

銚子円卓会議 まちづくりワークショップ開催報告
1.事業趣旨
本ワークショップは、銚子円卓会議が進める市民自治の醸成に資する取り組みとして、多世代・多様な背景を持つ市民が「地域課題」をテーマに対話する機会を提供するものです。
市民同士の学び合いを通してシチズンシップ教育を促進し、地域における協働の基盤を強化することを目的としています。
今回のテーマは市民からの提案に基づき「みんなで考えよう どうぶつと人間のいいくらし」とし、協働のまちづくりをテーマとする地域おこし協力隊 大貫周子さんが企画立案者をサポートする『市民企画・運営型』といたしました。野良猫・捨て猫の課題やTNR活動(捕獲・不妊手術・元の場所へ戻す活動)について理解を深め、参加者一人ひとりが「気づく」「方法を知る」「行動できる」段階へと進むことを目標としています。
尚、小沼守特担教授はじめ、千葉科学大学危機管理学部動物危機管理学科の諸先生方より、ご助言、ご協力をいただきました。
2.実施概要
- 実施日:2025年9月23日(火・祝)14:00~16:00
- 開催場所:銚子市勤労コミュニティセンター2階
- タイトル:「緊急!動物事件簿 君は解決できるか」
- テーマ:地域にいる動物、捨て猫、野良猫
- 企画立案・当日運営:平山 幸子さん
- 参加者数:21名
3.広報方法
- SNS活用等による開催案内など
- 三中・四中学区町内会長へ案内(84軒)


4.協力団体・展示コーナー
ワークショップ会場内に展示コーナーを設け、地域や近隣で活動する団体の取り組みを紹介する。
- 神栖わんにゃんレスキューOHANA:犬猫保護活動、適正飼養啓発
- いながき動物病院:飼い主のいない犬猫への不妊手術活動
- LOVE&HAND:保護猫シェルター運営 活動報告パネル掲示





当日のプログラム(タイムスケジュール)
14:00(5分) オープニング
14:05(5分) アイスブレイクー自己紹介「となりのどうぶつ」
14:10(10分) どうぶつクイズ
14:20(40分) どうぶつクロスロード「緊急!動物事件簿 君は解決できるか」
・スクリーンで事例提示
・YES/NO を選び、グループ討議
・問題点をワークシートに整理
15:00(10分) 休憩・交流Time
15:10(20分) グループ発表
15:30(15分) 保護活動現場の実例紹介
15:45(10分) ふりかえり・アンケート記入
15:55(5分) おわりの挨拶
16:00 終了



【アンケートより】―協働の未来に向けて
回答数19/21
(同様の内容の意見等についてはまとめています。)
1 一番よかった項目はどれですか?
▶どうぶつ〇×クイズ (1)
理由:〇×クイズでチェックインする流れはとても良かった。
▶どうぶつクロスロード (10)
理由:色々な立場の方と意見を交わすことできたから。自分とは違った意見をきいたり、知らなかったことを教えてもらえたりして貴重な体験でした。
正解のない保護活動。どこまでが可能なのか、自分自身、改めて問える時間でした。
▶ワーク発表 (3)
理由:グループごとに同じ議題に対して、異なる意見が出たので、色々な考えが聞けてためになった。
▶保護活動の実例紹介 (3)
理由:今まで曖昧だった保護活動の実態がより具体的になったため。
▶展示物 (2)
理由:私は保育士で、子供たちの教育で動物とふれあいを持たせる事は出来ないか考えています。その中で、展示物にあるような教育委活動はとてもいいと感じました。
2 今回のワークショップで、特に印象に残ったことはなんですか?
・保護された犬・猫の数
・高校生が、動物愛護について、自分の考えを持ち、しっかりと発言している姿
・動物クロスロードで議論をしたこと。議論自体、自分の考えを深め、広くしてくれるもので、立場の違う人間同士では異なる意見もあり、同じ意見であっても視点が違うなどがあり、自分の考えを新たに発見することができた。・猫島、うさぎ島の話で、動物を取り巻く人間関係が、政治や商業、倫理的に分かれているのが印象に残った。
・エサをあげるのも人間のエゴで、あげないのも人間のエゴという発言が印象に残りました。
・保護猫活動の現状
・猫は交尾したらほぼ確実に妊娠してしまうということ
・小沼先生のまとめのお話。質問の回答だけでなく、そこに関連した内容など幅広い話を聞くことができて、関心が深まりました。
・はい・いいえ、だけではないところを、ディスカッションさせる流れが良かったです。
・先のことを考えて、動物を飼わなくてはいけない、ということ。
・保護活動のももかさんの話を聞いて、子猫を助けるために最善をつくしても、救えなかった悲しさが伝わり、胸がいたんだ。
・高校生の考えがしっかりしていて、動物と共存する未来が明るそうでうれしかった。
3 関心をもったこと、もっと知りたいと思ったことがあれば教えてください。
・犬やネコの保護への取り組み
・どうしたら保護される動物たちを減らすことができるのか。どういう活動がそれにつながるのか考えてみたい。
・野生ネコをどう地域と関わらせていくか。
・地域の人達の考え方を調査してみたいです。
・活動費の確保をどのようにするべきか。
・ペット同伴避難場所。TNR活動。
・行政としてどうすれば良いのか?どうしたら行政が動いてくれるのか?
・保護犬、保護猫活動は、今でこそテレビ等、メディアで人の目に触れる機会が増えたが、人の意識は中々変わらないもので、どうすればそういった人の意識が変わるだろうかと思った。
4 本日の感想を自由に記入してください。
・このようなイベントに参加したいと思う学生を1人でも多く育てていきたいと思っています。
・実際の保護されている犬や猫の写真をみて、自分は何も知らなかったのだと感じた。
・将来、子供たちに動物(命)について教えられる場をつくれる教育者になりたいです。現代社会、命について見つめる時間が少なすぎます。
・人々の考えは、ひとつにまとめることはできないし、する必要も無いとは思うが、それとは別に正しい意見は存在するもので、それを軸にはみ出ることなく、人間が考えられたら良いと思った。こういったことに参加すると、人間の傲慢さや自分本位な考えが(勿論、各々の背景もあるとは思うが)明け透けになってしまう。それを受け止め、改善することができれば、どんなに良いかと考えてしまう。
・すばらしい会なので、もっとPRをした方がよいと思う。銚子市役所で働いている私の友人の両親も、この会を知らなかったので、まだまだPRの余地はあると思う。
・銚子、神栖の現状を知ったからには何かしらのアクションをおこす!
・私は動物を飼ったことがないので、動物とふれあう機会自体は少ないです。そのため、自分の住む地域でもこうして動物保護活動が実際に行われているということを知らなかったです。こういった側面もあるのだということを今日知ることができて良かったです。
・今まで、犬やネコが多くなっていて、保護しきれなくなっていることは知っていましたが、今日の話でまだまだ知らないことがたくさんありました。私自身も、このような情報を周りの人にも伝えていきたいなと思いました。
・保護犬・猫活動が、どこかテレビの中の遠くに感じていたのですが、身近に自分事に捉えられる程に有意義な楽しい時間でした。もっと多くの高校生がこれからも参加できたらいいなと思いました。ありがとうございました!

