2025まちづくりワークショップ vol2 を開催しました!

銚子円卓会議まちづくりワークショップ開催報告

1.事業趣旨

本ワークショップは、銚子円卓会議が進める市民自治の醸成に資する取り組みとして、多世代・多様な背景を持つ市民が「地域課題」をテーマに対話する機会を提供するものです。
 市民同士の学び合いを通してシチズンシップ教育を促進し、地域における協働の基盤を強化することを目的としています。
 今回は、市立銚子高等学校の生徒による発表と対話運営への参画を通じて、若い世代と地域社会との接点を創出することを重視し、対話テーマは公式サイト、SNSを通じて募集しました。
 尚、千葉科学大学危機管理学部 粕川 正光准教授から、高校生の発表への講評と対話を深めるご助言をいただきました。

2.実施概要

・実施日:2026年2月21日(土)14:00~16:00
・開催場所:銚子市立双葉小学校
・タイトル:「その課題、つながりでハックしよう!」
・テーマ:
 対話テーマ1▶膨大な量の竹の廃材、ずっとモヤモヤしています!((株)浜鈴総芸 社長 鈴木 浩之氏)
 対話テーマ2▶銚子市の投票率、もっとあげられないだろうか?(銚子市選挙管理委員会 委員 宮内 賢一氏)
・参加人数:37名

3.当日のプログラム(タイムスケジュール)

14:05(5分)はじめに /(一財)銚子円卓会議 代表理事 松岡明夫
14:10 (30分) 高校生プレゼンテーション

  • 「同情から共感へ」理想の共生社会に向けた活動報告_JRC部
  • IoT技術を活用した観光促進の提案_理数科
  • 銚子の漁業の魅力と課題、情報発信の必要性について_生徒会

14:40(5分)高校生プレゼンテーション講評と対話に向けて/千葉科学大学 危機管理学部 粕川 正光准教授

14:45(25分)世代別テーブルー対話1『膨大な量の竹の廃材活用』

15:10 (25分)世代混合テーブル対話2『人口減少と50代以下の低投票率について』

15:45(10分)アンケート記入~おわりに/(一財)銚子円卓会議 副代表理事 北村 卓


4.アンケート報告 回答数 28名/37名中 
89%が、自身の考えや感じ方に変化を実感
この結果は、参加者の内面的な変容を促す機会として機能
92%が肯定的評価
これは、安全でありながらも成長を伴う対話環境が形成されたことを示している
100%が視野の拡張を実感
対話型ワークショップとして極めて高い成果といえる
全員が関与意識の向上を実感
単なるイベントで終わらず、意識変容を伴う場となった
▶参加者の学び・気づき(自由記述の整理)
(1)世代間対話による視野の拡張

最も多く見られたのは、異なる世代・立場の人との対話によって視野が広がったという実感でした。

主な声:

  • 「世代や立場の違う人の意見を知り、より考えを深めることができた」
  • 「自分の知らない価値観や考え方に触れることができた」
  • 「普段関わることのない世代と直接話せる貴重な機会だった」
  • 「幅広い世代、職業の人と話せて参考になった」

これらの結果は、本ワークショップが、参加者同士の対話と相互作用を通じて学び合う、相互学習の場として有効に機能していたことを示しています。

2)高校生の主体性が場全体に好影響を与えた

多くの大人の参加者が、高校生の姿勢に強い印象を受けていることがわかります。

主な声:

  • 「高校生の課題意識の高さ、地域愛の強さを感じた」
  • 「高校生が思ったよりしっかりしていて安心した」
  • 「高校生が銚子の未来を真剣に考えていることを知った」
  • 「頑張っている学生が見られてよかった」

これは、若者の参加が、地域の対話主体として機能したことを示しています。

同時に高校生側からも:

  • 「大人と話すことで考えが深まった」
  • 「プレゼンや対話が今後に活かせそう」
  • 「地域社会への関心が高まった」

など、双方向の学習効果が確認されました。

3)政治・地域参加への関心の向上

対話を通じて、政治や地域課題を自分事として捉える意識が芽生えています。

主な声:

  • 「これから関わる政治について考えるきっかけになった」
  • 「投票率の問題について深く知ることができた」
  • 「地域の未来について自分事として考えた」
  • 「未来に目を向けて考えることができた」

特に、投票率の問題が若者の意識だけでなく、大人の姿勢や行動、制度の課題でもあるという認識が共有されています。

(4)対話そのものの価値への評価

多くの参加者が、対話の時間そのものを高く評価しています。

主な声:

  • 「学生と一つのテーマについて話す時間が貴重だった」
  • 「対話のおもしろさを実感した」
  • 「人とふれあうことの価値を強く感じた」
  • 「もっと多くの人と話したかった」

これらの意見は、継続的な対話の場への潜在的需要が高いことを示していると考えられます。

▶ 課題・改善・展開
(1)対話時間の拡充
  • 「もっと多くの人と話したかった」
  • 「テーマを絞って回数を増やしてほしい」

→ 対話への需要が供給を上回っている?

(2)継続的な関与の仕組み
  • 「もっと話し合いの場を作ってほしい」
  • 「LINEなどでボランティア案内をしてほしい」

→ 単発から継続参加への導線整備が必要

(3)テーマの深化
  • 総合計画の検証とこれから
  • 多世代でのシティプロモーション、シビックプライドとは、など。
  • 地域課題の共有と、解決に向けた資源の活用について

→ 政策や実装レベルへの発展的な可能性がある

本ワークショップは、世代を越えた対話を通じて参加者の視野を広げ、地域への関心を着実に高めるとともに、継続的に関わりたいという意欲を育む機会となっています。

特に、高校生の主体的な関与は、地域の未来を担う次世代の存在を明確に示すものであり、地域社会に新たな希望と可能性をもたらしてくれました。

今後も「まちづくりワークショップ」の継続的な開催、ならびに基本3事業の推進を通じて、市民自治の基盤形成と持続可能な地域社会の構築に向けた取り組みを着実に進めていきたいです!

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