はじまったばかりの初々しい「令和」。
FANFUNブログでの最初更新は、DELKUI2期生及び、YOSOMON!など外部人材の受入経験をもつ企業さんの所感をシリーズでご紹介いたします。

地域ならではの商品を持つ阿尾さんを「社会企業家」と名づけた杉崎さん。
お二人の交流がどのように育っていくのか?
それぞれの成長物語が楽しみです。
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企業名:(有)ボーモ阿尾
プロジェクト名:「いわし」で出来た銚子の【魚(うお)めん】の魅力を伝えるプロモーター募集!”魚めんCOOKING PARTY”で、ちびっこファンの拡大プロジェクト
プロジェクト詳細:https://www.project-index.jp/intern/17212
事業内容:「魚めん」の販路拡大に向けた実践的調査及び営業活動
インターン生:杉崎莉々(立教大学 経営学部1年)
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この度のはじめてのインターン生受け入れは、たくさんの方々のお力添えとご指導があったからこそ成し得たことと強く思います。まさにDELKUIはチームでした。

弊社は家族経営の小さな会社で、インターン生を受け入れるにあたり、環境に幾つもの不安要素がありました。まず、インターン生に複数人の中で仕事を経験させてあげられない事です。今回のプロジェクトの中心はあくまでもインターン生で、期間中単独での仕事になってしまうのが心配でした。次に、仕事場についてです。フィールドワークが多くなることは想定していたものの、落ち着いてデスクワークに専念できる環境を準備できませんでした。

それでも、そんな環境を物ともせず、2月20日(水)に杉崎莉々さんは期待に胸をふくらませ、銚子にやって来てくれました。約一ヶ月間の事前課題を通してメールや電話で交流があったので、私自身も受け入れ当日が楽しみでなりませんでした。実際に仕事を開始してみると、心配していた環境に関しては、杉崎さんの若さと適応能力でクリアできました。もしかしたら、ご本人は大変だったかもしれませんが、そんなことを気にさせない位、プロジェクトに集中し取り組んでくれました。杉崎さんは、自己コントロールがとても上手で、毎日全力でやり遂げようとする姿には、私の方がエネルギーを分けてもらいました。

しかし、今回のプロジェクトで心残りなのは、期間中に完結できなかった事です。
これは、良かった面の裏返しでもあるのですが、進めていく中で想像以上にプロジェクトに広がりが出て来たことがあります。それは、インターン生と一緒にアイディアを出し作り上げて行った一つの成果でもありました。最終的に中途半端になってしまった作業がいくつかあり、今後の対応策も話し合えないままになってしまい、杉崎さんには、申し訳ない事をしてしまいました。やはり、社内にデスクワークの場所や直ぐに話せる環境があれば、もう少し効率的に仕事が進んだことは否めません。

そして最後に、今回の受け入れでの一番の成果についてです。それは、杉崎莉々さんと出会えた事だと思います。まず、月に東京での説明会で初めて会った時、魚が好きなのだと知りました。その後、魚めんを送って食べてもらい、気に入ってエントリーをしてくれたこと。銚子入りするまでに、様々な魚めん料理に挑戦して、しっかり意思をもって臨んでくれたこと。銚子生活での自炊中も、魚めんの料理を上達させようと努力してくれたこと。ご家族や親戚の方みんなで、魚めんの課題に向き合ってくださったこと。そして何より、杉崎さん自身が魚めんを大好きでいてくれたこと。知らない方が聞いたらピンとこないかもしれませんが、これは私にとっては奇跡で、そのことが私に勇気と希望を蘇らせてくれました。杉崎さん、本当にありがとう‼

今回のインターン生受け入れに参加し、多くの事を学ばせていただきました。ご協力、ご指導くださいましたたくさんの方々に、この場をおかりして感謝を申し上げます。ありがとうございました。

▼アクション宣言!▼
インターン生、杉崎莉々さんとの出会いを大切に育てていきたいです!

【有限会社ボーモ阿尾  取締役 阿尾希世美】