Category: FANFUNな事務局通信♪ (page 30 of 36)

FANFUNコミュニティーBLOG

平成29年度 「この指とまれ!プロジェクト」について

こんにちは!
おとなインターンの邊見早織です!

6月に入りましたが、まだまだ過ごしやすくお天気の良い日が多いですね!
梅雨の気配も少しずつ感じますが、これからのじめじめした空気に負けず、明るく元気に過ごしましょう☆

さて、本日は平成29年度の「この指とまれ!プロジェクト」についてお知らせです。
平成29年度「この指とまれ!プロジェクト」の寄付先登録手続きが順次進んでいます。
今年度は、昨年ご登録頂いた団体の他に、もう1団体申請を頂きました。
只今審査委員会にて審査中ですので、来週には皆様に発表できることと思います。
楽しみにしていてくださいね!

今年度も、地域通貨「すきくるスター」で支えられる地域活動・団体へ、ぜひ皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い致します!

この指とまれ!プロジェクト 平成28年度の寄付金が確定いたしました!

オールスターズでの支払いで貯まる地域通貨「すきくるスター」を寄付で応援できるしくみ、「この指とまれ!プロジェクト」の平成28年度寄付額が確定しました。

こちょっぴーからの能動的な寄付金を基準に、失効スター、寄付つき商品などから寄せられたスター数を案分して、寄付額を決定しています。
協力をいただいております皆様に心から御礼を申し上げます。

◎平成28年度 寄付スター 234,463スター
 こちょっぴーからの寄付スター数  18,829スター
 寄付つき商品、失効スター数など  215,643スター
******************************************************
〇ちょーぴーをお風呂にいれてあげよう! 62,896スター
(銚子商工会議所青年部)

〇花を植えよう! 7,733スター
(ナルク銚子拠点くろしお)

〇ほう・れん・そう  7,484スター
(千葉科学大学学生警察支援サークル スターラビッツ)

〇犬吠埼エンデューロ 8,953スター
(NPO法人銚子スポーツコミュニティ)

〇海と月のグリーンマーケット in 銚子 16,312スター
(月と海)

〇銚子の海を知ろう!感じよう! 12,776スター
((有)銚子海洋研究所)

〇郷土の太鼓でまちを元気に! 12,427スター
(銚子はね太鼓保存会)

〇こどもたちの楽しめるお祭りやっぺよ! 101,897スター
(銚子正調大漁節保存会 ひびき連合会)

〇てうしの歴史を調べよう! 3,985スター
(銚子郷土史談会)
*****************************************************

地域経済活動と、地域づくり活動をつなげて動くこのしくみへ、引き続きましてご理解、またご協力をお願い申し上げます。

【事務局_B】

この指とまれ!プロジェクト募集!!

地域通貨「すきくるスター」の寄付で支える 地域づくり活動 “この指とまれ!プロジェクト”では、平成29年度の活動を募集中です!

銚子円卓会議では、市民自らの手で地域づくりを実践されている方々、団体に対して、地域通貨からの資金調達を含む活動PR、さらに構成主体それぞれの専門性を活かし多角的なご支援をしております。
「これ、ほっとけないよ!」「こんな地域にしたい」「こうしたら、この課題が解決する!」そんな想いで自主的に地域づくり活動をはじめている(はじめようとしている)団体や個人の皆さんからの応募をお待ちしています。

◇申込み期間
平成29年4月7日(金)~4月28日(金)

◇選考方法
地域貢献プログラム「この指とまれ!プロジェクト」選定委員会による審査
(選定基準)地域貢献プログラム「この指とまれ!プロジェクト」選定基準

◇その他
・寄付受付予定期間 平成29年5月11日(木)~平成30年3月31日(土)
・寄付端末からは、活動内容がPRできるようになっています。
・年度中に失効した「すきくるスター」、寄付付き商品からの寄付額等も、能動的な寄付スター数に応じて案分し、寄付されます。
・登録活動は、こちょっぴー、銚子円卓会議ホームページ、銚子円卓会議facebook、ちょうしノート等でPRさせていただきます。
・その他、ご相談は随時事務局にてお受けしております。内容に応じて、具体的なご支援をさせていただくことが可能です。

現在、この指とまれ!プロジェクトに登録されている活動については、トップページからご確認ください。

■この指とまれ!プロジェクト■
この指とまれ!募集要項2017
この指とまれ!_申請用紙(PDF版) この指とまれ!_申請用紙_記入例(PDF版)

▼お問合せ先▼
銚子円卓会議事務局 メール
銚子市総務課協働推進班 tel : 0479-24-8794
NPO法人BeCOM tel : 0479-25-8870

今、ここにある魅力に、さまざまな角度から付加価値をつけていこう!~第3回まちづくりワークショップ報告

“大手企業や、大きなお店には、お手本にしたいことがたくさんあります。
でも真似をしたことは一度もないんです。競ったこともない。
他社(他者)を知ることで、いつも見えてくるのは自分たちのポジションなんです。”

29年前、市内で創業された岡田さんが経営するアパレル及び関連雑貨を中心とするセレクトショップ「Hamilton essence」は、常に「自分たちに何ができるか?」を問い続け、現在、全国17店舗に拡大、営業されていらっしゃいます。

毎日仕事に通うドーバーラインで見る屛風ヶ浦が一日と同じことはなく、そのどれもがすばらしい、と本当にうれしいそうな表情で話されます。会社説明会では、銚子の動画を流すなど、ハミルトンが生まれた銚子を全国の学生さんにご紹介くださっているそうです。

そんな岡田さんを迎えての3回目のワークショップ。
身近なこと、楽しいことがまちづくりにつながっていることを関谷先生との対談の中で感じられるあたたかな学びの時間になりました。

ぐんぐんと成長していく学生達に希望の種を見つけ、多世代交流ならではの大切な、数多くの気づきを得られる貴重な場である「まちづくりワークショップ」。これからも、1回、1回の場を丁寧につくっていきたいと思います。

”今ある、銚子の価値に、さまざまな角度から付加価値をつけあっていこう”
”楽しいと感じることを持ち寄っていこう”

岡田さんと関谷先生の呼びかけに、呼応するように参加者の皆さんの感想が前向きで明るいものばかりでした。
来年度、銚子市では住民参加で「総合計画」でつくっていくチャレンジをしようとしています。

ビジョンづくりの途中、今年度の3回のシリーズで問いかけた「異なる文化をつなげる知」「地域の誇りを支える知」そして「新たな価値を生み出す知」はきっと必要になると思います。

「3つの知」をもつ誰か1人を探す必要はなく、圧倒的な人の数が3つの知のバランスを保ち、練り上げられた大きな一つの魅力に高まっていくイメージを参加のプロセスで共有できるよう、銚子円卓会議としても積極的に協力をしていきたいと思っています。

自分にできることは、小さくても、一緒にやるとほらね!こんなに大きくなる!・・・を実感し合いたいですね♪

【事務局_B】

まちづくりワークショップ「新たな価値を生み出す知」参加者募集!

毎日少しずつ春に近づいています。
銚子円卓会議からも春を感じられるお知らせです!

「何か新しいことをしてみたいけれど、何をして良いかよくわからない。」
・・・・おそらくそんなタイミングが誰にでもあるのではないかと思います。

「自分が取り組んでいるこのプロジェクト。もっと多くの人と共有したい。」
・・・・銚子にはイベントやプロジェクトチャレンジをする人が数多くいらっしゃいます。
そしてその取り組みを「もっと伝えたい」と願っている人が少なくありません。

「まちづくりワークショップ」への参加を通してその答えを探すヒントが見つかるかもしれません。

今回のテーマは「新たな価値を生み出す知」。
講師は、銚子在住の岡田映子さんです。

岡田さんは、イオンモール銚子の他、全国17店舗において国内外のアパレル及び関連雑貨を中心とするセレクトショップ「Hamilton essence」を展開されていらっしゃいます。
銚子で生まれ育ち、仕事をされ、子育てをされ現在は銚子を生活の拠点としつつ、仕事を通してライフステージを広げていらっしゃいます。

そんな岡田社長と一緒に、多世代の市民で「これからの自分」「これからの銚子」について、考えてみませんか?

まちづくりワークショップが、人と人の間に橋を架けていく小さなきっかけになってほしいと思っています。

高校生以上、どなたでもご参加いただけます!(参加無料)

【お申込み・お問合わせ】
銚子円卓会議 info@choshientaku.com

ミライ探しワークショップ開催しました!

まちづくり人材を育成すること、地域内にゆるやかな横のつながりを創造することを意識し開催するまちづくりワークショップ。今回は、特にU-20を中心に参加者募集をしましたが、市立銚子高校野球部の皆さん他中、高、大学生15名を含む40名にご参加をいただきました。

講師の山崎亮さんからは、観音寺の商店街再生の事例としてshop in shop、海士町の総合計画づくりのプロセスと、その後島内の各地区でのまちづくりの進捗、小豆島での廃棄物から生み出すアート作品についてうかがいました。
軽妙な語り口で、その町の人たちの魅力を語る山崎さんのお話で、生き生きと人が暮らす様子が目に浮かぶようでした。

おそらく日本全国どの地域も「数字」から分析すれば、決して楽しいばかりではない実情があるのだろうと思います。
しかし、暮らしている人と人との結びつきを丁寧に紡ぎ、笑顔の連鎖を生み出す力を引き出していくことで「課題」は「希望をつくるネタ」になっていくことを改めて学ぶことができました。

グループ討議の時間が短かくなってしまいましたが、なかなか会えない山崎さんとは違い、参加者同士はいつだって会おうと思えば会える、話そうとすれば話せることを大切にし、継続的に「ミライを探せる場」をつくりたいと思いました。
銚子にも大切にしたい試みや取り組みがあることをもっとシェアし合い、住んでいる一人ひとりが誇りを感じられるように努力と創意工夫を重ねていきたいと思います♪

▽参加者の皆さんからの感想です!▽
・他の町もみんながつながっていい町へ変わっていて、銚子もこんな町になりたいな、と思いました!たくさんのアイディアがあってとてもタメになりました!
・自分がいつも関わっていない年代の人たちと話すことで、銚子の魅力を知ろうと思いました。銚子が元気になるとうれしいです。
・若い人の考え方、見え方が現在ではなく常に未来を観ている強さにあらためてうれしい気持ちになりました。ありがとうございました。
・楽しかったです!!
・グループ討議の時間がもう少し欲しかった
・中高生と交流ができて良かった
・ご縁のあった方々と銚子の未来について考えることができてとても良い機会になった。
・話しのくみたてがおもしくて、見入ることができた。次回も参加してみたいと思った。
・山崎さんのとても楽しいお話を聞け、また若い人の声もきけて良かったです。
・今まで銚子に住んでいて考えてこなったような考えを発見することができた。色んな意見を聞くことができた。
・銚子を活性化するために色々な意見が出てすごいと思った。またまちづくりワークショップをやってもよいと思った。
・まちづくりに関するいろいろなお話を聞けて今後の地域活動に活かしていきたい。学生の頃から参加することは大変大事なことだと思います。
・貴重な事例を多く聞けて銚子ならではのことをはじめるヒントがたくさん学べた。GWは時間が短く残念。もっとあつくかたりたかった。
・自分の住んでいる街の未来について真剣に考える機会は今までほとんど無かったので、話し合うことで考えるきっかけとなり良かったです。
・楽しかった
・自分達にとって何をするのが正しいか、ではなく感性の部分で楽しさ、美しさ、カッコ良さなどを追及していてもイイんだ!という納得と安心感、自己肯定感(自分の活動に対する)を与えて頂きました!Yes,and~の会話を自分の周りにあふれさせられるように頑張りたいです!おつかれ様でした!
・もっといろいろな話をしていたいと思いました。またかいさいしてほしいです!楽しい時間をありがとうございました。
・山崎さんのお話や初対面の方との会話は楽しかったです。銚子のミライへの約束を実行してみたいと思います。
・銚子のことが大好きな銚子をより良くしようとしている方々との会話はやはり自分をより前向きにさせてくれます。山崎さんのお話は大変興味深く楽しく聞かせていただきました!
・山崎さんの話が分かりやすかった。また聞きたいです!
・山崎さんのお話、とても楽しく興味深くうかがいました。海士町の2500人の人口の内、2000人の心を置き去りにしない動きが心強く感じました。活性化するのか?美しく閉じるのかという選択と決めた事に向かって強く行動していく事が大切なのだと思った。
・講師の方の話が楽しくて時間のたつのが分からないくらい聞いてしまいました。とても楽しい時間でした。
・勉強になりました。銚子のミリョクを再度勉強してみます。
・普段聞けないお話を聞けて普段関わらない人と関われて楽しかった
・色々な方々との意見を聞けて良かったです。
・コミュニティデザイナー?一体どんな話がきけるのだろうと思っていましたが、なるほど・・・・の連続でした。大変参考になりました。ワークショップの時間がもう少しあると良かったかな。ありがとうございました。
・銚子をすてきな町にしたい!!と思う1人1人の気持ちがひとつになれたらいいなと思いました。
・色々迷うことの大切さを知ることができました。将来、教職を経て経営者になるのを目指しているので、人との繋がりを大切にしていきたいです。
・色々な意見がきけたのは良かった。新しさがみえた。
・色々な人と情報交換できたのでよかったです。
・「てうし人(海士人)」が成功例ででていてよかった。
・銚子の情報、魅力をつたえていくのが必要だと感じた。市だけではなく、他の団体や他業種とのかかわりをもっていくことの必要性を感じた。
・自分にすごく楽しかったし、高校生や大学生の人たちとしりあえたことがうれしかった。今日のことをこれからにいかしたい。できることはせっきょくてきにやっていく。
・話を聞くのがおもしろかった。他の町でどのような事が行われているかわかった。
・今日参加してくれた学生が、このような場を何回か経験してくれるといいですね。山崎さんの話は興味深い事例ばかりで、質問もはさみながら進められると、さらに楽しかったかも。

“銚子FANFUN BOOK”が新しくなりました!

こんにちは!

全国的にインフルエンザが猛威をふるっており、銚子にもその波が押し寄せています。

みなさん、体調は大丈夫でしょうか?

 

この度、“銚子FANFUN BOOK”が新しくなりました!

“オールスターズ”(電子マネー“犬吠WAON”がつかえて、地域通貨“すきくるスター”が貯まる銚子市内のお店)の店舗情報をまとめたFANFUN BOOK。

前回の発行から約1年半。

内容新たにリニューアルです。

ニューバージョンでは、新たに加わったオールスターズの店舗情報が追加されただけでなく、すきくるスター活用寄付付き商品の「ちょうしおせんべいものがたり」の紹介などが掲載され内容盛りだくさんです。

もちろん前回同様、銚子の便利情報や観光情報などものっています!

 

銚子市内の小中学校で配布されるほか、公共施設・オールスターズ各店舗に設置してあります。

あざやかな赤い表紙が目印!

あなたの知らなかった銚子を発見できるかも^^

ぜひ手にとってみて下さいね!

 

byおとなインターン よしりん♪

まちづくりワークショップ(スピンオフ♬) ミライ探しワークショップにぜひ参加ください!

銚子円卓会議が主催し行ってきた「まちづくりワークショップ」には、これまでも高校生、大学生が数多く参加をしてくれています。

未来志向の討議になることを目指し、毎回多世代で行っているのですが、それでも下は高校生からでした。

今回はじめて、中学生にも参加を呼びかけ、高校生、大学生などU-20を中心に、とにかく銚子にもっと笑顔がうまれるためのあれこれについて、一緒に知恵を絞り合いたいと思います。

ゲストコーディネーターに、海士町の総合計画づくりに携わったコミュニティデザイナーの山崎亮さんをお迎えします。

参加者募集開始は2月1日!

あなたの〝行ってみようかな″を心待ちにしています。

*銚子市HPでもご案内しています。こちらから!

お問合わせメール info@choshientaku.com

 

地域らしさ&地域に新しさ♬ 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日の銚子市の空はかなりご機嫌斜めです。
波浪警報もでておりますので、どうぞ無理せずにゆっくりとお過ごしください。
明日にはお天気、回復しそうですね!

そうそう!2017年になり、はじめての投稿です(^-^)
事務局では〆切間近のものを抱え年越ししてまして、少々(実際はかなり><;)バタついておりますが、これまで以上に想像して、行動してまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、第69回銚子市成人式と、68回目の中学生銚子半島駅伝大会が昨日無事終了し、関係者の皆さんはホッとされているかもしれません。
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(写真提供: 澁谷義範様)

その成人式では、記念品として地域通貨「すきくるスター」入り犬吠WAONカードが、新成人お一人おひとりに手渡されています。
500スターは、地域、期限、用途が限定された電子ポイント。
地域との関わり方を自分の意志と行動で決めることができ、新成人の皆さんへ伝えたいメッセージが詰まっているものです。
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地域にあるいつものお店で活用するもよし、
新しいオールスターズ(加盟協力店)と出会うもよし、
地域の個性豊かな活動に寄付をして応援するもよし。

新成人の皆様!
ぜひ写真をつきでどんな風に活用されたか、ご報告をいただけませんでしょうか?
メール:info@choshientaku.com
お待ちしております。

スターの有効期限は180日。(それぞれのカードに添付されています。)
市外に出ている皆さんも春休みや5月の連休など、帰省のタイミングでお使いいただけると思います。

*なお、有効期限が切れた失効ポイントは、銚子円卓会議が支援する「この指とまれ!プロジェクト」へ案分で寄付させていただいております。

【事務局_B】

歴史に基づく、本物志向という誇り~第2回まちづくりワークショップ報告

穏やかに晴れている銚子の空を見上げると、トナカイが引く猛スピードのそりで駆け抜けるサンタさんの姿が見えそうです(^0^)/

さて、年内に終わらせたい作業がまだまだ山積の事務局ですが、今日は12月7日(水)開催した今年度2回目の「まちづくりワークショップ」のご報告です。
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講師には、元香取市職員で、現在は佐原商工会議所事務局長の椎名喜予さんをお招きし、銚子円卓会議協働アドバイザーの関谷昇氏との対談、その後グループ討議と共有と有意義な時間となりました。
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「つけまつり」である「佐原の大祭」は「何を目指して生まれたんだろう?どんな意味があるのだろう?」をさぐるため古文書を3日間かけてコピーし、3年間かけて読み解き、資料化したことで、誰もが先人の志を知り「”他者のために”を、自らの意志で行う」ことが見える化され、共有されるようになったといいます。

自分本位になりがちだった「祭り」を、「多くの人に見せること」を意識すると同時に、「自分たちが望んで行っている祭りである」という覚悟を持つ。約30年をかけておそらく辛抱強く、丁寧に紡いできたからこそ、世界遺産へとつながり、東日本大震災からの復興の際、誰もが心の支えとした本物の誇りになったのだろうと思います。

佐原のプライドを感じる「江戸優り」という言葉も、決してカッコの良い思いつきのような造語ではなく、先人からの知恵と地域への想いから生まれたものであり、その志は佐原のまちづくりのコンセプトであり本質となっていることも改めて学びました。
「佐原の大祭」をまちづくりの背骨として、派生する様々な取り組みを常に本物志向で進めているという椎名さんのお話は本当に素晴らしいものでした。

コーディネートをされた関谷先生も、椎名さんを通じて佐原、香取のまちづくりに長く関わっていらっしゃるとのことから、対談での問いかけもとてもわかりやすく、お二人のやり取りに感じ入るばかりでした。
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その後、グループ討議では、「銚子に誇りを感じているか?銚子で生まれ育つ子供たちに伝えたいことは何か?」について討議しました。
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個人的に印象的だったのは、対話型ワークショップをはじめたばかりの2年前に比べて、一人ひとりがそれぞれの不完全を認め、補い合っていこうとする会場の雰囲気です。
この場なら安心して意見を交わせるという場になっていることはとても大切なことだと思っています。
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以下、参加者の感想から抜粋です。

・銚子の魅力について議論できて有意義な時間を過ごせました。市をはじめとした公共団体や他人からの声掛けを待つのではなく自発的に行動することが大事であると気付かせていただきました。ありがとうございました。
・佐原のまちづくりのキーワードとして今回「祭り」があげられました。大祭の歴史を聞いている時に、銚子との共通項がいくつかあり、銚子の「祭り」の在り方についても考えさせられました。またまちづくりにおいては、「キーワード」はいくつも有る事、決して急いで一つに絞って近道を行こうとせず、大切にしたいもの、伝えていきたい事を大勢の人と共有して議論していく必要性を考える機会となりました。大変勉強になりました。ありがとうございました。
・銚子市をよくするための大切なことがわかったのでよかったです。行政に頼るのではなく自分たちの意志で動かないといけないと思いました。これからの人たちのためにもっと銚子がよい町にするために、自分にできることをしていきたいと思います。
・様々なことから背骨を見つけることはなかなかほねのおれることですが、ここはじっくりとやっていきたいところです。焦ることなく続けていきたいところですね。
・佐原のまちづくりが進んでいることにうらやましさを感じました。銚子には、佐原に負けない地域資源があるので、どのように核をつくるのかが課題だと思いました。

次回3回目は2月を予定しています!
はじめての参加者の方も歓迎しています。お気軽にお問合せください。

*報告書は改めてPDFで公開いたします。詳細は事務局まで!

【事務局_B】

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