あえて認知機能が低下してだましやすい高齢者をターゲットにしていること、言葉巧みに「今時の話題」から入るなど多様な手口が確認されているそうです。

電話de詐欺の被害に遭わないようにするには、電話に出ないことが一番!
常に留守番電話に設定し、相手の声を聞いてから受話器を取るなど被害を防ぐ工夫をしていきたいですね。

番組はこちらから!