久しぶりの銚子円卓会議主催『まちづくりワークショップ』開催のお知らせです。
3月20日祝日の水曜日の午後から、二部構成で開催いたします
13:15 受付開始
13:30 開会~(第一部終了 ~14:30 第二部 14:45-15:55)
会場は、千葉科学大学(第一部 防災シミュレーションセンター、第二部 2101講義室)
テーマは「関係人口ってなんだろう?」です。

今回のゲスト講師のお一人、有馬 尚史さんは、銚子市内で知る人は知る!映像作家です。
これまで、銚子を舞台にした映画を2本、制作されています。
もっとも最近の作品が、2023年の春、ちょうど1年前に撮影し、この秋11月に完成した”ON STAGE”です。

制作には、銚子市、銚子市観光協会はじめ、民間企業の皆様、さまざまな市民の方々が協賛、協力されています。
有馬さんが愛する銚子の外川町を舞台に、死をテーマにしつつも、彼らしいユーモアと「人は、なぜ生きているんだっけ?」という問いが根底に流れ、見終わった後に不思議な心の落ち着きを感じる作品です。

銚子での試写会を終えて、有馬さんが12月末に向かったのが石川県珠洲市でした。
珠洲市には令和5年の5月にも震度6強の大きな地震がありました。
有馬さんは、地震から立ち上がる姿を描くドキュメンタリー映画を撮影するために、それまでも繰り返し珠洲市を訪れていたそうです。
そして1月1日。おだやかな元旦の風景を撮影している最中に、今度は震度7の能登半島地震がおきます。

6強と7という数字では全く表現できない。
この前とは全然ちがう経験したことのない揺れ。
珠洲の皆さんは口々にそうおっしゃっていたそうです。

有馬さんは、その日から避難所の運営に携わります。
水も、電気も、物資もなく、被災者自身が助け合い、避難所運営を担う時間の中で、あきらかに若く、冷静な判断ができ、体が動く有馬さんは、中心的な存在としてその日から14日間を、約800人が避難した蛸島小学校で過ごします。

情報の収集と整理、そして適切な発信。
多様な関係者との連絡調整。
避難されているご高齢の方からの頼まれごとと向き合い、過ごす時間。

一体、何を観て、何を思い行動していたのでしょう。

その後、行政職員として現地支援に入った銚子市危機管理室の根本さんは、偶然にも有馬さんが滞在していた蛸島小学校で支援活動を行います。住民ではないお二人それぞれの体験、その時に感じたこと、今、伝えたいことをうかがいます。

第一部、第二部と少々長丁場ではありますが、人生の正解を探すのではなく、忘れずにいることの大切さを思い出すような時間になるように思います。

お申込み、お問合せはお気軽に、メールまたはお電話で!
お名前、ご連絡先、そして同行される方がいらっしゃいましたら人数もお知らせください。


そして!
大変多くの方からお問合せをいただいておりました「OSUSOWAKEで支援できないのですか?」は今回、OSUSOWAKE夏備蓄とさせていただきました。
皆様、ご存じの通り、OSUSOWAKEでは、「もしも」のために「いつも」の時からコミュニケーションすることの大切にしており、パートナー地域以外へ、備蓄品を支援として送ることは想定しておりません。
今回は、有馬さん根本さんのご縁を紡ぎ、3月29日から7月10日までを募集期間とする特別な夏備蓄で支援したいと考えます。
まちづくりワークショップ当日には、詳細をお伝えできるよう、準備を進めております。

どうぞ一人でも多くの皆さまに、この機会へのご参加並びにOSUSOWAKEへのご参加をお願い申し上げます!

▶これまでお申込みいただいているOSUSOWAKE年間備蓄は、今回の夏備蓄には含みません。
▶今年11月までの年間備蓄も変わらず募集しています。自分のために、誰かのために。ぜひご参加ください。